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090 竹林日記 「土入れ前の最後の追い込みと新兵器」 

 2019.11.06(土) 稲岡利春 

 

 竹林日記  「土入れ前の最後の追い込みと新兵器」  2019・11・06(土) 晴

参加者:荒木、稲岡、きみこ、窪田、ことえ、小林、さとみ、しょうこ、
     世良田、高橋、ちよこ、野本、もとめ、小椋(OB)  〔計 14名〕


 今日は良いお天気なのですが、今年一番の冷え込みということで、朝は少し寒かったです。いきなりですので、作業上着を着るか、作業チョッキ程度にするかしょうもないことで悩みました。「昼までには気温が上がるやろ」と作業チョッキで登校しました。作業になると暑くなってくるので、正解でした。

 今日の作業は前回A竹林のワラ敷の一部と肥料撒きがすんでいますので、総出でワラ敷きをしました。
 今年はワラ敷きの代わりに竹チップの散布も併用します。竹チップは伐採竹の処理と同時に済みますので、うまくいくとワラは少なくて済みますし、作業自体も楽になります。ただし、自走チッパーは大飯ぐらいなのが欠点のようです。
 さらに、さとみさんが石田ファームさんでの作業応援で、ワラ束を丁寧に広げながら敷く方法よりワラを切ったものをばら撒く方が良いのではと言う提案がありましたので、その方法もトライしました。
 石田ファームさんからワラ切りを借りてトライするつもりでしたが、お仕事に使っているものですし、他の仕事の合間に使うということで、迷惑をかけてはいけませんので、昨夜、八幡のムサシで新品を購入しました。
 さとみさんの提案と言うこともあって、女性達が代わり番こに使って、ワラを裁断して、それを花咲か爺さんのようにワラを撒いています。

 太陽の丘は従来のワラ敷きと竹チッパーと新ワラ撒きを併用しましたが、コンサート会場跡竹林のほうは、すべて新ワラ撒きをしていたので、ワラ撒きの方が良いということでしょうか。
 ワラ撒きは確かに楽になりますし、竹の根元の付近も普通に撒くだけですので楽です。ワラ切りは連続作業になるので、トータルどちらが良いかは、もう少し続けてみないと分からないようです。

 入口竹林、太陽の丘西竹林は、男性組で従来のワラ敷きで、こちらも終了しました。
 土入れ迄、環境フェア対応を除いてあと3作業日になりました。明神前竹林の肥料撒きとワラ敷きが残っていますが、雨さえ降らなければ無事、土入れを迎えられそうです。
 土入れは1年間で最も密度の濃い作業ですので、たくさんの登校をお願いします。

 今日のスィーツ&コーヒータイムはしょうこさんが、「今日はオヤツがいっぱいですっかり遠足気分でした。」と、いうくらいでした。大変ごちそうさまでした。


【連絡事項~忘年会の件】

 お世話を頂いている東さんから、12/14(土)源輝家、12/21(土)龍八の2案を提示いただき、皆様のご希望をお聞きしましたが、料理で龍八希望は2名、龍八の日程都合が悪い方が6名でした。
 ということで、ミーティングで参加人数が多い方の 
12/14(土)源輝家 になりました。

 詳細案内は東さんから発行されますが、アンケート未回答の方は出欠を連絡を頂くようお願いします。


                   稲岡利春


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【本日の竹林風景】 ~Inaoka

 今日はA竹林でワラ敷き、ワラ撒き、竹チップ撒きをしました。絶好の作業日でした。

・椎茸栽培場近くでチッパーを稼働しました
・太陽の丘へ、ワラを運び上げています

・新兵器ワラ切りです
・これはワラ撒きです。楽そうです。
・ワラ束を広げています

・ワラ敷きはしゃがんでする作業です
・従来のワラ敷きと新ワラ撒きの境目です


・ワラ敷きの終わった太陽の丘。ワラが余っています。
・太陽の丘への坂道の草刈り



・従来ワラ敷きと竹チップばら撒きが共存しています
 ・C竹林のさねかずらです
 
・今日のスィーツです
・ワラ敷き作業が終わりました。お疲れ様




〔女子会の苔玉作りが継続しています。たくさん頒布できると良いのですが。〕
・子ども会へのミニ門松製作の試作品です。まだ検討中ですが、年末に材料提供要請があるかも・・・

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【11/6(水)14:00~15:15 本日の長岡中学の竹の学習】 ~Inaoka

 今年で7年目の長岡中学1年生の「竹のお話を聞く会」の先生です。長岡中学は長岡天満宮近くで、街の子供たちですが、毎回挨拶や態度の気持ちが良い生徒さんたちです。
 学習の方は、竹の学校の概要と、長岡京の竹の景観を守る放置竹林整備活動についてお話しました。内容は一般向けで、長岡中学生との作業写真だけが中学生を配慮している程度でしたが、真剣に聞いてくれていました。

 長岡京の放置竹林整備は竹を悪役にするのではなく、里山のように人が手を入れることで共生を目指している。整備しても放置されると数年で元の放置竹林に戻ってしまうリスクがあるが、いつでもタケノコ畑に出来るよう間伐竹林を維持していることを今年も説明しました。安直に竹を無くせば良いというものではないことを理解して貰えたと思います。

 今回も、特に年金を貰うようになって、社会に恩返しを目的とするリタイヤ組ボランティアの生きがいについてお話をしました。中学生には結婚して子供に長岡京の竹林のことを正しく説明して、50年後に気が付くテーマですが、その時に少しでも思い出してもらえると良いと思っています。

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