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052 竹林日記   「梅雨・大地震・キヌガサダケ」 

 2018.06.20(水) 稲岡利春

 

 竹林日記  「梅雨・大地震・キヌガサダケ」  2018・06・20(水) 雨

参加者:多分無し


 6/6(水)に続き、梅雨入り後の本当の梅雨(雨)です。中止連絡のメールも必要無しのはず(多分)。

 今年の竹の学校は「雨が多いな」と思いましたので、昨年の日記を確認したところ6/7(水)、6/21(水)も雨!でした。偶然とは言え、その間の晴の日記にも爽やかな風という表現が出て来ます。昨年と同じお天気ということで、夏休みまでは昨年の日記でお天気を予想することにします。昨年は、この後、6/28(水)と7/5(水)にも降っていますが、茨木高校生の竹取り、竹の学校の京の七夕用竹出荷、流しソーメン大会は晴れでしたので、大船に乗った気持ちで行事を進めましょう(非科学的)。
 と、言いながらも茨木高校生の竹取り日まで、雨の日が2日もあるとなると、昨年並みにこらさ竹林に伐採に入らなければなりません。京の七夕の竹の出荷も入って来ますし、頑張りましょう。


【大地震とキヌガサダケ~6/18(月)】

 6/18(月)の朝食中の大阪北部の大地震には驚きました。激しい揺れの中で、あとランクアップした一揺れが来たらどうしようかと思ったところで、揺れのピークが過ぎホットしました。
 食器棚の中でグラスが数個割れたことと、93歳の母が息苦しくなった(30分程で安定しました)以外、被害はありませんでした。ただ、食器棚を開けた途端、数個の割れてないグラスも落下して、余分な仕事を作ってしまいました。
 長女は高槻に住んでいますので、SMSでお互いの安否確認をしたり、次女は通勤途上の阪急電車が十三の手前で停車して、これもSMSで連絡を取り合いました。
 兄弟、従妹、仕事の元同僚からも次々に安否確認を頂き、「ニッポンの里山」の贄田さんからも安否確認のメールを頂きました。電話回線制限の中、SMS・LINEが大活躍でした。
 母のデイサービスの送り出しも重なり、ご近所の安否確認に出られたのが45分後になってしまいました。私達の地区は断水も無く、ガスが自動遮断して困っている方の復帰のお手伝いをした程度で済みました。自治会で、南海トラフや有馬高槻断層、京都西山断層帯を想定した地震の対応を準備中ですが、これを契機に早く進むことになりそうです。被災者の方には申し訳ないですが。


 この後、淀の岡野さんを通じて銀化俳句会の主宰・中原道夫氏が、「キヌガサダケ」を見たいと竹の学校にお見えになりましたので、当竹林周辺の案内に行きました。大した被害が無かったのですが、他の地区では被害の出ていることもあり、気兼ねしながらの対応となりました。
 世良田さんと共に何十年も周辺の竹林で「キヌガサダケ」を観察されている瀬野さんにも来て頂き、何カ所かで、スカートの開いたものをお見せすることができました。

 翌日、岡野様からお礼と「触れる・嗅ぐ・見る」して名句に繋げたいとの連絡を頂きました。ご存じのように、キヌガサダケは悪臭があるので、嗅ぐはお止めになった方が・・・。

 さすがにこの記事は大地震の直後で、気兼ねして18日にアップデートすることが出来ませんでした。


 大地震当日、竹の学校のさとみさんが震源地の茨木在住ですので、LINEで安否確認をしました。何と地震発生時の大阪駅に居たとのことで、茨木市のお宅まで5時間以上も歩いて帰られたそうです。頑張りました。
 家に着くと、家具が動いて、食器棚から食器が落ちて大変なことになっていたそうです。ガスも出ず銭湯行きとか、早く元の生活を送れますように!


                   稲岡利春


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【18日の竹林風景~キヌガサダケ】 ~Inaoka

 銀化俳句会の方達のキヌガサダケ鑑賞ですが、瀬野さんの案内で、私達も美しい写真が撮れました。感謝!!
 希少植物ですので、場所は秘密です。

・俳句会の皆様です
・竹の葉を払い、スカートを広げて美しくなりました

・親子のキヌガサダケ。いや、全くの他人です?

・瀬野さんも20年ぶりに見たという、
 珍しい2本足(軸)のキヌガサダケです

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