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95 竹林日記   「はや忘年会が話題になる季節」 

 2014.11.05(水) 山本 律

 

竹林日記  「はや忘年会が話題になる季節」  2014・11・05(水) 晴れたり曇ったり

 参加者:稲岡、稲岡(喜)、梶原、窪田、澤、世良田、高田、塚崎、野本、山本。 [10名]



 すっきりした秋晴れではないが、風がない。晩秋というより初冬の趣きである。

 作業も冬に向っての施肥、藁入れと、竹林に残っている竹枝の処理。それとコラサ竹林から枯竹運び。
 いつものことだが、どこで人が働いているのかと思うほど静かな竹林である。
 こんなところで仕事ができるのは金銭には換えられない幸せというべきだ。

 11月ともなると忘年会が話題になります。
 今年の忘年会は 12月20日(土)12時30分から と決りました。(なお12月20日は「竹の学校」の終業式です。この日から竹林作業は冬休みに入ります。終業式のあと忘年会で1年間のことを忘れる…いいですね) 場所は JR長岡京駅前「庄や」を予定しています。近々 山本が予約を入れに行きます。
 詳細が決り次第 あらためてご案内いたします。



 例によって竹林とは関係のないムダ話をする。
 十干 十二支というのがある。
 木火土金水の五行に兄(え)・弟(と)をつけて、甲乙丙丁戊己庚辛壬癸としたのが十干。
 方位、時刻を表すのに十二の動物名を宛てたのが十二支。子丑寅卯辰巳午未申酉戌亥。
 ふつう「えと」と言われるのは、この二つを組み合わせたものを言う。
 還暦というのは60年目に同じ「えと」が巡ってくることを言う。だから昔は「本卦返り」と言った。
 「甲子園」というのは、十干の甲、十二支の子を組み合わせた名前である。多分「きのえ・ね」という十干十二支の最初の組み合わせの年にできたので、縁起のよさ、将来の発展を願ってつけられたのではなかろうか。これにまず間違いないと思う。
 考えてみると十干は十進法、十二支は十二進法である。十進法は両手の指の数から生れた基本的な区切り方で、 十二進法は、12は2・3・4・6という、1から9までの数の中で最も多くの素数を持つ、便利な数である。従って、10進法と12進法を組み合わせると7以外の数は、みな処理できる。方位、角度を360度に区切ったのも時刻を60で 区切るのも、すべてこの便利さからである。
 この中で一番扱いにくい数が7である。何を持ってきても7以外の数では割り切れない。7は不思議な数、神聖な数 とされたゆえんである。キリスト教が7を神聖視するのはそのためである。神は6日で世界を創り給うて、7日目に休み給うた、と旧約聖書にはある。
 七福神などというのも7を神聖視した考えから生れたのではないかとも考えられる。

 アホらしい話はこれでおしまい。おやすみなさい。


                   山 本 律


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【本日の竹林風景】 ~Inaoka

 今日は、A竹林では追肥作業です。塚崎さんは、先日の藁運びで田んぼの畦道で足を痛めているのに、登校されました。「無理せんといてください。」「出来ることしかしないから、ええねん。」と、いつもの会話でした。

 こらさ竹林では、物置小屋に利用するため、温室キットを組立ていました。ここで、梶原さんが体調を崩されて、心配しましたが、夕刻には病院から自宅に帰られたと連絡があり、一安心です。

・竹株を切っています。
・追肥の穴掘りです。
・肥料の配合をしています。

・こらさ竹林に新たに設置された
物置として利用する温室です。
      ・11/3(月)にアンガルンの豊原先生が、備蓄?していた竹材を
      引き取りに来られました。
       写真は稲岡の自宅保管分で、竹林の物置保管分と合わせて
      約100本くらいでしょうか。
       間伐終了に伴い、伐採竹からアンガルン用に30~60mmの太
      さのものを2~3節に切ったものです。
      

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