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82 竹林日記   「第40回全国育樹祭と竹あそび後片付け」 

 2016.10.09 (水) 稲岡利春

 

 竹林日記  「第40回全国育樹祭と竹あそび後片付け」  2016・10・09(水) 雨→曇→晴

参加者 育樹祭 :稲岡・世良田  〔計 2名〕
      竹あそび後片付け:東、荒木、梶原、髙橋、野本 〔計 5名〕

〔育樹祭〕
 昨夜の竹あそびの後片付けで夜遅くなりましたが、何とか竹あそびのホームページだけでもと頑張りましたが、昼間飲めなかったビールを飲んだせいかあえなく未完成でダウン。
 今朝は5時半起きで、半分夢見心地のまま、雨の中、「府民の森 ひよし」の第40回全国育樹祭に参加するため、6時10分に市役所に集合しました。世良田さんも私より疲れているはずですが、すでに準備されたバスに乗っていました。皇太子殿下が来られるためセキュリティが厳しく、参加者の登録はもちろん参加許可証、顔写真の付いた本人確認用の証明書(運転免許証)を提示、府が準備した指定バスでしか入場が出来ません。到着すると府外・府内から集まってくるバスが良く分りませんが100台以上もあり、2時間の間に時間をずらして入場いたようです。それでも10台ぐらいの入場待ち渋滞となりました。

 バスから降りる前に、さらにリストバンド、IDナンバーと指定バスNo.の入った名札、参加者の目印と思われるグリーンのマフラーが配られ、身に付けます。雨でも傘の持ち込みは禁止で、そのかわりビニールの雨具も配られます。
 至れり尽くせりですが、堅苦しさが伝わってきます。何より「平服で」とありましたので、作業服ではなく、何年か忘れるほど前に着たスーツ(サマースーツというのがありました)と1枚しかない白いシャツ(冠婚葬祭用)を着てネクタイをしめたせいかもしれませんが・・・。
 入場です。雨は上がっていましたが、直前までの雨でぐちゅぐちゅ?の芝生とドロドロの歩道でしたので、ズボンの裾は汚れましたが、革靴に見えそうな黒いウォーキングシューズ(フォーマルっぽいのはこれしかない・・・)でしたので大丈夫でした。


 肝心の育樹祭の方は、完璧なタイムスケジュール通り、9時40分からのプロローグ(京都丹波太鼓団の開演ふれ太鼓、福知山踊振興会の福知山音頭、茂山家の狂言「柿山伏」など)のあと、10時30分頃に皇太子様が御着、国旗と拍手でお迎えのあと式典が始まりました。開会のことばの後、緑の少年団が三旗を持って入場行進といろいろ続き、殿下のおことばを賜り、緑化等功労者表彰となりました。
 全国緑の少年団活動発表大会入賞団体、全国育樹活動コンクール入賞者個人部と団体の部、「ふれあいの森づくり」入賞者の一斉受賞式のあと、いよいよ京都府緑化等功労者知事感謝状の授与式です。

 授与式は、①森を守り育てる部門4個人・6団体、②森の恵みを生かす部門7個人・7団体、③森を支える部門5個人・5団体、➃森と向き合うモデルフォレスト運動部門11団体、⑤森の京都と木の文化の発信部門3個人・5団体の内、個人の部と団体の部の各々1代表が受領されました。
 長岡京市関係は団体代表受領された➃の「サントリーフォールディングス株式会社」と③の「長岡京市里山再生市民フォーラム」と②の私達「特定非営利活動法人 竹の学校」の3団体でした。
 長い間の活動に対する感謝状と伺っております。今後の高齢化するボランティア活動の励みになりますので、素直に喜びたいと思いますが、行政にはさらなる活動しやすい環境作りを期待したいと思います。
 どういう訳か、授与式に参加したはずなのに、感謝状を頂いておりませんし、いつ頂けるのかも伺っておりません・・・。

 式典のあとはメインテーマアトラクション(普通は見られない祇園甲部芸妓連中の祇園「手打」や京都市森林組合の北山杉の枝打ち実演等)が続きましたが、内容は省略します。次期開催県知事あいさつ、閉会のことばと続き、12時ごろ皇太子殿下の御発となりました。緑の少年団の子供達一人づつに優しそうにお声を掛けられている様子が、天皇陛下のお姿と重なりました。


 さらにエピローグで特別ゲストの出演(ヴァイオリニスト松尾依里佳、ザイラーピアノデュオさん等)が続いたあと、13時20分から順次バス乗車の案内です。5分に5台ずつ案I内されます。私たちは13番目のグループ(85台目位)でしたので14時30分頃の出発となりました。待ち時間に昼食の育樹祭専用パッケージのお品書き付き(高そう)のお弁当を頂きました。

〔竹あそび後片付け〕~野本さんより
 10時半に野本さん達が、長岡公園の梅が丘入口付近に集合して、昨夜袋詰めした竹筒やブルーシート、ポリタンク、木ハンマー、養生テープや両面テープ、テーブルタップ等を軽トラックに積み込む準備をされました。遅くとも11時頃に来るという本部の軽トラックがなかなか来ず、若干のトラブルがあったようですが、その軽トラックを荒木さんが運転して、竹の学校へ持ち帰られたとのことです。他グループの竹筒も持ち帰りしたため、梶原さんの軽バンには竹の学校の備品等も搭載して頂き、竹筒は焼却か炭作りに使うため、こらさ竹林に荷降ろしして無事終了されたとのことです。
 連日の竹あそびの対応、お疲れ様でした。

 それからテーマの灯り3体の行方はどうなるのでしょか。取りあえずは観光協会が使うということで、グランドに置いたままになっていますとのこと。竹あそび友の会・立命館グループには後の処理を問い合わせているのですが・・・。


〔連絡〕~
変更です!
 今週10月12日(水)は城陽方面に稲藁を貰いに行きますと連絡しましたが、
延期します。
 雨が続いたため、城陽市、奈良法隆寺も作業が遅れており、稲刈りが終わっていないとのことで、一週間遅れる見込みです。急な連絡で申し訳ありませんが、よろしくお願いします。



                   稲岡利春


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【本日の風景】 ~Inaoka
 今日は育樹祭の写真ですが、最前列での撮影といってもガラケーのカメラのズームではお見苦しかったですが、世良田さんから撮影写真が届きましたので、数枚を除き差し替え・追加しました。

→京都新聞の記事へのリンクはこちら


・皇太子殿下のおことばです。
 皆様の白い着物は支給のカッパです。

・北山杉の枝の枝打ち実演です。
・北山杉の丸太磨きの実演です

・祇園「手打」と紹介されました。普段は見ることが無いそうです。

・最後の林業後継者などの誓いの言葉です

・茂山家の狂言「柿山伏」
・釿(ちょうな)始め
・ヴァイオリニスト松尾依里佳さん

・世良田さんと稲岡です。最前列ならではの写真ですね。
・スクリーンの皇太子殿下と緑の少年団



〔京都府緑化等功労者 長岡京市関係団体抜粋〕

〔感謝状〕 10/22にようやく事務所(こらさ)に届きました


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