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011 竹林日記 「A竹林設備補修とこらさ竹林整備が続きます」 

 2021.02.20(土) Inaoka 

 

 竹林日記  「A竹林設備補修とこらさ竹林整備が続きます」
                         2021・02・20(土) 晴

参加者: 〔計 20名!!!〕
 A竹林 Kaziwara、Kimiko、Kubota、Komuku、Takeuti、Tuzii、Nomoto
 こらさ竹林 Azuma、Araki、Itiba、Inaoka、Kotoe、Satomi、Syouko、
       Serata、Tanaka、Nishihara、Mituko、Murayama、Motome
訪問者: こらさ竹林の地主の佐藤さん

 前日までの厳しい寒さから今日は少し寒さが緩みました。とは言え登校一番は冷たく焚き火で身体を温めてからスタートです。

 A竹林の環境整備に今回も、7人も集まっています。物置内外部の修理や周辺の土止めの改修をされていました。

 こらさ竹林整備にも13人も参加、合計20名というタケノコシーズンでも2、3日しかない大人数です。スィーツを準備して頂いているKimikoさん、Syoukoさん、Satomiさんは大変です、と言って1人当たりの分け前が減るだけ?ですが、ポットのコーヒーがコップに半分位になるのはチョット悲しい・・・。けど、喜ばなくてはいけませんネ。

 消し炭や竹チップの需要もあって、今日はこらさ竹林では焼却作業とチッパーによる青竹粉砕作業で賑やかです。広場の焼却は暖かいので良さそうですが、火力が強すぎて熱いので楽な作業ではありません。竹チッパーは能率は良いのですが、とにかくうるさく、会話が聞こえずご近所には迷惑な作業です。竹林内と言えども、通りを挟んで向かい側は住宅街ですので、長時間の連続作業にならないよう気を使っています。
 伐採作業は相変わらず倒れた桜の大木周辺と山側の電柵周辺に加え、東第1焼却場と第2焼却場の間の荒廃地区で行いました。運び出し組は伐採竹のある山側に登らないといけませんし、青竹と枯れ竹に分けて平地の集材場や焼却場まで何度も伐採竹を運ばなくてはなりません。多分1万歩(文字通り万歩計)を超えていると思います。伐採組が玉切りしないで長いままで斜面を滑らせて下に降ろしたりすると、手鋸で玉切りもしなくてはなりません。ダイエットになるとはいえお疲れ様です。 
 終盤にこらさ竹林の地主の佐藤さんが暖かい缶コーヒー等の差入れにお見えになりました。ありがとうございました。

 いよいよ電柵周辺の伐採も大詰めになって来ました。倒木桜の下敷きになって倒れた竹を順番に取り出さなければいけませんが、次回からはいよいよ本丸攻略です。山側中腹の少し上で伐採しますので、運び出しも大変ですがよろしくお願いします。


 チェンソーの稼働時間が長いので、燃料の混合油のストックが殆ど無くなってきました。次回のためにA竹林で作業終了後Komukuさんと混合油(ガソリン:オイル=25:1)の調合をしました。


 新型コロナウイルス感染件数が緊急事態宣言の後、2月に入って急減しています。長岡京市は2月度累計で6件、17日以降は感染件数ゼロが続いています。
 京都府全体でも2月に120件/日レベルから急減して、直近1週間の平均件数は16件/日まで下がってきています。医療関係者だけですがワクチン接種も始まって、少しは先が見えてきましたが、4次感染が発生しないよう、もう少し屋内宴会の自粛や、屋内イベントはソーシャルディスタンスの注意を続けましょう。



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【本日の竹林風景】 ~Inaoka

 今日もA竹林はKimikoさんの撮影です。私はこらさ竹林の伐採に入っているので、休憩時間と終了間際に何とか撮影しました。


・西物置(運搬車庫)の土止め
・コンサート会場跡の土止め
・物置の壁材のメンテナンス

・A竹林の休憩風景です


・物置前でドンボを準備中
・物置の壁修理

・こらさ竹林の広場の休憩風景です。少し斜面を登って撮って見ました。


・今日のスィーツです
・広場の焼却場の後片付けです


・クローラ付きチッパーの回収・一番片付けの早い人?です


・山側の電柵周辺から最後の伐採竹の運び出しです
・受け取った伐採竹を集材場へ運びます


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【2/19(金) 高野竹工箸スタッフとワークショップトライアル参加】 ~Inaoka

 時間 10:00~12:30 於:竹生園
 参加者 Itiba、Inaoka、Kaziwara、Syouko


 高野竹工さんは「京都市の小学校、中学校の子供達はマイ箸を持って行かれているが、長岡京市の学校はまだプラスチックの(吉野家さんみたいな箸)を使っていると聞き、今回本格的に長岡京の竹を使い小学校、中学校の子供達に竹のお箸(マイ箸)を使って貰うことを考えているとのことでした。
 竹の学校には竹の提供と子ども達への竹箸製作指導(応援)をイメージされているようです。

 前段階として竹生園で高野竹工スタッフ6人と錦水亭オーナーの池田夫妻とレーザー加工の方々、天然オイルの業者の方、草木染めの方達と竹箸製作を体験することになりました。

 竹箸製作の方は、すでに粗削り、といっても1㎜程度の削り代が残っている半完成状態でしたので、後は特製治具で固定して鉋で削るだけなので、簡単に出来てしまいます。ペーパーで面取りして植物油性塗料を塗って完成です。レーザ―加工の文字入れを体験したかったのですが、こちらは時間がありませんでした。


 今後、竹の学校と、あらぐささんが製作された箸袋を使い、里山の放置竹林を考え食育につながる取り組みを進めて行きたいとのことです。タケノコシーズン以外なら対応できそうです。


 大原野で草木染めをされている「やまこし」さんから、竹の葉で染色する時、濃く出る時と薄くなる時があるということで、検討用の竹の提供の相談に来られることになりました。
 竹の学校に来られたこともある竹を研究している小林さんも参加されていました。

・会員の竹生園1Fでの竹箸製作風景

・削った箸を治具から取り出すところ
・特製治具です
・植物油性塗料で色付けです

・Syoukoさん製作の竹箸です。竹の表面には塗料が付きません。


・参加者の製作した竹箸です。竹紐で結ぶと高級品?になります。


○2/21(日)高野竹工さんから撮影写真を頂きましたので掲載します。

・竹箸製作風景です


・レーザー加工デモです



・Kaziwaraさんの自己紹介です


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