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99 竹林日記   「初めてのドンボ集材」 

 2016.12.07 (水) 稲岡利春

 

 竹林日記  「初めてのドンボ集材」  2016・12・07(水) 晴

参加者 :荒木、稲岡、梶原、髙橋、世良田 〔計 5名〕


 今日は、初めてのドンボ集材に対応します。伐採竹を2.2mにカットしたものを引き取って(買い上げて)貰い、それを竹チップにします。昨年まではタケノコ農家の伐採竹のみが対象だったのですが、今年は本来の目的通り、竹林整備ボランティア団体もJAに口座を開く必要がありましたが、受け付けて貰えることになりました。ようやく「長岡京の美しい竹林を守る活動」と呼べるようになりました。

 ドンボ集材の受付期間は12/6(火)~10(土)迄ということですので、竹の学校の活動日と重なるのは今日(12/7)と週末の土曜日(12/10)の2日だけです。それで、今日は初めてのドンボ集材ということになりました。
 9時に登校すると、すでに私以外のメンバーが軽トラックにドンボを積み始めていました。買い取り価格は車両の最大積載量で250円/台ということですので、約350kg積み込む必要があります。11月30日の竹林日記の通り4kg/1本として90本ずつ積み込むことにしました。軽トラックの荷箱より30cm位高い程度で、やや積載量に不安がありましたが、RRスプリングの撓み量と、世良田さんが前日に見たドンボ集材現場に入るトラックの積載状況から、まずOKと判断、9:20頃、荒木さんと第1回目の出発をしました。
 JAの乙訓ライスセンターに到着するとまだ門が閉まっています。調べるとなんと10時からとなっています。市役所でも8:30からなのに(失礼!)、と思いながら出直ししました。再度10時ジャストに着くと門は開いていましたが、すでに先客が4台も・・・。先客が降ろすのを待って、ようやく竹の学校の番です。1回目の集材を申告して、荒木さんと急いでドンボを降ろしてトンボ帰りです!2回目は高橋さん、3回目は梶原さん、4回目は世良田さんと出荷、多人数作業を誇示(何の意味があるのかな?)しました。2回目以降は、待ち時間なしで集材を受け付けて貰えたので、12時過ぎに4回の出荷でA竹林に準備したドンボが全て無くなりました。4回目は75本でしたが、一台分で受け付けて貰いました。

 11月30日の竹林日記の推定本数300本に対し、90×3+75=345本でした。結局4杯の出荷となり、口座開設料の目標1000円を達成。午前中働いた5人の稼ぎは200円/人となり、不採算業務であることは確実ですが、燃やすよりは地球に優しいので、と信じることにします。(本当は軽トラックの走行距離20kmやチェンソーや竹チッパーの燃料消費量を考えると?ですが・・・考えないことにします。燃やすよりは楽に大量に処理できますので。)

 10日(土)はこらさ竹林のドンボも搬出予定です。ライスセンターを観たい方は、ご参加下さい。


                   稲岡利春


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【本日の竹林風景】 ~Inaoka

 今日はドンボ集材の写真です。

・第1回目の積み込みです
・第1回目のドンボ降ろしです
・JAの乙訓ライスセンターです

・2回目の積み込みです
・2回目のドンボ降ろしです
・3回目の積み込みです

・最後(4回目)の積込みです。
 置き場のドンボがすっかり無くなりました。
・ ハッとする北入口の階段のモミジの黄葉?です。


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