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96 竹林日記   「施肥と藁入れに全員総がかり」 

 2014.11.08(土) 山本 律

 

竹林日記  「施肥と藁入れに全員総がかり」  2014・11・08(土) 晴れたり曇ったり

 参加者:荒木、稲岡、稲岡(喜)、窪田、世良田、高田、竹内、野本、林、原、山本。 [11名]



 寒くもなし、もちろん暑くもなく、竹林作業にはうってつけの陽気である。
 A竹林の上段の藁入れと、コンサート会場跡の肥料撒きに参加者全員総がかりで、今日の作業時間が終った。

 これに限らず、いわゆる乙訓式の筍軟化栽培というのはたいへんな手間と労力が要る。逆に言えばこれだけの手間と労力をかけなければ、おいしい筍ができない、ということでもある。しかもこのあと、竹林作業最大級の重労働、土入れが控えている。赤土を竹林全部に入れて、今年の忘年会 という段取り(計画)である。


 この時期になると、いつも思い出す。何年か前、長法稲荷にお参りに来た老年のお百姓さんが、私たちが土入れをしているのを見て、最近は せっかちになってしもて、わしらが若いときは年が明けてから土入れをしたもんや、と言われた。ずっと後になってから、昔は稲が晩生やったからや、いまは早稲になったから、土入れも早くなったと聞いて、なるほどと思った。


 今回は、アホなむだ話は休みます。


                   山 本 律


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【昨日の長岡中学での竹の学習】 ~Inaoka

 昨日は、昨年に引き続き、長岡中学に「乙訓の竹についての総合的な学習の時間」の講師に招かれて、「放置竹林の再生」についてお話をしてきました。授業の方はうまくいったとは言えませんが、珍しく寝ている生徒さんはなく、最後まで聞いていてくれたようです。「現在の竹林の状況をどう思っているのですか」「放置竹林の保全に取り組み、何を喜びにしていますか」とか、難しい質問がありました。昨年の授業からは、かなり学習が進んでいるように感じました。来年あたりには、突っ込んだ質問になるのではと、愉しみ、いや心配です。
 今日の京都新聞の洛西版に高野竹工の増田さんの授業をメーンとした記事が掲載されていました。
 右の写真は長岡中学から頂いた稲岡の講義風景です。


【本日の竹林風景】 ~Inaoka
 今日も追肥作業と、北階段下に仮置きした稲藁を太陽の丘に運び上げました。
 ミーティングでは、ある幼稚園の卒業記念品に竹馬の製作の依頼が来ているとかで、対応をするかどうかを検討することになりました。数量次第ですが、物作りの好きな会員が多いので、土入れ~タケノコ収穫までの間に、対応することになりそう。

・竹内さんの追肥用の美しい穴掘りです(コンサート会場跡地)
・稲岡の雑な穴掘りです(太陽の丘)

・原さんの肥料入れです

・階段下の仮置き場の藁を運び出し
ています
・環境フェア用の竹の植木鉢に
水抜き穴が追加されました
・終了です。お疲れ様!


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