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53 竹林日記   「梅雨らしくない作業日と理事会」 

 2017.06.14(水) 稲岡利春

 

 竹林日記  「梅雨らしくない作業日と理事会」  2017・06・14(水) 晴

参加者:東、荒木、稲岡、梶原、きみこ、窪田、小林、
     世良田、さとみ、高橋、竹内、塚崎、辻井、野本 〔計 14名〕
午後の理事会:稲岡、世良田、さとみ、高橋、野本、もとめ 〔計 6名〕


 梅雨入りしているのに良い天気です。しかも日差しが強いのに爽やかな風です。余りに快適なお天気が続くので、昨年の竹林日記を見ましたが、6月の始めは「夏を予感させる天候になってきました。先が思いやられます。」とありました。6月の作業日も一時小雨の日が1日あっただけで、ほとんど晴だったようです。やはり昨年は暑かったようですが、雨が降らないのは今年とあまり変わらなかったのではと思います。

 A竹林では追肥作業を継続しています。
 こらさ竹林では茨木高校生の伐採準備のため、荒木さん達は伐採環境整備に北奥地区に入りました。4mの竹材を約15本玉切り出来たとのことでした。
 枯竹の焼却もしています。いくら風が爽やかといっても、暑いです。お疲れ様です。
 私達は前回、ガラシャ祭りの総会のため早退したので、気になっていたこらさ竹林の南東の道路側に倒れれそうな竹や枯竹を伐りに行きました。

 広場の東の端の坂の始まる付近の、電線に架かりそうな枯竹数本を伐るだけと軽い気持ちで、作業始めましたが、この作業道路の下側付近は、こらさ竹林の管理を始めてから一度も伐採していないので、目的の竹の所に行けません。作業スペース、竹の倒すスペースの確保等で、結局3本の枯竹のために細い真竹を含めその5倍位も青竹を伐りました。おかげで山のような掃った枝が積み上げられて行きます。おかげで、4mの竹材を6本程度玉切り出来ました。
 かなり伐ったのでスッキリしたはずですが、高橋さんは「この努力、見る人が見ても解らんでしょうね」と思われたようです。道路側から見ればきっと分って貰えるはず。

 枯竹1本伐るのも、電線・道路側に倒れないようロープを使いますが、竹が密集して枝が絡んでいるので、竹が倒れません。山側に引きずり出せませんので、奥の手のだるま落としで、ロープを掛けたまま下から1m位切って、竹を短くしていきます。大抵は1回程度で、枝同志の絡まりが外れますが、今回は4回も切りました。密集した竹林の中で、特定の竹を伐るのは非効率です。手前から順番に間伐していくのが良いですが、道路に倒れたり、倒れそうな竹を処理しなければならないこともありますので、それなりに時間がかかる事を覚悟しなくてはなりません。


 午後の理事会は7月22日(土)の総会用の資料作成の打合せをしました。概略内容は以下の通り。
 事業報告は「放置竹林整備事業」「伐採竹の有効活用」「たけのこ伝統栽培の保存継承」「地域活動/竹工芸・竹林のオープン」について、各担当理事が原案を7月7日(金)までに、稲岡にメール、稲岡が集約。
 会計関係は活動計算書(5月末締め)の科目(分類)について一部見直し(賃借料・委託料・交通費等)をする。また、事業報告の4項目の活動金額を稲岡迄連絡。財産目録・賃借対照表と合わせて準備し、監事との会計監査を6月28日(水)活動日に行う。活動予算書は軽トラック運用のための車両費の計上等を織り込み、7月7日(金)までに作成。
 事業計画案、作業責任者案についても昨年案をベースに各理事で見直し頂き、事業報告同様、稲岡が集約。
 
 印鑑・サインが必要になりますし、若干の打合せのため、総会前にもう一度理事会をしますので、よろしくお願いします。
 新会計さんは経験がありそうですし、Excelもかなり使えていますし、本当に良い人に入会頂きました。



                   稲岡利春


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【本日の竹林風景】 ~Inaoka

 今日は、私の作業周辺の写真だけです。

・電線に覆いかぶさる枯竹
・目的の竹までようやく到達、手間がかかります(本文参照)

・いつものモミジの木の下で休憩です

・真竹の成長中のタケノコです。
 真竹も侮れない生命力を感じます。
・伐り出した枯竹・青竹を運び出しています

・かなりスッキリしましたが、分る?( ;∀;)

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