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32 竹林日記   「掘るのが難しくなって来ました」 

 2014.04.14(月) 山本 律

 

竹林日記  「掘るのが難しくなって来ました」  2014・04・14(月) 晴

 参加者:荒木、池田、稲岡、稲岡(喜)、梶原、窪田、世良田、高田、高橋、竹内、
     塚崎、錦織、野本、松本、山本。 [15名]



 朝のテレビに「福井県に霜注意報」と出ていた。長岡京は抜けるような青空で、陽射しが明るいので、福井県が霜注意報とは、と驚いたが、今朝は新聞の休刊日で天気図を見ることができなかったが、気圧配置が冬型になっているように思う。だがこの空の晴れようは春だし、気温も低くなくて、風だけが冷たい。

 前回も書いたが今年は筍が豊作だ。数えなかったが、発送する箱が倉庫の前に山積みになっていて、すり抜けるようにして倉庫から出入りせねばならないほどだし、参加者への配分も1人9Kgだという。
 たしか一昨年だったと思うが「豊作ではなく飽作」と書いた記憶がある。この調子なら今年も飽作になりそうな気がする。ただこれがいつまで続くか。一とおり掘り終ったらぱたっと出なくなった、なんてことにならないか。だが今日が最後というわけではない。まだ当分は続きそうである。これだけ出れば何も言うことはないと思う。
 この豊作と関係があるのかどうかわからないが、焼却するため竹材を斜面に立てかけてある、いわば空き地から筍が顔を出していたり、ツルハシやスコップの倉庫の土が盛り上がって、ひびが入っている。空き地といい倉庫といい土が固いから、お世辞にもみごとな筍とはいえないが、この筍を見て誰も、空き地や倉庫から掘り出したとは思うまい。


 性懲りもなくムダ口を叩く。
 最近は新聞でも、複数の人を言うのに「ら」を使う。関係者らだの、学者らだの、スターら100人などと。
 以前は「ら」は相手を下に見るときに使う言葉だと言われた。おまえら、あいつら、ガキどもら、などと。
 新聞に限らず、世間の言葉の使いかたが無神経というか粗雑になったと思う。
 新聞社はもちろん文書を扱う場所には、校正係というポストが必ずある。言葉の使い方や、表現の的確さや、誤字・当て字をチェックする係である。
 「ら」だけでなく大きな見出しにまで「寄付付き補助金」などと、でかでかと書いてある。「寄付つき」となぜ書かないのか。校正係はなぜチェックしないのか。校正係までが言語感覚に鈍感だとしか言いようがない。
 あんな文字使い表現を許してよく仕事を続けていられる、露骨に下品にいうなら、よく給料をもらっている。
 暴言多謝


                   山 本 律


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【本日の竹林風景(写真はありませんが・・・)】~Inaoka

 今日は、集荷場のメンバー(会計、発送)がお休みのため、稲岡が集荷場に入りました。休憩までたけのこ掘りにも参加したので、写真を撮ることが出来ませんでした。従って、写真無しの竹林風景?になってしまいました。

 たけのこも深い地下茎から出てきていますので、浅いところの地下茎に邪魔されて、掘るのが難しくなって来ました。そのせいもあって、収穫量は最高となりましたが、A級品が少なくなってしまいました。おかげで、会員のお持ち帰りの山分け分が通常3~4kg/人で安定していたのですが、8~9kg/人にもなる異常な事態になってしまいました。重いので、歩いて持って帰れなくなって、車のお迎えをお願いした人まで出ました・・・。

 来週はもっと深いところから出てくるので、たけのこが大きくなってくるし掘りに時間がかかります。よろしくお願いします。今週、頑張ってA級品(贈り物)を増やしておきましょう。よろしくお願いします。

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【昨年6/22と8/13に撮影した井ノ内の家庭菜園付近の竹(ハチク)の花のその後】~Inaoka

 久しぶりに井ノ内の家庭菜園に立ち寄ったので、昨年花の咲いたハチクのその後の写真を撮影しました。
 枯れた後、すっかり伐採されていたのですが、その地域は今サバエだらけになっています。孟宗竹と思われるタケノコも奥のほうに出ていますが、多分この場所は、新しいハチクに生まれ変わるのでしょう・・・。

・奥が孟宗竹の竹林で手前がハチクが生えていたところです
・奥の中央に、タケノコが見えます。

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