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87 竹林日記   「竹炭火入れと城陽へワラ立て」 

 2017.10.11(水) 稲岡利春

 

 竹林日記  「竹炭火入れと城陽へワラ立て」  2017・10・11(水) 晴

参加者:
 城陽ワラ立て  東、荒木、稲岡、さとみ、世良田、高橋 〔6名〕
 A竹林・火入れ 梶原、きみこ、ことえ、竹内、辻井、野本、もとめ 〔7名〕  〔計 13名〕
訪問者:市役所農林振興課 新井さん・森本さん・中村さん


 先週の土曜日が雨で火入れが出来なかったため、今日は火入れとワラ立ての2本立てとなりました。
 最高気温が30℃の予想の暑い一日が始まりました。炭焼きも日陰の無い広い田んぼでワラ立てもどちらも嬉しくないお天気です。どちらにも参加した人もいます。「ブラックNPOやね」と言いながら、一日仕事となりました。

 城陽のワラ立ては、ワラを共同作業で束ねる見返りにワラを提供頂くために、作業量が多くなりどうしてもワラ運びを同時に出来ません。例年、もう一つのワラの供給元の法隆寺のワラ運びを別の日に同時にしています。今年は法隆寺地区の稲の刈り入れが2週間後になるとのことで、「竹あそび」の準備と重なりますので、人数割が悩みです。

 と、言う訳で、城陽行の先発組が出発、後発組は9:00から竹炭釜の火入れに参加、竹束に着火したのを確認して上蓋を被せてから、梶原さんに後をお任せして、10:30頃城陽へ出発しました。出発の時に市役所の荒井さん達がお見えになりました。他の山に寄らなければいけないとかでお忙しい中、立ち寄られました。


 城陽の田んぼでは例年通り、泥田で濡れた泥付きワラと格闘しながら、ワラを束ねて、ワラ束を立てて行きます。泥に足を取られて、いや長靴を取られて、危うく靴下が泥まみれになるところでした。若いさとみさんも文句を言わず(言ってたかも?)頑張っていました。昼食のお弁当の買い出しに行った車のシートに、彼女のGパンのお尻に付いていた泥が・・・。文句は言いません。いや言えませんね。
 ワラを束ねる麻縄の代わりに、地主の杉原さんに提供頂いた塩ビの束ね紐は、紐同志の摩擦で硬縛りするまで緩まないのと、断面が平べったいので、引っぱっても指が痛くなく力を入れ易く、好評でした。麻縄は土に帰りますが、このビニール紐も土に帰るのでしょうか?。

 2つ目の田んぼのワラ立てが終わった時点で、私は自治会のお仕事があるため、一足早くA竹林に立ち寄りました。途中で梶原さんから火入れの上蓋を被せたあと、煙突を付けても煙が出てこないとの連絡があったためです。天井蓋を開けて燃焼をよくするようにしてはと連絡したものの心配でしたが・・・。
 15:00過ぎにA竹林入口に着くと、薄い煙と独特の炭焼臭がしましたので、安心して炭焼き場に立ち寄りました。煙突が5本と多い(普通は4本)のが気になりましたが、一応燃焼が進んでいる様子なので、お任せして、私は次の仕事(寄付金支払いと敬老会行事の補助金支払請求etc)に行かせて貰いました。


 窯の煙突と吸気口の入れ替え等を梶原さん、野本さんに18:00頃までして頂き、その後は16:30頃帰ってきた城陽組の世良田さんと高橋さんが引き継ぎ、私も18:15から再度参加しました。最後に残った1本の煙突から白煙が出ていましたが、19:10に青い煙になったようなので、ようやくシャットダウンしました。
 真っ暗なので、ライトで照らしても煙の状態(水蒸気の出具合)が分りにくいです。前回は日暮れ前には終了していたのですが、親竹刈りした若い竹が多かったせいで、着火がしにくく、燃焼も遅くなったようです。少し古くなった竹を使った方が良さそうです。
 週末に窯出しをしたいのですが、あいにくお天気予報が雨と言ってます。遅れると、竹あそびの準備がまた遅れます。最近は雨にいじめられます。雨に強い竹の学校も歳を取ったのでしょうね。


                   稲岡利春


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【本日の火入れと城陽のワラ立て風景】 ~Inaoka

 火入れとワラ立ての2本立てですが、同時は無理ですので、時系列に並べています。さとみさんも撮影されています。

・火入れです
・上蓋を被せたところ
・お留守番に残されたところ

・A竹林の花壇整備組です

・2つ目の広い田んぼです。左側がぬかるんでいます
・ワラ拾い?


・ワラ束ね中です
・ワラ束から出てきた蛙です

・やれやれ休憩中です。👇男組     女組👇
・ビニール紐不足で藁縛りも・・・

・早く刈り取らなくっちゃ・・・
・イチジク畑の中を通らせて貰いました

・コンバインがあちこちで稼動中でした。ヘリコプターの爆音みたいな音がします


・15:00過ぎです。煙突から白煙が出ています。
・天井蓋を外して燃焼具合を確認していました

・夜の窯の赤熱している吸気口です
・18:30頃の白煙
・シャットダウン寸前

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