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    竹炭作り1回目報告
         2012年02月25日(土)  濱上 香 

A)作業工程
8:00…着火
10:50…吸入口の1箇所に着火確認
11:00〜11:20…上腕部の蓋、スカート設置耐火煉瓦を乗せ盛り土
            下段のスカート設置土入れ、各段の目締め
            煙突、調節弁各4箇所に設置
12:00…調節弁4箇所共に100%開ける
12:40…竹酢液、出始める
14:00…煙突ずらし移動、調節弁4箇所共に80%に調節
15:20…調節弁2箇所閉じる、盛り土をして断熱
15:45…煙突2箇所撤去閉じる
16:10…残り4箇所を閉じる、盛り土をして断熱

B)今回の状況
竹酢液:竹炭の採取を目的 ・枯れ竹短冊8束:青竹短冊21束<構成比約80%>
終日、小雨降り続く中、足もともぬかるみ作業難渋する
風向き変わり、煙もまっすぐに昇る微風、雨さえ降らなければ絶好の条件下で
作業時間約10時間で終えた

C)今回の結果
竹炭……約41K<標準値52K>・竹酢液……約4L
反省点…12時〜16時の間、調節弁開放し過ぎ、もっと慎重に


 

    竹炭作り2回目報告
         2012年03月03日(土)  濱上 香 

Aあ)作業工程
9:00…着火
11:15〜11:40…上腕部の蓋、スカート設置、耐火煉瓦を乗せ盛り土
      調節弁、煙突各4箇所の設置 等の一連の作業
12:30…竹酢液、出始める
13:30…煙突のずらし移動
14:30…2箇所の調節弁閉じる
14:40…煙突1本撤去、閉じる・1箇所の調節弁閉じる
15:00…1箇所の調節弁と煙突を差し替える
15:20…最後2本の煙突を撤去、断熱の盛り土 等一連の作業を行い終了

B)今回の状況
竹酢液:竹炭の採取が目的・枯れ竹短冊:10束・青竹短冊28束<構成比約75%>

C)今回の結果
竹炭……約50K<標準値 52K>・竹酢液……約4L
*竹炭の歩留まり前回より良好、標準値に近い


 

    竹炭作り3回目報告
         2012年03月10日(土)  濱上 香 

A)作業工程
8:00…準備作業・釜の組み立て:燃材作り:釜入れ
9:05…着火
9:30…上腕部にスカートを設置・枯れ竹など燃材を追加投入
10:40…上腕部に蓋、耐火煉瓦を乗せ盛り土:煙突、調節弁各4箇所設置 等
11:30…調節弁4箇所100%開ける
11:45…竹酢液、出始める
12:00…調節弁3箇所閉じる、1箇所はわずかに開ける
14:00…煙突4本ずらし移動
15:00…竹酢液止まり、煙突2本撤去閉じる
15:40…残りの煙突2本も撤去閉じる断熱の盛り土 等一連の作業で終了

B)今回の状況
竹酢液:竹炭の採取が目的・枯れ竹短冊5束:青竹短冊36束<構成比約78%>
前回2回の竹炭つくり、燃焼オーバーか、炭の歩留まり率イマイチの反省から、この度2項目に対して変更して行った

*吸入口の着火を確認してからの項目に対し……
上腕部の燃材の燃え方、おきの出来具合い 等確認してから、上腕部の蓋、等一連の作業をした

*煙突の煙、紫煙化:透明化を確認してからの項目に対し……
そこに至るまでに、最下段のスカート温度の確認して<注意しながら手の平で円周を>
煙突の撤去、等終了の作業をした

*朝からお昼過ぎにかけて、東の風が一方向で強く、今回上腕部にスカートを事前に設置して、燃え落ち防止、急激な燃焼の防止に努めたが強風の影響を受け燃材が偏った燃え方をした 10:40に吸入口の着火確認前に上腕部の燃焼具合い又、おきの出来具合いを確認してから、上腕部の蓋 等の一連の作業をした 煙突をずらし移動しながら極力調節弁絞り込んだ、又煙の紫煙化:透明化の確認の前に、最下段のスカート円周温度を確認して、煙突を撤去して閉じる、断熱の盛り土 等の一連の作業で終えた

C)今回の結果
竹炭……約41K<標準値52K>・竹酢液……約9L
反省・・・未炭化竹8束、下段の東側集中  前回2回の燃やしすぎに懲りて、調節弁絞込み過ぎ、“最悪の歩留まり“ 


 

    竹炭作り4回目報告
         2012年03月21日(土)  濱上 香 

A) 作業工程
8:30……釜入れ・未炭化竹8束、下段東側に設置<前回の燃え残り分>
10:00……着火
10:30……上腕部にスカート設置、枯れ竹 等追加の燃材を投入
11:30〜11:50…上腕部に蓋、盛り土:煙突、調節弁の設置 等一連の作業
       又、今回2段目に耐火煉瓦12個位、針金で縛り設置、断熱効果期待
14:30……竹酢液、出始める 調節弁4箇所共に極端に絞り込む
16:30……煙突4本、ずらし移動させる 調節弁50%位に開ける
18:00……吸入口の1箇所に燃え出した
       調節弁の調整と煙突の移動 等煙の微妙な変化、竹酢液の出方を目安に、
       慎重に時間掛けて、燃焼させた
22:30……最後の煙突を撤去、断熱の盛り土をして、作業終了

B) 今回の状況
竹酢液:竹炭の採取が目的・未炭化竹8束:枯れ竹3束:青竹28束<構成比72%>
朝方の風向、東の風、風速は中程度、その後常に風向きも変わり、前回3月10日の炭焼きに比べ穏やかな状況で推移 作業面では、14:30竹酢液で始めから2時間位
調節弁4箇所共に極端に絞り込みすぎた“反省” その後調節弁の調整、煙突の移動 等
風向きの変化、煙の微妙な変化、竹酢液の出方を目安に、時間をかけ慎重に一連の作業を行い 22;30終了

C) 今回の結果
短冊形状炭…13K +通常炭…71K=84K <標準値 52K>   
竹酢液…約7L        未炭化竹・・・1,7K
*今年度、炭焼き4回目にしてやっと“良い結果”を得た