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81 竹林日記   「竹炭の材料作りと京大院生の訪問」 

 2017.09.20(水) 稲岡利春

 

 竹林日記  「竹炭の材料作りと京大院生の訪問」  2017・09・20(水) 晴

参加者:東、稲岡、えいこ、きみこ、窪田、さとみ、世良田、高橋、竹内、野本,、もとめ 〔11名〕
訪問者:京大学院生 小林さん


 少し暑さがぶり返して来ました。蒸し暑いです。それでも、作業はそれ程苦にならなくなって来ました。

 今日は久しぶりに東さん、えいこさん、もとめさんが登校されて竹炭用竹材作りに参加されました。玉切り、半割り、節取り、束ねの各工程に複数人いますので、余裕です。出来高はちょうど20束です。前回製作分と合わせて59束となりました。一束の重さをきみこさんに測って貰いましたが8~11kgで平均は10kg程度のようです。窯への投入量は450kgですので、45束あれば良いことになります。節取りまで出来た材料が2束分くらい残っていますので、これを束ねると今回の竹炭材料造りはおしまいです。
 窪田さんは下草刈りを続けています。

 次は「竹あそび」の竹筒(竹灯篭)用に30~40本の竹の伐採が必要になります。11か12月にドンボ集材がありますので、ドンドン伐採して、2.2mに玉切りして積み上げていくことにします。竹筒作りは2・3作業日で終わりますので、カビが生えないよう10月7日(土)か10月11日(水)頃から始めたいと思います。

 イベント担当の東さんから「竹あそび」の企画説明がありました。
・一部の方の財産の竹あんどんは、周囲から展示要望が強いので継続する。
・女性達の秘密の竹炭を使った商品の検討は進める。(さとみさんから2種類の試作品提示がありました。)
・竹筒200~300本製作は例年通りですが、セブン通り奥の「中開田公園」に会場変更になることから、廃油ローソクから安全なLED球に変更するとのことで、大小2タイプの内径となるので、要注意。また、公園のネットフェンスに引っ掛けるため、穴あけが追加となる。
◎東さんより新たに「竹の学校」の字光ボードの製作提案がありました。夜間の展示のため効果があると思います。木製ボードをイメージされていましたが、他にも扱いやすい材料もありそうですし、竹の素材案も検討したいですね。また昨年は、竹筒を並べて「竹の学校」の文字を作りましたので、個人的にはスペースがあればこちらも良いと思います。
 皆で良い案を考えましょう。


 今日は突然、見学者が来られました。世良田さんが18日に「みやこめっせ」で行われた「竹林ボランティアの情報交換会」で知り合った京大院生の小林さんです。竹の生態を3年も研究されているとかで、今まで放置竹林問題やボランティア活動について調査に来られた学生さんとは目的が違い、新鮮でした。
 最近咲き始めている「ハチク」の花に関する研究や、竹は短期間で成長した後、太さも高さも変わりません(枝ぶりは変わります)ので、光合成で得られたエネルギーを地下茎の成長だけに使っているのかなども研究されているようでした。数分お話しを聞いただけでも、興味のある内容でした。
 世良田さんと周囲の竹林の見学に行かれた後、こらさ竹林で地下茎やサバエを採集して、ポリ袋に入れて持って帰られました。お役に立つと良いのですが。
 「昨日は急な見学にも関わらず快く迎えてくださりありがとうございました。また折にふれて「竹の学校」竹林へ遊びに行かせていただきます。今後とも竹について色々と教えていただけると嬉しく思います。」
と、お礼のメールを頂きました。また竹の学校に遊びに来て頂けるようです。いつでも来てください。


                   稲岡利春


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【本日の竹林風景】 ~Inaoka

 今日も竹炭用の材料作りです。

・今日は集会場で竹炭用の材料作りです。玉切り、半割り、節取り、束ねの各工程に人がいます\(^o^)/


・親竹伐りです
・下草刈りからお帰りです

・むかごの収穫?





・中間休憩中です

・お客様を案内中です



・ドンボ集材用の半割の2.2mゲージです
・ウドの花が咲いています
  ・お隣の長法稲荷の鳥居の付け根
   が腐って傾いています
   

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