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90 竹林日記   「雨中の親竹伐り」 

 2017.10.21(土) 稲岡利春

 

 竹林日記  「雨中の親竹伐り」  2017・10・21(土) 曇り→だんだん本降り雨

参加者:稲岡、梶原、きみこ、世良田、高橋 〔計 5名〕


 今朝は台風の影響で今にも雨が降り出しそうですが降っていません。世良田さんが親竹伐りの遅れを気にしていましたので、とにかく登校しました。誰も来ていませんでしたが、少し遅れてきみこさんが登校、二人で太陽の丘で親竹伐りを始めました。やがて梶原さん、高橋さん、世良田さんが登校されてきました。10時頃から雨の予報だし、誰も来ていなかったら帰ろうと様子を見に来られた言うことでしたが、作業をすることになりました。
 最初は雨が降っていなかったのですが、10時前頃から小雨が本降りになって来たので、ここで作業を中止しました。タイトルは「雨中の・・・」ですが・・・。帰り道では雨の洗礼を受けてしまいました。11時から法事に行く必要があるのに、トホホです。

 作業は2012、2014生の目印を付けた親竹を伐りました。放置竹林と違い1.8~2mの間隔がありますし、ロープを使わなくても上手く思った方向に倒せます。チェンソー2台で約35本伐り倒しました。玉切りも70%位出来ています。この人数では枝掃いが間に合わず、かなり残りました。玉切りした竹の運び出しも出来ていません。


 10月25日(水)は竹筒200本の袋詰めと、「竹林からのおくりもの」のサンプル販売の準備をします。その他の方は、親竹伐りの継続作業をお願いします。

 前回書き忘れましたが、10月28日(土)は午前中は竹林の作業で、午後は14:00に「竹あそび」の準備会場に集合しますので、竹あんどんと竹工芸の展示をされる方と都合のつく方はよろしくお願いします。「竹あかり」の点灯時間は17:00~20:00です。
 「竹あそび」の運営があまりうまくいっていないのか、チラシも未だですし、中開田公園での割り当てスペースも10月23日(月)のミストプロジェクターの試行まで決まりません。10月25日(水)にはもう少し詳しく説明が出来ると思います。


                   稲岡利春


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【竹行燈製作指導(3)に行って来ました】 ~Inaoka

 10月19日(木)に「環境の都 竹林再生プロジェクトチーム」さんに3回目の竹行燈の製作指導に行ってきました。
 あいにくの雨でしたが、この今里竹林に常設したばかりの自治会の払い下げの大型テント(運動会等に使っているテント)を2張りしていて、雨天でも作業が出来るようになっていました。

 前回では竹筒の表面に下絵を片面カーボン紙で写し、穴を開け始めていました。
 すでに早い方は下絵を適当に省略してほぼ完成させた方もいました。今回はドリルで開けた穴を糸鋸刃で繋ぎ、大きな穴を開けてから、穴の罫書き線まで刃先角30°のカッターナイフなどで鉛筆を削るように削り取っていきます。ギザギザ穴の削り方や竹の繊維を撫でるように削ること等も説明しました。

 今回で最終回ということなので、この後の作業について説明しました。
・穴明けが完了したら、もう一度竹筒表面をペーパーで削り、罫書き線を消すと共に穴の周囲の角が立ってシャープになる。
・穴の壁の仕上げは短冊上に切ったサンドペーパーを通し、軽く仕上げる。
・竹筒の内側、穴の壁、表面の順に水性ニス(つや消しクリア)を塗る。
・障子紙に糊を付けて竹筒の内側から貼り付ける。
・スィッチ付き照明(電球、蛍光灯)を付けた飾り台を作る。

 製作指導を終了して、「新しいことを覚えて、楽しい。」とか、「これが完成したらさらに2作目にかかるでしょう。」とか、前向きなお話しを頂き感激しました。何品かは「竹あそび」で、お目にかかれるかも知れません。楽しみです

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【本日の竹林風景】 ~Inaoka

 1時間足らずの作業でした。暗いのでケータイのピンボケ写真です。お許しを<(_ _)>

・太陽の丘での親竹伐り作業中です


・倒したままの伐採竹( ;∀;)
・スッポンダケというらしいです。大量に出ています。
 キヌガサダケのスカートの無いような姿になるそうです。
 先日、キヌガサダケとかカラカサダケでは?と掲載しました。

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