竹の学校Top へ戻る
 List Back  Next 


 

88 竹林日記   「土入れが迫るけど、したいことが一杯」 

 2016.10.29(土) 稲岡利春

 

 竹林日記  「土入れが迫るけど、したいことが一杯」  2016・10・29(土) 晴

参加者:あいこ、東、荒木、稲岡、梶原、きみこ、窪田、世良田、
             髙橋、竹内、ちづこ、野本、もとめ、ゆりこ 〔計 14名〕
訪問者:谷田自治会 瀬尾さん、渡辺畳店さん

 良い気候になってきました。いろんな作業をしても、汗をかかなくなってきました。前回、法隆寺の分が少し残っていますが、ワラ運びが終わりました。半分位自転車置き場に一時置きしていますので、早くワラ敷きをするために、太陽の丘の追肥を一気にやりたいところでしたが・・・。

 バックフォーの入る土入れは来月末ですし、その前の11月19日(土)の環境フェア迄、少し余裕がありますので、やりたかったこと、やりかけのものが気になっていたようです。太陽の丘の追肥は私を含め約3名で、後は、本日の竹林風景の写真を参照いただくとわかりますが、色々しています。

 荒木さん達は、集荷場の屋根のトユを直していますが、これはトユから雨水タンクに大切な水を貯めていますので、早く直したかったようです。髙橋さんが女性達にイチゴ苗をご提供されていました。これは竹林では育ちませんよね。

 もとめさん達は、環境フェア用の竹の苗ポッドに仕上げの苔を入れています。苔は竹林内の北向きの壁のあちこちにたくさんありますが、竹の苗ポッドの付加価値を高めますね。お土産(竹林からの贈り物)ですので、付加価値を付けても儲かりませんが、作る人のこだわりを感じます。

 竹内さんは、雨の度に集荷場前の坂道の土が削られていくので、配水側溝を設けています。世良田さんは涼しくなり、腰が痛くなった様子で、伐採や伐採竹の焼却等いろいろされていますが、カブトムシの幼虫の採集で一息ついていたような・・・。大小各2匹採れたそうで、お孫さん用でしょうね。

 川路さん達には、乙女の丘の西竹林(焼却場北側)のワラ敷きのあと、伐採古竹の引取りの協力頂いている紋珠さんに提供する竹枝の束ねと乙女の丘の追肥等をしていただきました。お疲れ様です。

 隣町の谷田自治会さんから、物置の移動に下に敷いて滑らせるために使う竹が欲しいとの依頼があり、3mに切った竹を7本提供しました。11時に引取りに来られたのは、キヌガサダケの写真等を撮られている瀬尾さんと渡辺畳店さんでした。竹を使った後は、年末の餅つきに使うとのことで、再度焼却に引き取る必要がないので、ありがたいです。
 世良田さんが畳屋さんに古畳を頂きました。ナイロン糸を使っているので、ばらしが難しいのでワラに使うには不向きとのことでしたが、放置しておくと朽ちてカブトムシの巣になるのでいただいたのでしょうか。

 最後は、野本さんが今年育てた自然薯の収穫です。お裾分けを頂くために女性達もショベルを使って掘りだしていました。お好み焼きに入れると良いということで、私の家では久しぶりにお好み焼きの夕食となりました。ふかふかして美味しかったです。

〔お知らせ〕
 市役所から、平成28年11月19日土曜日、第8回長岡京市環境フェアで、「長岡京市“環境の都”賞」を受賞いただけるとのの連絡がありました。
 これは、長岡京市環境都市宣言の趣旨に基づき、長岡京市の豊かな環境を守り、自然と共生する持続可能なまちづくりに貢献した個人や団体、事業者を顕彰するものだそうです。
 放置竹林の整備と、美しく手入れされた伝統栽培によるタケノコ畑の管理や、環境フェア・竹あそびへの参加等の皆様の活動が評価されたものと思います。
 京都府緑化等功労者感謝状に続いての表彰で、長く活動を続けてきた皆様へのご褒美で、誇らしいです。


                   稲岡利春


=================================================
【本日の竹林風景】 ~Inaoka

 土入れが迫る中、いろんなことをしています。良い雰囲気で~す。写真が多くなります。

・集荷場の屋根のトユを修理中です
・イチゴ苗の品評会?
・竹の苗ポッドに苔を入れています

・苔は竹林の北向き壁にたくさんあります

・太陽の丘の追肥です
・通路に排水溝を設けています

・たい肥場(若竹捨て場)でカブトムシの幼虫を採集中(お孫さん用かな)
・谷田自治会さんに竹の提供です

・伐採古竹の引取りを協力頂いている紋珠さんに提供用の竹枝を束ね中


・こちらは作業終了後の自然薯の収穫です。やはり女性が集まります。
・収穫した自然薯です



TOP     List Back  Next