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08 竹林日記   「飛行機雲」 

 2014.01.25(土) 山本 律

 

竹林日記  「飛行機雲」  2014・01・25(土) 晴

 参加者: 荒木、稲岡、稲岡(喜)、梶原、窪田、澤、世良田、高田、錦織、野本、山本。[11名]



 朝、バスの窓から久しぶりに飛行機雲を見た。数えてみたら6本あった。

 飛行機雲は真冬には出ない。真冬は空気が乾燥しているから出ないという。上空の湿度が高くなったのだ。まだ寒の内だが、天気図を見ても西高東低の冬型の気圧配置が崩れて、大陸側に低気圧が、太平洋側に高気圧が居座っている。春の気配が見えはじめた。といって、このまま春にはならない。節分ごろになっても立春寒波というのがやってきて雪が降ることがある。しかし今朝は、昨日あたりまでの冷たさがない。やはり春が近づいているのだ。
 
そう思っていると、窪田さんだったと思う「梅の蕾がふくらんでいる」と言った。一方では澤さんがカンファレンス場の焚火の後始末をして「暑うて汗かいた」と汗を拭っている。しかし桜が咲いても「花冷え」などというのがあるから気はゆるせない。



 詳しいことはわからないが、冷房も暖房も不要の「グリーンハウス」という有機栽培向けのハウスを作る会社から、ハウス内に設置する竹すのこを作ってほしいという依頼があった。

 太さ10センチの竹を四つ割にして並べた上に木の枠を載せたものを60枚作るという。
 青竹はたくさんあるし、寸法どおりに切るのはチェーンソーで切るから必要な竹材はすぐそろったが、これを四つ割にして、木枠を作って、ビスで固定して、となると結構な作業である。納期は3月5日。

 さいわい土入れはこの間の水曜日に完了しているから、ここ当分はすのこ作りをせねばならない。
 「竹の学校」の存在をどうやって知ったのか、思いもよらない仕事が舞いこんできたものである。


                   山 本 律


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【本日の竹林風景】 ~Inaoka

 前回で「竹の学校」一番の仕事の土入れが終ったので、皆さんの行動に余裕が感じられます。
 前回の作業終了間際に野本さんが準備した竹スノコの製作冶具を使って、竹材作りが始まりました。1mに玉切りしたものを最終的には270本程度必要なので、今日の目標を100本にして作業開始です。
 結果、101本を11:30頃に完成、「100本以上出来た~」と喜んでいる平和な時間を過ごしました。

 それから、清水さんにお借りしている大型運搬車が、本家の土入れのため里帰りしました。

 来週は、(水)に金ヶ原竹林で伐採竹の搬出準備、(土)は軽トラックで竹の学校の焼却場に運びますので、よろしくお願いします。伐採竹と言っても朽ち竹ですので、真っ黒に汚れます。服装の対策をしてきてください。

・コンサート会場跡地の奥の粗取りです
・2mに切り出した竹を製作冶具のある乙女の丘の西へ担いで行きます

・乙女の丘の西で1mに玉切りします
・焚き火がないと、休憩になりません
・花壇の手入れです

・運搬車は前回落とした根ぶち運びに
 使いました
・玉切り風景です。1mの竹材が積み上げられていきます

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