0111_竹林日記

03　竹林日記　　 「仕事始めと新年会」

　2014.01.11（土）山本　律

竹林日記　「仕事始めと新年会」　2014・01・11（土）　晴

　参加者：荒木、池田、稲岡、稲岡(喜)、大西、尾崎、梶原、川路、窪田、小椋、
　　　　　　澤、世良田、竹内、多田、塚崎、錦織、野本、松本、山本。（多田いいね）。
　　　　　　行きずりの女性ハイカー2名。　　　　　　　　　　　　　[19＋3 合計21名]

　仕事始めだけあって久しぶりに多田さんがいいねちゃんを連れて来たのをはじめ、ほとんど全員が揃った。
　例年のとおり竹林の四方に塩と米を撒いて昨年の無事を感謝すると同時に今年も無事であることを祈ったあとこれも例年のとおり、ぶた鍋の準備にかかった。

　材料はブタ、シイタケ、大根、ねぎ、ごぼう、あぶらげ、人参、こんにゃく、さといも、じゃがいも。
　しいたけは竹林で採ったばかりのを入れた。いつも思うがこのシイタケはそこらのスーパーで売っているのと歯ごたえがまるで違う。人工的に栽培するのではなくシイの木で育つにまかせた文字どおりの自然ものである。これを「さかな」に水割り焼酎やビールや竹筒で温めた日本酒などを飲みたいだけ飲んで13時ごろ散会。

　鍋洗いは女性の手で、竈の始末は男性の手でそれぞれ手際よく片づけたあと、何人かが次の管理候補のA竹林北側の竹林に入った。私(山本)はこのあと15時からの公民館サークル「中世文学」の初講義に出席するため竹林を後にした。

　実を言うとこの中世文学も、初講義のあと新年会が催されて、竹林で飲んだ酒がまだよく覚めきらないうちにビールを飲んだので、昨夜はとても竹林日記が書ける状態ではなく、いまごろになって書いている始末である。竹林の仕事始めと中世文学の初講義が重なるなど、年に一度あるかないかのこととお許しください。

　例によって竹林とはまるで無関係の雑文を書く。

　新年にはちょっとふさわしくない話だが、先日、電車の中でこんな光景を目にした。
　シートに座って膝の間にバッグと手提袋を重ねておいていた高校生が、手提袋が隣の男性の足元に転げ落ちたのに気づかずスマホを見ている。男性が高校生の膝に手をやって注意しても高校生は振り向きもせずスマホから目を離さない。男性は諦めたのかそれ以上かまわなかった。やがて電車が駅に着くと高校生ははじめて手提袋が床に落ちているのに気づくと、バッグを肩にかけて手提袋を持ったまま、なおもスマホを見ながら電車を降りて行った。この高校生だけでなく車中にいる主として若者は10人中８,９人はスマホを見ている。中にはイヤホンを耳につけたまま居眠りをしている。聞くところによると授業中もイヤホンをつけたままの高校生がいるという。

　今日(1月12・日曜)の朝日新聞にこんなことが書いてあった。
「昨年の秋、サンフランシスコ市内を走る路面電車内で射殺事件が起きた。容疑者が車内で銃をこれ見よがしに構えていたのに、乗客はだれも阻止できなかった。スマホや携帯電話に見入っていたせいだという」
　この記事を書いた記者自身、スマホを2台持っていて、朝起きると顔も洗わないうちから2台をのぞくという。
「急ぎのしらせはないか、炎上はないか。日中も寸秒の暇が空くとまた点検する。電源が切れると社会から弧絶した気分になる。立派な依存症だろう」

　この人の場合は、新聞記者という職業柄もあるかしれないが、最近は多くの人が似たような状況にあるのではないか。私は携帯を持っているが、竹林で竹の焼却を消防署に通報するとき以外使ったことがないし、ふだんは電源を切っている。それで支障がおきたことはない。竹林というのは極楽なのかボケてしまう世界なのか。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　山本律

＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
【本日の竹林風景】～Oonishi、Inaoka

・新年会の準備の前の竹垣修理です

・新年会の準備が始まりました

・こちらは、太陽の丘の土入れ組です

・太陽の丘の土入れ済みの場所です

・内製の竹箸造りです

・燃料用の薪作りです

・いつもの伐採竹の焼却です

・ほぼ準備が完了です

・全員で乾杯です。タケノコがたくさん採れますように・・・。

・突然のお客様２名に説明中
　（入校勧誘中）・・・

・男性陣はかなり仕上がってます

・終了モードになっています

・女性陣の記念撮影です。
　トン汁が大変美味しかったです～。

・じゃんけん大会で勝ち取った賞品と負け取った？賞品、
　満面の笑みです。

＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
【こらさ裏の竹林】　Inaoka

　次の管理候補の竹林を新年会終了後、有志で見学しました。伐採竹林の維持作業ということですが・・・
　急斜面が手強そうですし、斜面にしか竹はありませんし、出来る作業が限られそうです。

・こらさ裏の道路から見ました

・伐採竹が綺麗に積み上げられています

・真竹も植えられています