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29 竹林日記   「入学式」 

 2016.04.11 (月) 稲岡利春

 

 竹林日記  「入学式」  2016・04・11(月) 晴

参加者 :あいこ、荒木、稲岡、えいこ、きみこ、窪田、世良田、高橋、
      ちづこ、塚崎、野本、みちこ、むつこ、もとめ      〔計 14名〕
エコツアー:ドン吞の会 〔計 9名〕


 今日は長岡第5小学校の登校時のあいさつ・交通安全指導のため、地域の小学生に同行しました。その後、長岡第4中学校の入学式に参列しました。その前の8日(金)にも7年ぶりにスーツとネクタイで決め、長岡第5小学校の入学式に招かれて参列しました。
 会社人間でしたので、自分の子供も孫の入学・卒業式にも行ったことがないのに・・・。ちょっと複雑です。

 小学校の新入生はほんとに可愛いです。お母さんが大きくなることを予想してか、ちょっと大きめの服を着ています(袖が長い)。来賓や私の「ご入学おめでとうございます。」にそのたびに全員で「ありがとうございます。」とお返しします。予行演習もしていないはずですし、じっと座っている事もおぼつかないのに感動しました。

 中学生の新入生もまだ小学生の様で可愛いです。小学生より高度な教育を受けることが出来、自分の進路を固めていくのが中学生だと訓示されていました。私も小学生の頃は天文学者に憧れていました。さだまさしの曲にこんなのがありました・・・。中学になって、飛行機への関心が高まり、航空雑誌の飛行機の3面図を収集したり、技術家庭で学んだ機械製図の知識と道具で、図面をトレースしたりしていたことを思い出しました。結局、自動車の設計に係わることになるのですが、中学って希望を膨らませるところだったと改めて思いました。強制されることを嫌がり出すのもこの頃でしたね。懐かしい~。
 この頃を思い出すときりが無いので、竹林に戻ります。


 中学の入学式が10時30頃終了したので、特急でいつもの作業着に着替え、竹林に向かいました。
 竹林に着くと、「早く掘ってー!」と女性の声。パワーのある掘り手の野本さんや荒木さん達が頑張っておられましたが、「掘っても掘っても追いつかない!」と悲鳴を上げています。

 私も今日はツルハシを持たず、ホリだけで作業に入りました。地下茎が深くなっているのでツルハシだと大量に土を掘り起こさねばなりません。ホリでタケノコの周囲の土を緩め、地下茎を探します。ここまでは良いのですが、根を切るには、斜めにホリを入れる必要があるので、随分離れたところから狙います。それでこの地方独特の細長いホリが生まれたことが実感出来ます。まだ未熟ですが、押さえ処が分りつつあります。それでも周囲の土を充分に緩めてもビクッともしない巨大タケノコにはまいってしまいます。まだまだホリは深いです。


 掘り手が少なかったせいか、私が11時過ぎに竹林に到着してもまだホリが2本も残っていました。
 それでも収穫量は前回より少ないもののエコツアー分をいれて150kg超!となりました。1級品合格率も50%を超えています。スゴイです。頑張りすぎて、寝込まないようお願いします。
 暫く、この収穫が続きそうです。予想通りの豊作かも。長岡天満宮の表参道沿いのお店のタケノコの少し値下がりしてきたような・・・。


                   稲岡利春


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【本日の竹林風景】 ~Inaoka

 遅れて竹林に入ったので、写真はこれだけです。

・女性達も総出でタケノコ掘りです
・こちらはエコツアーの皆様です。
 すでに一息付かれていました。
・集荷場に次々とタケノコが・・・

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【あっという間に掲載する時期を失した桜の写真】~Inaoka

 4/4(月)の満開時期の桜です。

・背割り堤(太閤堤)の桜 です。1.4km!も桜のトンネルが続きます。すでに花びらが落ち始めていました。


・こちらはお隣りの長法稲荷の桜です

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