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099 竹林日記   「土入れ part 3」 

 2018.12.05(水) 稲岡利春

 

 竹林日記  「土入れ part 3」  2018・12・05(水) 晴

参加者:荒木、稲岡、きみこ、ことえ、小林、さとみ、世良田、高橋、竹内、野本、みちこ 〔計 11名〕
ゲスト:石田ファーム 石田さん、京大院生 青塚さん


 今日も少し寒いですが絶好の作業日和です。残念ながら、昨夜の強力な雷雨で土が湿ってしまいましたのが残念です。私はうっかり普通の靴で登校してしまいましたが、皆様は長靴を履いて万全の準備をされてました。

 今日は3回目の土入れですが、なんと11/28(水)、12/1(土)、12/5(水)と3連続作業日で、竹の学校始まって以来の強行日程です。バックフォーの移動をしないで済みましたので、効率は良かったのでしょうが、次の作業日の12/8(土)もPart 4の予定で、高齢ボランティア団体の皆様、大丈夫でしょうか?(心配するなら、何とかしろ!との声が出てきそうですが・・・)

 今日のゲストは放置竹林整備ボランティア活動の調査(研究?)をされている京大院生の青塚さんが、石田さんに同行してこられました。なぜか世良田さんが対応されましたが、なんと土入れ作業応援をしてもらうことになりました。初めから長靴を履いて来られましたので安心しましたが、若い女性にお弁当だけで一輪車で土入れさせる竹の学校はブラックと思われるではと心配になります。


 焼却場近くのお隣の竹林との境界付近から土取りをしました。前回の不評の太陽の丘の重く硬い青い粘土に比べ良質の赤土ですし、ここは乙女の丘に隣接していますので、運搬車や一輪車の移動距離が短いので、効率よく作業が進みました。休憩時間の頃には難しい斜面部と約半分土入れが済みました。
 休憩には石田さん差し入れの柿と、きみこさんが自宅で焼いた焼き芋を頂きました。さとみさんは「身体が欲してる~。」とか言って、人の倍食べました。(1人1個のところを2個食べただけですが・・・)
 お昼前には、土の運搬距離がだんだん短くなるので、順調に土入れが済みました。午前中に終了の予定でしたが、土取場の後処理と土入れPart1でバックフォーが登りにくかった斜面の改良工事をすることになり、午後も作業を続けることにしました。

 昼食時間で、女性達(男性もいますが)が石田ファームのお手伝い(アルバイト)にリクルートされました。雑煮大根の収穫と出荷とのことですが、女性たちは興味津々、一つ返事でOKとなりました。竹の学校の仕事納めの後の冬季休暇中ですので、頑張ってきてください。

 バックフォーで工事中、女性たちは普段できない物置の整理をしていました。女性が集まって作業をすると、なぜか楽しんでしているように感じます。男性に比べて、声のトーンが明るいからでしょうか。新しい物置にお鍋等、一部移動したので、すっきりしたようです。物置を調達してきた高橋さんは、台風で倒れないように、もっと重いものを入れたかったようです。入れる道具類の見直しの必要もありそうです。
 荒木さん、竹内さんは斜面の改良工事で必要になった路肩の崩れ止めを作られました。運搬車で登坂しやすくなりました。
 私は、農林振興課中村さんの依頼の「大河ドラマPRの竹筒パンフレット立て」の製作に掛かりました。冬の友にするため、竹筒を切り出し、3本は青竹のまま使いますが、3本は竹の学校のあんどんのようにするため、鉈と使って皮を剥いで、荒仕上げしました。3本セットですので、2セット製作予定ですが、青竹の方は穴の縁がキレイにできないような気がします。納期を問わないというのが、逆に怖いです。

 最後は、バックフォーで集会場の土取場の復元です。前回伐られた「奇跡の1本竹」をバックフォーの油圧ショベルで引っ掛けて土取り穴に落とそうとしましたが、根ぶちとそれに絡んだ土の塊が大きく、バックフォーが穴に落ちそうになる程でした。崖の上から落ちてきてそのまま生きていた生命力の理由が解りました。
 土取場の穴はその1本竹の根ぶちだけで一杯になるほどで、すぐに埋まってしまいました。クローラで掻き回された集会場を地ならしして終了しました。


〔連絡事項〕
 次回の作業日 12/8(土) に、明神前竹林の土入れをします。
 平地とは言え、思ったより広いので午後も作業をします。
 稲岡は自治会の用事で、午後に一時抜けますが、よろしくお願いします。

 きみこさんの情報ですが、明神前竹林の隣の竹林のおばさんから、境界の溝を現状維持する必要があるとのことなので、境界付近を削らないことにするとともに、土入れもV溝から少し控えるようにします。。
 また境界付近の植木を切らないようにということで、きみこさんに赤い紐で目印を付けてもらいますので、ご注意ください。
 寂照院の竹林とおばさんの竹林の境界のV溝に、竹で橋を架けているのを気にされています。私たちが架けたのでは無いと思いますが、確認が必要です。

★農地(竹林)のお隣同士というのは想像以上に辛辣です。ボランティア活動団体には理解し難い方たちのようです。A竹林でも似たような話がありましたが・・・。気を付けましょう。


                   稲岡利春


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【本日の竹林風景】 ~Inaoka、Kimiko

 運搬車へ土を入れてもらっている間にチョコチョコ撮影しました。きみこさんの撮影写真もあります。スマホデビュー写真です。

・焼却場の西側の土を取りました(Kimiko)
・乙女の丘西竹林の一輪車の土入れです

・乙女の丘の大型運搬車と土入れです(Kimoko)


・中間休憩です


・長法稲荷をバックに乙女の丘の土入れです。あと少しです。


・土入れの済んだ綺麗な乙女の丘ですが・・・。3か所の土が入っていますので色が・・・。


・女性ロッカー?の整理中です
・太陽の丘への斜面の改良工事です



・終了した斜面の作業道の改良工事です
・集会場土取場です。奇跡の1本竹もすっかり無くなってしまいました。

【長法稲荷の紅葉】
 前回の作業日ではまだ緑の部分が残っていましたが、今日はすごく綺麗です。贄田さん、残念でした。
 紅葉の光明寺より綺麗という人も。「ホンマかいな。」

・鳥居と対比しました

・我が土入れ後の竹林の竹と対比しました。竹は美しいな~。

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