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09 竹林日記   「春の気配」 

 2014.01.29(水) 山本 律

 

竹林日記  「春の気配」  2014・01・29(水) 晴

 参加者:「長法寺竹林」 荒木、稲岡、稲岡(喜)、窪田、小椋、高橋、竹内、塚崎、錦織、野本、山本。
          「金ヶ原竹林」 *梶原、*小林、*世良田、*松本        [計15名]

 来訪者:西山森林整備協議会 北川あかりさん(稲岡、世良田両名が応対)



 今日も暖かい。体を動かすと汗ばんでくる。だが、まだ1月である。そのうちに立春寒波がやってきたりしてがたっと寒くなったりする。しかしこの陽射しは春の気配である。

 今日は上記 * 印の4名が金ヶ原竹林で、この土曜日に予定している竹材の搬出路の整備などの準備をした。トラック2台分の枯竹を搬出する予定である。
 長法寺竹林では有機栽培の竹すのこ作りが進んでいる。何本あるか数えていないが寸法どおりに切りそろえた青竹が人の背丈ほどの高さに積上げてある。



 またしても竹林とは全く関係のない雑文を書く。
 郵便局のマークが 〒 だと知らない日本人はいない。だがこれがなぜ郵便局を意味するのかを知っている人は果してどれくらいいるだろう。
 明治になって日本に逓信省という役所ができて従来の飛脚がこれに代ったとき、従来は飛脚がしてきた仕事をする郵便局を、どう表示するか問題になったという。
 欧米の制度を取り入れた逓信業務だから、逓信の頭文字「T」にしようという意見があって、そうなりかけたらしいが、アルファベットを知らない日本人が「T」を見て、これが郵便局だとは理解できないだろう、ということになって、テイシンの「テ」を記号化して〒になったらしい。Tの上に横棒を1本付け加えただけといえばそれまでだが、よく考えたものだと思う。これほど日本中に普及しているマークは、ほかにないのではないか。

 郵便制度ほど国民に密接した制度がないこともあるが、それにしてもカタカナの「テ」が〒になったとは。


                   山 本 律


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【本日の竹林風景】 ~Inaoka

 今日は、竹スノコ造りと、金ヶ原竹林の伐採竹搬出の準備作業の二手に別れての作業です。
 市役所の北川さんは3月15日(土)に「森林ボランティア養成講座」で、参加者が昼食休憩に竹の学校で過ごした後、懇談・見学も出来ないかを相談に来られました。会員の勧誘の機会でもあるので、お受けする予定です。

◎いつもの長法寺A竹林です
・竹スノコの材料が不足したので、隣のC竹林から調達しています
・約300本の材料取りが出来ました

◎久しぶりの金ヶ原竹林です
・隣家に倒れないよう、ロープを掛けて入り口付近の竹を伐採しています

・伐採後の玉切りと枝掃いです
・入り口に伐採竹の搬出スペースが
 出来ました
・分かり難いですが、イノシシが掘り
 あさった跡だらけでした

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