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74 竹林日記   「静かでのどかな竹林」 

 2014.08.27(水) 山本 律

 

竹林日記  「静かでのどかな竹林」  2014・08・27(水) 晴

 参加者:荒木、稲岡、梶原、世良田、野本、山本。 [6名]


 差当ってせねばならない作業がないこともあって参加者が少ない。草刈器の音以外に音らしい音がしないし、 人影もない。野本さんがときどき枯竹の枝を焼却場に運んでくる以外に顔を合せたり言葉を交わす人がいない。 私(山本)も気の向くままに枯竹を燃やしている。こんなところで仕事ができるのは、精神的にも肉体的にも幸せ というよりほかない。


 ということで、思いつくままのことを書く。
 今回広島市を襲った豪雨は、かつて聞いたことのない被害をもたらした。具体的にどの地域に何ミリ降ったか覚えていないが、降り始めからの総雨量が1,000mmを超えたところがあると聞いた。
 口では1,000mmというが、限られた一地区ではなく たとえば嵐山から大山崎にかけての乙訓地方が水深1mの見渡す限りの湖になったと思えばよいのではないか。どんなすさまじい豪雨だったか想像にあまりある。しかも豪雨だけでなく、その豪雨によって何kmにもわたる山崩れが起きている。

 60年近い昔だが、台風による竜巻が、桂から松尾にかけて襲ったことがある。私はいまの桂病院(その当時は 京都厚生園という結核療養所だった)に勤務していたが、突然渡り廊下の屋根が、紙切れように舞い上がったと思うと渡り廊下のガラス戸が跡形もなく飛んで行った。あのときもすさまじい豪雨で阪急京都線の桂川の鉄橋の橋脚が流されて、京都線が長い間不通になった。京都線と嵐山線が復旧してからも、山肌が深くえぐれた竜巻のあとが電車から見えたのを覚えている。

 今回の広島市の豪雨禍は、あの竜巻よりもっと広範囲で、かつ大規模の山崩れを起したのに違いないと思うと 被災された方々の惨憺たる様子はいかばかりか。他人事とは思えない。


                   山 本 律


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【本日の竹林風景】 ~Inaoka

 今日も登校者が少なく静かな竹林となりました。作業の方は、草刈りや新竹の片付けや道路の整備、それに朽竹の焼却作業が続いています。

 ミーティングでは、昨年竹材を供給した立命館中高校と高野竹工殿への見学日を相談しましたが、今日のメンバーには事前のメール連絡できていた上、毎日が日曜組(そんなに暇でもないようですが・・・)ですので、いつでも良いとのことで、余り意味がなかったです。(涙)
 会員の皆様、見学の申し入れについて快諾を頂いていますので、見学日を調整したく思います。先方におおよその参加人数を回答しますので、希望日を今週30日(土)の登校日までに稲岡にメール連絡頂きたいと思います。

 立命館:9月10日、17日、24日(水曜日の活動時間)で第1・2希望日を連絡下さい。
      (3日(水)は長岡京市インターンシップ生の受け入れがありますので外しました。)
 高野竹工:9月2日(火)、25日(木)、26日(金)で第1・2希望日を連絡下さい。

 アンガルンは試作フレームにC-音トライ共鳴筒本体を取り付けて、打音を確認しました。手で叩いたり、プラスチックハンマーで叩いたりして発音していましたが、初めてフレーム下枠との打音を聞くことができました。結果はC#-でしたが、ポンポンと思ったより良い音が出ています。やはり課題は共鳴筒本体の音色と絶対音階作りとなりました。


・太陽の丘の草刈りと新竹の片付けをしています
・道路脇に排水溝を作っています

・出荷場裏の崖からの土砂止めを作っています


・アンガルンのフレームにC-音の発音筒本体
 を仮止めしてみました
・吊り棒断面と発音筒本体の吊穴です

・吊り棒は横にして通します

・通してから回転して縦にして動かないようにしています

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