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074 竹林日記 「親竹剪定とチッパー大活躍」 

 2019.09.18(水) 稲岡利春

 

 竹林日記  「親竹剪定とチッパー大活躍」  2019・09・18(水) 晴

参加者:荒木、稲岡、きみこ、ことえ、さとみ、しょうこ、世良田、高橋、もとめ 〔9名〕


 今日は、ほぼ固定メンバーのみで少し寂しい作業日になりました。
 少しは秋の気配を感じますが、作業をすると汗びっしょりになりました。それでも真夏よりずいぶん楽になってきました。

 「名月の宴」が終わり、次は10/20(日)の「サポセンフェスティバル」の頒布(竹林からの送り物)の準備ですが、少し時間があるので、一息できます。その前の10/19(土)に「新米おにぎりパーティー」もありますが、こちらは身内のレクレーションなので何とかなるでしょう。

 A竹林では、親竹剪定が続いています。この数年、親竹が細いので太い親竹を期待して親竹候補を多めに残してきたせいか、かなり密集してきたので今回は13年生と14年生を剪定対象に、思い切って伐っています。
 前回は太陽の丘でしたが、今日は良質のタケノコが採れる乙女の丘です。
 剪定した枝付きの青竹を玉切りしてクローラ付きチッパーで粉砕して、その竹チップを稲ワラの代わりに竹林に撒きます。青竹の太い部分はチッパーでチップ化は無理なので、枝を掃ってドンボにします。世良田さん達がどんどん剪定して、さとみさんがチッパーを使って、その場で溜まった竹チップを均していきます。
 チッパーはガソリンをたくさん使いますが、枝払いをほとんどせずに済みますし、玉切りさえすれば伐採した枝付き青竹を早く処理できるので、優れものです。今日も、さとみさんが頑張って伐採した枝付き青竹と野本さんが準備していた半割りドンボのすべてが竹チップになりました。ただ、騒音が・・・。ご近所にお住いのことえさんのお宅まで聞こえるとのことですので、作業時間を30~60分程度に抑えています。

 女性グループは、「竹林からの送り物」の竹の苗ポットの製作を始めました。しょうこさんの苔玉の試作品が好評で採用されるようです。竹林内の苗以外に苔の収集と土作りの粉炭の調達等、楽しそうにしています。

 スイーツタイムにドンボをチッパーに掛けるかで少し考えの行き違いがあり口論になりましたが、女性達が「せっかくのスィーツタイムなのに頂きましょう。」と収めてくれました。10年以上も一緒に活動を続けて来たとは思えない出来事でした。外部にも内部でも人に喜んでもらうのがボランティア活動の極意と思っています。活動初期の頃(私は知りませんが)を思い出して欲しいです。


                   稲岡利春


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【本日の竹林風景】 ~Inaoka

 カメラマンのマキさんがいないので、自作自演(自分は写りませんが)でちょっと忙しかったです。

・枝付き青竹に囲まれてチッパーを稼働させています

・剪定青竹が運ばれてきます




・乙女の丘でチッパーを移動しながら竹チップを巻き散らかし?ます
・剪定中です

・青竹に紛れてチッパーを通過した鋸。
 スミマセン。稲岡用の鋸でした。

・玉切りしたドンボを運んでいます
・竹チップを撒いてゴルフ場のようになった竹林。
 試行とは言え、美味しいタケノコが出来るのでしょうか。

・苗ポット作り風景です


・いつもの苗ポットです
・竹ポット入り苔玉の試作品です~Satomiさん撮影

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