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84 竹林日記   「竹あそびの準備はじまる」 

 2014.09.27(土) 山本 律

 

竹林日記  「竹あそびの準備はじまる」  2014・09・27(土) 爽やかな秋晴れ

 参加者:荒木、稲岡、梶原、澤、世良田、竹内、辻井、林、山本。 [9名]



 一昨日(25日) 高野竹工の見学が一日挟まっただけなのに、竹林が久しぶりのような気がする。
 乙女の丘と、A竹林の上段で時期はずれに、竹が伐採されている。ついこの間、立命館高校の生徒が、鳥居を造るといって竹を伐ったばかりなのに、まだ伐るのかと思ったが、今日の伐採は「竹あそび」の竹筒を作るためだと知った。

 竹あそびの詳細は追ってホームページでお知らせするが、竹筒を400本作るという。毎年のことだが半端な仕事ではない。チェンソーが終日(といっても午前中だが)唸りを上げているし、青竹の切れはしが山のように焼却場に運びこまれる。筍のシーズンオフだからできることである。
 これほど勢力を注いでする行事なのに、竹あそびを知らない市民が、たくさんいる。「竹の学校」の仕事ではないが、いろんな方法で、もっとPRしたほうがよいのではないかという気がする。



 毎度のことながら、竹林とは関係のないムダ話をひとつ。

 先日の新聞に、電子レンジで「チンする」が日本人の80パーセント、ほぼ全世代に普及していると出ていた。
 そういわれてみると私もほとんど意識せずに、この表現を使っている。食品の加熱が終ったことを知らせる、あの音は、ほかに似た音がない、電子レンジに特有の音である。と同時に日本人がこうした方法で食事を調理することが、いままでなかったことを意味する。
 電子レンジで食品を加熱することは、いまではほとんど全世界に普及していると思うが、よその国ではどんな表現をしているのだろう。音や自然現象を言葉に取りこむのは日本語の特徴である。

 ぶるぶる、がたがた、がさごそ、どしどし、がたごと、しくしく、ぞろぞろ、ぴちゃぴちゃ、どきどき…
 数えたらきりがない。みな擬音語ないし擬態語である。
 英語やドイツ語には擬音語がない(少ない)という。日本語を、これらの言語に翻訳するのに苦労する、とはよく聞く話である。雨がしとしと降る、そよ風が吹く、ぽかぽか暖かい、は外国語に訳しようがないという。


                   山 本 律


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【本日の竹林風景】 ~Inaoka

 今日も前回に引き続き古竹の伐採です。
 チェンソー2台(世良田さんと稲岡)で伐採作業したおかげで、竹筒製作の材料分はほぼ確保できたようです。予想通りというか、伐採は出来ても枝掃いの人手が不足なので、休憩後は枝掃いに入りました。乙女の丘の伐採分は枝払いまで完了しましたが、太陽の丘にはかなり倒した伐採竹がそのままになっているとのことでした。

 来週は大型電動鋸を借用して切断(竹筒)に入ります。
 間伐自体もまだ残っていますので、藁敷きまでには終了しなければなりません。ご都合のつく会員は登校をお願いします。

 周辺のプロの竹林(たけのこ畑)も伐採が佳境に入っています。稲穂も垂れて、風景は秋らしくなってきましたが、農繁期と運動会等の行事で忙しい日が続きます(汗!)。

・陽が傾き休憩中の集会場にも日陰が
・伐採後の枝掃いです

・伐採竹の移動です
・掃った枝を積み上げています
・枝が山と積み上げられました


・通学路の稲穂の垂れた水田です。秋の日差しでいい感じです。
・プロの竹林も間伐中

・収穫の済んだ早稲米の稲藁
 すでに竹林に運び込まれていました
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【お知らせ】 ~Inaoka

 9月26日(金)は、高橋さんと京都ダイハツ乙訓営業所に、軽トラックの貸し出し支援のお願いに行ってきました。
 所長さんに申し入れたところ快諾を頂き、環境保全ボランティアへの支援として、ダイハツユーザーへの特典と同じ、車検・修理時等のための格安レンタカーを貸していただけることになりました。高橋さんの担当セールスの方を通じて、申し入れることになっています。

 営業所の裁量と貸出車の事故のリスクを考えると、ギリギリの支援ではないでしょうか。自動車を維持することが出来ない非営利ボランティア団体にとっては非常に有り難い支援です。京都ダイハツ殿に御礼申し上げます。



 帰り際、ボデーの着せ替えが出来るNewコペンが数台配車されていましたので、覘いてきました。高橋さんは乗るのは恥ずかしいとおっしゃっていましたが・・・。今月発売になった新型ハイゼットトラックと共に、退職前頃に少しアレンジに関わった車です。思わず、豪華なカタログを頂いて帰りました。

・昨年の東京モーターショーモデルのコペンです
  ~いやモデルさん・・・かな。足が長いです。
・おなじく、樹脂ボデー外板を交換するデモ中です。


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