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52 竹林日記   「成蹊大生の流しソーメン竹作り」 

 2016.06.18 (土) 稲岡利春

 

 竹林日記  「成蹊大生の流しソーメン竹作り」  2016・06・18(土) 晴

参加者:荒木、稲岡、きみこ、小椋、世良田、ちづこ、高橋、竹内、
     塚崎、辻井、みちこ、むつこ、村山、ゆりこ〔14名〕
訪問者:成蹊大 一瀬さんグループ〔10名〕     〔計 24名〕


 今日はタイトル通り、成蹊大生の男女10名が竹で流しソーメンをするために、作業に来られました。市販品セットだと1.8mのもので4000円程度のようですが、竹材を提供するので、タダで作れます。
 この時期、竹は水を大量に吸い上げ、地下茎に芽(タケノコ)が出るタケノコ栽培には大切な時期です。タケノコ畑では9月末頃まで間伐をしません。今回は放置竹林のC竹林で伐採します。

 安全作業を確認して、まずは3チームに別れてC竹林で伐採作業です。世良田さん、野本さん、荒木さん、高橋さんが伐採指導員です。安全のためロープコントロールをして伐採します。数本伐採した後は、半割作業のやり易さから3mに玉切り、太い部分は流しソーメン用にして細い部分は枝払いをします。
 3mの竹材をA竹林の集会場に運び、鉈や棒を使って半割します。次は、半割竹の節をハンマーで叩いて除去して、竹の割面等を仕上げていきます。

 10mくらいのソーメン流しを考えておられるようです。イベントの様子を写真でお知らせいただけると良いのですが・・・。ご成功をお祈りいたします。


 このチームは全般的に作業要領でも技術面でも女性上位でした。ものつくり日本は大丈夫でしょうか。皆さんは芸術系で、午後からは絵を画かないといけないとかで、手首を使う仕事をセーブしていたのかも知れません。
 ほとんどが地元の学生さんとのことでしたが、お一人だけ広島から出てきたとのことで、「野球の話、でけへんなぁ。」と話しかけると、「江夏のファンと言うんです。」とのこと。世渡り上手な娘さんのようでした。


 流しソーメン組以外は、垣根の修復や花壇の整備、サバエ・草刈り、朽ち竹の焼却等の作業をしました。



 午後からは市役所へ環境講演会「エコリフォームについて」に行きました。世良田さんも来られていました。
 お話は環境がテーマと思っていましたが、住環境の大切さを導くための健康リスクのお話しが解り易かったです。
  住居の緑の環境の多い所の住民慢性疾患のリスクが少ない~死亡率12%低い
  熱中症で亡くなる人数 105人/年
  低気温で亡くなる人数 12万人/年
  交通事故で亡くなる人数 約4300人/年
  家庭内の不慮の事故死の人数 約11000人/年
 絶対数でも病気でも事故でも冬(低気温)にリスクが大→低温は万病の元!とのことでした。
 ちなみに低気温のガイドラインは16℃、一戸建てでは現実的ではないので12~3℃位ではと言うことです。健康リスクだけならまず暖房性能を上げたらと思いましたが、我が家の玄関や廊下を考えると、やはり壁や窓や天井や床の断熱性を良くすることになるのでしょうね。


〔連絡事項〕
 平成27年度総会の案内状を会員皆様に発送済みです。すみやかにご返答をお願いします。
    今日現在の回答数は17名です。


                   稲岡利春


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【本日の竹林風景】 ~Inaoka

 今日は34℃近くまで上がりました。学生さんたちも暑かったはずですが、写真ではクールに見えます。

・C竹林での伐採作業です。ロープを使っています。

・玉切り

・中間休憩中ですが、中央で節取りを練習しています。


・仲良くグラインダーで節取りです
・ハンマーで節取りです。手首が・・・。


・入口竹林の竹垣の修理です

・入口前花壇のアジサイが咲き出しました












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