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39 竹林日記 「エコツアー第7陣とシイタケ榾木の菌打ち開始」 

 2014.04.28(月) 山本 律

 

竹林日記  「エコツアー第7陣とシイタケ榾木の菌打ち開始」  2014・04・28(月) 曇り

 参加者:荒木、稲岡、稲岡(喜)、大西、梶原、川路、世良田、高橋、塚崎、野本、松本、山本。 [12名]

 訪問者:ダイハツたけのこレディース3 2名 (稲岡さんの紹介)



 乙女の丘に、まっ黒な筍が林立しているのを見て驚いた。いくら黒くても食べて食べられないことはないが、これだけたくさん生えていては、とても食べきれない。
 カメラを胸にかけた稲岡さんが「黒いたけのこがこんなに出ているのを見たら、写真を撮るのもうんざりする」とこぼしている。
 それでも贈り物用の注文がまだ残っているし、メンバーへの配分もあるから比較的ましなのを選んで掘った。

 前回(26日・土)は、私(山本)が友人の葬儀に列席したので、竹林日記を稲岡さんが書いてくださったが、その中にミーティングでの結論として
 ・食べない筍は掘らない
 ・地表に出てしまった筍は、親竹選定時に切り倒す
 ・掘った筍は、贈り物用以外は参加者に有料で分配する
というのがあった。
 これは名案だと思う。自分がほしい分を掘りたいだけ掘って持って帰る「掘り得」では何のための竹林作業かわからないことになる。

 常々思っていることは、私たちが竹林に入ることになったそもそもの動機、理由は、放置竹林の整備だということである。
 竹林を整備すれば筍が出るのは当然だから、作業に従事したメンバーがいわば報酬として筍の分配を受ける。
 竹林の整備と筍の分配は優劣のつけられない同時並行の関係にある。それをつねに念頭に置いて作業をすればよい、というより作業をするべきではないだろうか。



 先日亡くなった私の友人は、私よりはるかに重症の結核患者だった。それが、間もなく90歳になるという、
 健康な人でも天寿を全うしたといってよいほど長生きをしている。
 彼の奥さんも、右肺の部分切除をしたほどの結核を患っているが、昨年90歳で亡くなっている。
 冥土で顔を合わせて、またいっしょになれたね、と言っているのではないか。
 この1年間で、かつて結核を患った私の仲間が3人亡くなっている。みな90歳で。
 あとに残った友人の中での最年長は私である。「次はおれの番やな」と言うと、「齢からいうたらそうやな」と言った仲間がいた。
 さすがにタバコを吸う者は私以外にいないが、高齢者検診を受けても「山本さんの年齢で、こんなにデータがきれいにそろうのは稀ですよ」と言われる。ケ セラセラ、なるようになる、が私の人生観である。


                                    山 本 律


 昨夜、竹林日記を書こうとすると ”internet explorerでは表示できません”というメッセージが入って、PCが動かなくなった。今日も朝から何回試しても同じメッセージしか出ない。
 思案に余って、稲岡さんに事の次第を伝えると、「アダプターとモデム(だったと思う)の電源を落してみて ください」とのことだった。
 私は何のことかわからなくて、娘に言うと、どこかの電源を切ったみたいで、10分ほど経ってPCのスイッチを入れると画面が出た。稲岡さんありがとうございました。
 というわけで、竹林日記がいまごろになった次第です。


                   山 本 律


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【本日の竹林風景】 ~Inaoka

 今日は残念ですが、お一人が退校されることになりました。竹ボウキの製作等で長い間貢献頂きありがとうございました。タケノコの伝統栽培の継承(活動維持)に共感を頂けず、残念な結果となりました。

 エコツアーは私の現役時代の会社の同僚の女性グループです。「りっぱな筍で嬉しかった」とか。この時期では深い地下茎から出てくる大きいタケノコで我慢頂くしかありません。美味しさは変わりませんのでご安心下さい。

 前回より、地上に出てしまったタケノコが大きくなり、数もさらに増えて竹林の風景が変わってきました。タケノコの季節の終わりが近づいてきました。


・たけのこレディス3のお二人と(余計な)+1のツーショットです♪
・エコツアーの精算中です


・榾木への菌打ち作業を始めました。今月中に終わらせたいとかで、猛スピードで飛ばしています。


・通称「稲岡畑」に巨大たけのこが・・・
・会員のホリ風景です
 【おまけです】
・天満宮のキリシマツツジが満開です



・天満宮境内の焼たけのこ売り場の
 行列。一串300円!

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