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71 竹林日記   「台風の訪問者」 

 2014.08.09(水) 稲岡利春

 

竹林日記  「台風の訪問者」  2014・08・09(水) 雨(台風)

 参加者:稲岡
 訪問者:三豊市竹の伐採事業研究会 青野氏、虹の邑(有機農業生産及び流通)代表取締役 長谷川氏


 先週から竹の学校は夏季休暇ですが、お客様です。今日の昼から京都市で「縮小社会研究会」の分科会に合わせて、予定通り訪問されました。
 台風11号の上陸のため、早朝というより深夜、香川県から車で瀬戸大橋を渡ってこられたとのことで、約束の10時30分ではなく8時過ぎに到着しましたとの電話が入りました。竹林でお会いする予定でしたが大雨ですので「こらさ」に変更しました。私は夜型なので、まだ着替えておらず、急いで準備して8時30分から事務所のミーティングスペースでお話を伺いました。

 三豊市の竹林も孟宗竹でタケノコを生産していますが、冬の伐採作業がきつくて、管理が出来なくなって来ており、竹林の浸食を懸念されているとのことでした。
 タケノコ生産作業は50円/kgであり、労力に見合わない、また伐採竹の処理(搬出、有効活用)も重労働でかつチップ化等に取り組んでいますが課題が多いとのこと。

 話し合いの中では、もともと採算性は悪い。伐採竹の有効活用も生産サイクルが合いにくい。課題解決のためには後継者問題を含め人手の確保が必要という方向となりました。
 竹の学校もタケノコのご褒美がありますが、無償のボランティアなので成立している。
 現役のボランティアは期待できないが、三豊市でも65歳~70歳のボランティア活動の立ち上げを検討する。
等々をお話しました。私と同年代の方達でしたので、本音でお話出来ました。

 青野さんからお礼に野菜をたくさん頂きましたので、「こらさ」の職員さんにも貰って頂きました。ありがとうございました。明日四国に帰られるということでしたが、台風の影響は無かったのでしょうか。


                   稲岡利春


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