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82 竹林日記   「竹あかり用の竹準備」 

 2017.09.23(土) 世良田芳弘

 

 竹林日記  「竹あかり用の竹準備」  2017・09・23(土) 晴

参加者:東、荒木、高橋、野本、辻井、窪田、世良田  〔計 6名〕


 今日はお彼岸で皆さん墓参りのため、参加者は少なかったです。
 窪田さんにはたけのこ畑の親竹伐採の処理をお願いしました。野本さんは足を痛めて作業が無理なので、灯篭作りの材料を電気のこぎりで、辻井さんと協力してもらい作業をしました。
 東、荒木、高橋、世良田4人はこらさ竹林に入り、倒伐作業をしましたが、長さ20m以上あり、5本切り出しましたが、これ以上すると事故になる可能性大のため、中止して枯れ竹の搬出作業に切り替え、運搬車2台に積み込みたけのこ畑に持ち帰りました。


〔連絡事項〕

1.10月に入ると環境フェアに使う竹炭を作り、「竹あそび」の竹あかりに使う竹灯篭を200個製作、バンビオで12月に使用する竹(太さ13cm、長さ2m)を20本準備と、竹林に使用する稲わらを確保するために引取り作業が待っています。
 稲刈りが10月7,8,9日あたりになる予定です。その後、雨が降らなければ良いのですが、雨が降ると稲わらを束ねる作業に倍以上の時間がかかりますので活動日以外の日の参加をお願いすることがあるかもしれません。協力をお願いします。

2.竹の利活用で環境フェアに竹炭を利用したものを中井さんの方で作りますので協力してください。


                   世良田芳弘


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【竹行燈製作指導(2)に行って来ました】 ~Inaoka

 9月21日(木)に「環境の都 竹林再生プロジェクトチーム」さんに2回目の竹行燈の製作指導に行ってきました。
 前回は竹筒を皮剥ぎして粗削り迄でしたが、今回、皆さんはほぼ削り面の仕上げ(サンドペーパー200番程度)をして来られました。

 と言う訳で、早い方から片面カーボン紙を竹筒にテープで固定して、下絵をその上に巻き付けて赤ボールペンなどで、写します。赤ボールペンを使うのはなぞり忘れが無いようにするためです。あんどんですので、掘る穴の数だけ線をなぞる必要があり、これだけでも根気が必要ですし、老眼と相まって中々大変です。
 下絵は切り絵や包装紙等を使いますが、残す所と穴にする所を考えるのと、余り細かい所は適度に省略する必要があります。また口や田等の文字を彫ると島が出来て外れてしまうため、島には橋を架けなくてはなりません。

 下絵を写し終わると、片面カーボン紙と下絵を剥して、いよいよ穴明けに入ります。
 穴あけ作業が一番大変です。一日に3~4㎠位の範囲の穴明けを目標にして、完成日を予想しながら進めること等をお話ししました。最後まで完成する気力が続くと良いのですが。
 単純な形状の穴から削り始めます。下絵の線から0.5㎜程度の削り代を残して、1.5~2㎜のドリルで穴を連続的に明けて行きます。その穴に入る細い糸鋸刃で一カ所穴と穴とをつなぎます。次に2.5~5mm幅程度の糸鋸刃に箸などで柄を付けた専用工具で、つながった穴から次のドリルで明けた穴へ切り進め、下書き穴を切り落とします。
 ドリル穴で凸凹の下書き穴を45°の切り刃のカッターや小刀で、丁寧にそぎ落とすように削って行きます。

 今日の作業はここまでです。先方の都合で、次回は10月2日(月)になりました。12日しかないので、どのくらい進捗できるのでしょうか。私の場合、最初の作品は2か月くらいかかりました。

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【本日の竹林風景】 ~Inaoka

 今日は、稲岡も彼岸法要でお休みでした。カメラマンも不在で写真もお休みとなりました。

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