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36 竹林日記   「エコツアー第5陣/レインボーハウスの園児」 

 2014.04.23(水) 山本 律

 

竹林日記  「エコツアー第5陣/レインボーハウスの園児」  2014・04・23(水) 快晴

 参加者:参加者:池田、稲岡、稲岡(喜)、梶原、川路、窪田、小林、澤、世良田、高田、
      塚崎、錦織、野本、松本、山本。 [15名]

 来訪者:松井さん他3名(稲岡さんの紹介)、セキュリティー ブランケット(保育園) 保育員4人、子供8人 計16名



 昨日までの薄ら寒さがうそのような陽気である。「ええ天気やな、暑なりそうやで」が朝の挨拶だった。

 今日も筍掘りに終始して、特に書くことのない作業日だった。筍シーズンはこういうことになる。
 そして出る筍が、みな太くて大きい。


 竹林作業に関係のない雑文の、何を書こうか。
 先日のわが家の夕食のとき、食品の可食率、逆に言うと廃棄率が話題になった。
 話のきっかけは、ちりめんじゃこだった。ちりめんじゃこは、当り前のことながら、頭も骨もはらわたも全部食べて、捨てるところがない。そういえば丸干しも同様である。これを栄養学では可食率100%という。
 魚を食べるときは、ふつうは頭と骨と、ときには「ひれ」も捨てるから、可食率はほぼ42%である。
 牛や豚なら、頭も骨も内臓も皮も捨てるから可食率は何%ぐらいなのか。
 それを、ちりめんじゃこや丸干しは捨てるところがない。こんな食材を日常ふだんに食べているのは世界中で日本だけとちがうか、ということになった。

 ノールウェイの漁民は、いわしを頭からまるかぶりにするというが、いわしをいつもそうして食べているわけではあるまい。現役のころ、私は行きつけの飲み屋でいつも鯛のかしら焼を注文した。ほとんど骨ばかりの鯛の頭を箸と指でせせりながら酒を飲むのが楽しみだった。どの魚にも、胸鰭のところに独特の形をした骨があるが、鯛の骨は魚の形をしていて、関東では「たいのたい」といって珍重する。私は鯛のかしら焼を注文して、たいのたいを形を崩さずに取り出すのが楽しみだった。

 ところが関西では たいのたいを頭から問題にしない。私が たいのたいを取り出しても、そんなもんなんやのと、目もくれない。関東では鯛は珍しい貴重な魚なのである。たいのたいを、のれんに染め抜いている料理屋があるくらいである。
 アホらしい話はこれでおしまい。


                   山 本 律


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【本日の竹林風景】 ~Inaoka

 若いオネーサンもいいですが、孫やひ孫のような家庭的保育園「レインボーハウス」の園児が遊びにきました。お爺さん達はメロメロでした。
 竹林の斜面で転んで、泣き出しそうな園児を思わず抱き上げてしました。(泣いていましたが、声が出ない程怖かったようです。)

・本日のエコツアーの主役、レインボーハウスの園児と保育員さんです。癒されますね。

・もう一組のエコツアー、松井ファミリーです
・巨大タケノコと小さな園児です







・レインボーハウスの園児達の記念写真です。カワイイですね。
 全員の視線はバラバラですが、この顔が見えるレベルまで6枚も要しました。

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