竹の学校Top へ戻る
 List Back Next


 

02 竹林日記   「今日も登校日?」 

 2014.01.08(水) 山本 律

 

竹林日記  「今日も登校日?」  2014・01・08(水) 雨

 参加者:  稲岡、稲岡(喜)、梶原、山本。[4名]

 2014年の初仕事といいたいところだが、今日の作業は今度の土曜日 11日の新年会の準備である。
 最初のうちはベンチの整備や豚ナベ用の竈つくりが何よりの作業だったのだが、こんな日に限って雨が降って屋外の作業ができず、集会所の中で、青竹で乾杯用の盃と豚ナベの丼を作ることにした。梶原さんと稲岡さんが電動鋸で大小とり混ぜて50個ほどの盃や丼を作って作業を終えた。

 雨は今日だけらしいので、明日もう一度竹林に入って、ベンチの整備や竈を作る。このメールが届くころは、もう遅いかもしれないが、気がついた方はご登校願います。


 本当は仕事始めに書くつもりだったが、繰り上げて書く。
 雑煮というのは、文字どおりいろんなものを入れて作るものだと思うが、皆さん方のご家庭ではどんな雑煮を作られますか。
 私(山本)のところでは、とり、かまぼこ、せりを薄口しょうゆで味をつけて、切餅を焼いて入れます。
 京都では、里芋を入れた白味噌仕立てのおつゆに煮た丸餅を入れるといいますが、私は食べたことはもちろん見たこともありません。
 東京の雑煮は無風流というか殺風景というか濃口の醤油仕立の真っ黒な汁に小松菜が一枚入っているだけで、あんなものをなんで「雑煮」というのかわかりません。

 京都は正月に「葩餅(はなびらもち)」という菓子が和菓子屋に出ます。薄く延ばした餅で、牛蒡と白味噌餡をくるんだ餅菓子ですが、聞くところによると昔の宮中で行われたしきたりの名残だといいます。いまの宮中ではどうなっているのか、おそらく影も形もなくなっているのではないでしょうか、京都の市民だけがこれを見て、お正月だと思うのではないかという気がします。僅かの期間出るだけですし出す店もごく限られていますから、私も二度か三度口にしただけです。しかし優雅なお菓子です。


                   山 本 律


=================================================
【本日の竹林風景】~Inaoka

 今日は野本さんの提案で、お天気ならば11日(土)の新年パーティの準備をしようということでしたが、あいにく雨でした。しかし、例によって竹林に行くと、まず入り口付近で梶原さんの軽キャブバンを発見、集会場に行くと梶原さんと山本さんが登校していました。
 結局、雨をしのげる集荷場で、竹のカップとお椀を作りました。

・電動カッターで製作中です
・完成した竹カップ&お椀です
・梶原さんの竹細工作品です
 ティッシュケースカバーです

TOP