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56 竹林日記   「暑いです」 

 2017.06.24(土) 稲岡利春

 

 竹林日記  「暑いです」  2017・06・24(土) 晴

参加者:東、荒木、稲岡、梶原、きみこ、窪田、さとみ、世良田、
     高橋、塚崎、辻井、野本、みちこ、村山、ゆりこ  〔計 15名〕
訪問者:京工繊大生 3名(男性1、女性2)、さとみ様のご友人 1名


 週間天気予報では、今日から下り坂のお天気でしたが、晴でした。午後からは曇ってきましたが、広島では雨が降って、T球団が負けていたのにノーゲームになったようで、良かったです。広島が降ったので、遅れて関西地方の今夜は雨となっています。良い雨です(くどい!)

 梅雨の間の晴れの日は暑いです。登校するだけで、充分お仕事した気分に・・・。暑~いです。
 A竹林では、最後に残った乙女の丘のお礼肥えです。ここは斜面なので、穴を開けて肥料を入れていました。終了したようです。
 世良田さんは京工繊大生3名の流しそうめん用の竹の伐採と「とい(樋)」製作の指導(応援?)です。世良田さんはこの日のために、U型刃先のノミを通販で購入していました。おかげで、節取りがキレイに出来ていました。竹の学校でもさとみさんのご希望で流しソーメンをすることになっていますので、さとみさんが「見た~い」と、こらさ竹林の休憩時間中に様子を見に行ってました。こらさ竹林の休憩中に世良さんから「とい(樋)の支柱用に細い竹を30本くらい何とかしてやって」と連絡がありましたので、細い真竹を伐って、枝を掃って束ねて、東さんに運搬車でA竹林に運んで貰いました。~休憩は出来たような出来なかったような。水分もお菓子も頂いたはずなのですが・・・。
 こらさ竹林から帰ると、完成した「とい」と竹材を学生さんが運び出していました。2本の竹を運ぶのにフラフラしていましたので、つい手助けをしてしまいました。「竹を肩に重心より少し後ろに載せて、前側が浮き上がりそうになる竹を手で軽く押さえると楽やで」と、小うるさいジイサマをしてしまいました。

 こらさ竹林では、とにかく伐採が必要です。京の七夕用の笹を4件も受注することになり、雨による作業日数の減少を考えると、茨木高校生用に竹材200本の内の150本以上、確保しようということになりました。すでに100本近くは伐れていそうですが、正確に数えようという方が居りません。このままだと私が数えるもとになりそうなので、さとみさんに「数えるのは会計さんの仕事ちゃう?」と振ると「そんな~、むり~」・・・。ダメみたいです。
 今日も10本以上は切ったはずですが・・・。

 何度も応援に来て頂いている、さとみ様のご友人(お名前は存じ上げていますが入会されるまで我慢します)が、こらさ竹林で作業頂きました。ありがとうございました。お礼とは言えませんが、僅かに残っていた真竹のタケノコ2本を持って帰って頂きました。


〔連絡 会員の皆様へ〕
 7月の予定です。(HPのスケジュールボードに載っています)

07/29(土)京の七夕用笹材出荷(世良田)~11:00夷川会〔9:00登校、10:15出発〕
07/27(木)京の七夕用笹材出荷(有志)~10:00三条名店街〔8:00登校、9:15出発〕
○07/22(土)竹の学校親睦会(全員)12:00~いつもの京都庄や
○07/22(土)竹の学校総会(全員) 10:10~11:40バンビオ配膳室
○07/15(土)長岡京市水道局の竹材伐り出し 9:00~こらさ竹林
○07/15(土)予備日:茨木高校生来訪(有志)9:00~こらさ竹林〔12(水)、13(木)雨天時〕
07/13(木)茨木高校生来訪(有志)13:00~こらさ竹林から搬出〔午後登校〕
07/12(水)茨木高校生来訪(全員)13:00~こらさ竹林で伐採
〔午後登校〕
07/03(月)京の七夕用笹材出荷(有志)~14:00嶋原商店街〔9:00登校、13:15出発〕
07/01(土)京の七夕用笹材出荷(世良田)~11:00古川町商店街〔9:00登校、10:15出発〕

 茨木高校生の伐採日の作業時間は午後です。スタッフ数不足です。ぜひ協力下さい。
   07/13(木)は非活動日ですので、参加頂ける方は連絡下さい。
 京の七夕の笹の出荷の3(月)、27(木)は非活動日ですので、参加頂ける方は連絡下さい。
 京の七夕の笹の出荷当日朝に竹・竹枝を準備します。
   京都市内の商店街への到着時間の2時間前に集合下さい。

 よろしく、ご協力お願いします。


                   稲岡利春


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【本日の竹林風景】 ~Inaoka

 暑~い一日でした。昨年同様、早くサマータイム制を宣言しなければ・・・。一部さとみさんのご提供です。

 なお、流しソーメン用の半割り竹は最初は「とゆ」と書いてましたが、「とい(樋)」に修正しました。wikipediaによると「とゆ」ともいうとありました。語源は「戸樋(とひ)」ということですので、「とゆ」は方言なのでしょうか。「雨どい」の歴史の文献は無いそうです。寺院には奈良時代から存在し、江戸時代に防火のために屋根に瓦を推奨されるようになった時に、一般に普及(当然木や竹製)、明治時代にブリキやトタン製が増え、戦後はご存じの通りプラスチック製に発展したとのことで、たまたま竹の利用の衰退の歴史のようです。
 ネットで流しソーメンを検索すると、プラスチックの雨どいを使っていたり、プラスチックの専用キットが販売されています。本物の竹の流しソーメンは限りなく贅沢ですね。一回の行事にしか使いませんが、竹の風情が最高でしょうね。
 竹の学校で流しソーメン大会を今年初めて企画中ですが、何かムラムラとしてきました。乞うご期待!。

・京工繊大生の竹割りです
・じいがまごに竹割り指導中?です。
・「とい」作りです。節を取ってます。




・A竹林の追肥です(乙女の丘)
  ・竹の上のかえるさん。緑色になるのに
   時間がかかるのでしょうか。
   「年寄りだから反応が悪いのちゃうの」
  

・6/14のこらさ竹林の真竹タケノコ写真と較べて下さい。
 葉っぱはまだですが枝がご覧の様に・・・。
・いつものモミジの木の下です

・配られたカワイイお菓子
・けど、パク!
・流しソーメン用の支柱を束ねています。
 何とか、頭が切れていなくて良かったです。


・こらさ竹林北奥地区での伐採風景です。明るくなって来ました
・伐採竹を玉切りのために搬出中です

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