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67 竹林日記   「京の七夕用の笹出荷準備と流しソーメン準備」 

 2017.07.26(水) 稲岡利春

 

 竹林日記  「京の七夕用の笹出荷準備と流しソーメン準備」  2017・07・26(水) 晴

参加者:東、荒木、稲岡、梶原、きみこ、小林、さとみ、
     世良田、高橋、竹内、塚崎、野本、もとめ  〔計 13名〕
訪問者:子ども食堂のスタッフさんとお子様たち 〔大2、小4名〕

 今朝も蝉の大合唱でお目覚めです。いつも応援メールを下さる方の書き出しを頂きました。日記には書き忘れてましたが梅雨明けの翌日辺りから騒音が始まっています。最初の1匹目が泣き出し、2匹目、3匹目と騒音も2倍、3倍とレベルアップしていきます。思わず「うるさい」と叫んでしまいそうになりませんか?。
 今日の風景に、蝉に鳴き声の音圧レベルを測定した写真を掲載しましたので、見て下さい。


 明日、10時に三条名店街商店街振興組合殿の京の七夕用の笹(1m)30本を収める予定ですので、今日中に竹の伐採と笹のための枝掃いをしました。葉が萎れないように、伐採のスタートを少し遅めにしたり、水に枝を浸けておくとか、余計な手間をかけました。
 伐採はC竹林で竹の学校の流しソーメンのトユ用と兼ねて行いました。どんどん伐採し、女性も参加して玉切りしてトユ用に、枝払いして笹が積み上げられていきます。枝ぶりの良いものを選別して、110本を水槽と、バケツに入れました。

 子ども食堂の方も、流しソーメン用の竹を取りに来られました。さまざまな事情を抱える子どもたちに、手作りの食事の提供のボランティア活動らしいので、世良田さんがトユ用に竹割りしたり、トユの支柱用の細い竹の提供したり、頑張られていました。


 空き時間にさとみプロデューサーと梶原ディレクターと稲岡で、流しソーメンの場所と流し方の検討をしました。
 プロデューサーさんの(わがまま)指示は、①日陰で行うこと、➁トユはストレートではなく3回位曲げる、ということです。➁は回転寿司をイメージしたのか、「エ―、そんな!」でしたが、「若い市嶋さん達の流しソーメンに負けたくな~い!」ということで頑張ることにしました。
 結果は以下の通りです。

・コンサート会場跡竹林の中に、S字状にトユを走らせる。
・トユ1本の長さは加工のし易さを配慮して3m。
・竹林の横方向にトユ2本(6m)×4ヶ所、縦方向にトユ1本(3m)×3ヶ所で、約33mの長さ。
・トユの勾配はTⅤの情報から「1/30」。
 竹林の流しスタートと終了予定位置の距離は33mのため、トユの高低差は1.1~1.5mとする。
・ソーメンが飛び出さないコーナーの構造(ヒミツ!)から、トユは太い方を上流側に使う。
・ソーメンを流す水は竹筒からトユに。ビニールホースを見せないように。

 梶原さんは待ち切れず、立っている竹を使うトユの固定方法をトライしていました。稲岡は帰ってから、コーナーの構造を立案、試作してみました。ヒミツですが試作なので、特別に見せます。


〔昨日(7/25)、京都府庁と法務局へ行って来ました〕

 府庁には事業報告と活動計算書と財産目録と貸借対照表と役員名簿と10名以上の社員名簿を提出しました。
 府庁は、役員名簿の就任期間に誤記の指摘があっただけで、郵送でも良いとのことでしたが、7/26(明日)の三条商店街に京の七夕の笹を持って行くときに寄ってくることにします。

 法務局は役員の変更がないので、財産総額の変更を届けるだけです。これは財産目録か貸借対照表のいずれかで良いとのことで、来年からNPO法人に適用される「貸借対照表の開示」に合わせて、貸借対照表を提出しました。何も言わず受け取って頂けましたので、8/8登記完とのことです。この日までに法務局から連絡が無ければ、無事終了と言うことになります。

 期の末日から2か月以内に提出(推奨)ということなので、少し焦りましたが、えいこさんに総会議事録を早く上げて頂いていたので、安心して行けました。私が貸借対照表を、さとみさんに準備を依頼していなかったので、さとみさんにご心配をおかけしました。

 移動時間が大半ですが8:45~11:55までかかりました。お役所廻りは肩が凝ります。
 来年は、役員改選と新たにNPO法人に適用される「貸借対照表の開示義務」で定款を変更する必要がありますので、気が重いです。府庁の担当者さんには、竹の学校の定款変更の修正箇所について、丁寧に教えて頂けました。



                   稲岡利春


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【本日の竹林風景】 ~Inaoka

・太陽の丘の草刈りです
・七夕用の枝掃いです
・流しソーメン会場?予定地

・子ども食堂さん用の竹割最終工程の
 実演?です
・玉切りです

・竹割の最初の作業です


・木陰のコンサート会場跡竹林内にこのようにソーメンが流れます。
 これだとソーメンを流す人と食べる人のコミュニケーションが取れそうです。33m、楽しみ~。


・待ち切れない梶原さんが流しソーメンのトユの固定方法をトライ中です。
 改善余地がありそうですが・・・(失礼)


〔課外活動です!〕~Inaoka

・熊蝉を捕まえて鳴いて貰いました。
 70dbを超えると騒音です~
 新幹線より喧しいことになります。
  ・ソーメンの流れの向きを変える試作品です。
   ジョイントをトユの上に載せることで組み立てを簡単にします。
  
  ・反対側です。節を残します。右はジョイントと上流トユの位置関係
   を示します。ソーメンが引っ掛からないようにします。
  

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