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53 竹林日記   「なんと5人目の入会者です!」 

 2016.06.22(水) 稲岡利春

 

 竹林日記  「なんと5人目の入会者です!」  2016・06・22(水) 曇り

参加者:東、荒木、稲岡、きみこ、小椋、世良田、高橋、谷口(新人)、塚崎、野本 〔計 10名〕
訪問者:紋殊殿(1名)


 新人の谷口さんは水曜日に見学・体験入学と2回参加された方です。なんと今年はこれで5人目です。将来が少し明るくなってきました。

 今日はこらさ竹林に行く前にミーティングから入りました。
 7月13日(水)の茨木高校の入山対応について話をしました。約80名(生徒70名、先生13名)も来られるので、スタッフ不足を市役所から応援頂き、ヘルメット・ノコギリも借用頂くことを世良田さんが申し入れているとのことでした。地元の生徒さんでは無いですが、協力頂けるとのことで、市役所に感謝しなければなりません。
 約80名という初めての受け入れ人数のため、当日までに作業分担とタイムスケジュールの立案、作業場所、伐採竹・枝の置き場の決定、運動靴で来る生徒のために斜面の階段を作ることや竹の学校の出席人数の確認が必要であることを打ち合わせました。
 京の七夕(8月)への竹・枝の供給依頼が例年通りきているので、余り作業負担にならない程度の量で入札します。今年は環境の都と軽トラックを共有していますので、レンタカーが不要です。経費が減りますので少し入札競争力が上がりそうです。
 小椋さんから、会計監査終了と会計報告を頂きました。事業報告書の分類にある伐採竹の有効活用について、今回の活動計算書にも伐採竹の有効活用分を明示することになりました。事業報告書完成後、経費のすり合わせをします。

 こらさ竹林で、紋殊さんがφ40×4mの真竹を約50本引き取りに来られましたので、その積み込みをしました。合わせて竹炭に使えるとはいえ、竹の学校では消却するするしかない古い伐採竹も数10本持って帰って頂きました。お礼も頂き恐縮です。

 わずかな作業時間になってしまいましたが、荒木さん達は早速階段を作り始めました。谷口さんと私は1本でも伐ろうとこらさ竹林の奥に入りました。1本のつもりが竹が絡み合い、結局4本も伐るはめに・・・。今年一番汗を掻きました。下着までびっしょりです。
 ツルハシを現場に忘れてきたのを、後で気が付きましたが「誰も盗らん」やろ」ということになり、斜面を再び上るのも嫌だし、次回に回収しようということにしましたが、イノシシがツルハシを持って襲ってきたらどうしましょう・・・。


 参院選が公示されました。HPでは政治的公平であるべきですが、これだけは書かないとおられません。
 前回の選挙で経済重視政策で多数の議席を確保した某政党は、特定秘密防止法や安保関連法案を憲法解釈だけで通しました。憲法改変(9条)が目的であることは公知の事実であるにかかわらず、今回の選挙では隠しています。これらの改憲政党に2/3議席を与えてはいけません。必ず改憲の方向に走ります。
 いろんな日常生活の改善はどの政党も公約に挙げていますので、このレベルに騙されてはいけません。選ぶべきは子供や孫の時代に戦争を体験させることのないようにするのが一番大切です。
 戦前の日本に反省を求めながら、戦前の日本のように軍拡を進めている時代錯誤の隣国がありますが、子供の喧嘩ではないのですから冷静にならねばなりません。
 私は「戦争を知らない子供達」の団塊世代です。戦地から帰られた先生方や近所のおじさん・おばさん達に戦争は絶対にしてはいけないと教えられました。日本の全方位外交と平和憲法は今でも誇りに思います。21世紀の政治家達は20世紀の政治家達を超えなければいけないのに、逆行していると思うのは私だけでしょうか?改憲政党に2/3議席を与える結果もありえますが、21世紀の平和を担う国民になれなかったということにならないことを祈ります。


                   稲岡利春


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【本日の竹林風景】 ~Inaoka

 今日は真竹と古伐採竹の引き渡しです。

・こらさ事務所の裏側でフェンス越しに積み込みました
・積込み完了です。ヨシ!

・一番目の斜面の階段工事を開始

・作業の終了です。湿度も高くぐったりです。お疲れ様。





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