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104 竹林日記   「ユンボが入って総がかりの土入れ」 

 2014.12.10(水) 山本 律

 

竹林日記  「ユンボが入って総がかりの土入れ」  2014・12・10(水) 晴

 参加者: 荒木、稲岡、稲岡(喜)、梶原、澤、世良田、高田、高橋、竹内、塚崎、辻井、野本、山本。[13名]



 朝 バスを降りて竹林に向って歩いていると、ユンボを積んだトラックが追い越して行った。
 しばらくするとユンボの重いエンジンの音が聞えて、乙女の丘の北端の崖の土が乙女の丘に運び出された。10時の休憩が終るころ、ユンボは太陽の丘に上って崖を掘り崩しはじめた。音のする方角からいうとシイタケ畑のあたりの土を掘り崩している様子である。そうだ、あそこに小さな崖がある、あの崖を掘り崩しているのだ、と思いながら、私(山本)は例によって枯竹を燃やしていた。

 今日はユンボが入るというので午後も土入れをすることになっていて、昼の食事は竹の学校から提供された。弁当を食べ終るのもそこそこにして、ユンボがうなりを上げはじめた。
 私は相かわらず枯竹を燃やし続けた。おかげで といってよいのか枯竹が少なくなった。近いうちに”品切”になる。”在庫”がなくなったあと私は何をしたらよいか。失業はするまいと思うが…。

 何時ごろだったか、3時を過ぎたころではないかと思う、土運びの一輪車が太陽の丘から戻ってくるのを見て土採りの現場に行った。場所は思ったとおりシイタケ畑の近くの崖だったが、驚いたのは土を掘り取った場所の穴の深さだった。人の背丈どころではない、2m以上は十分ある穴ができている。ユンボは、いまにも崩れそうな穴の縁まで近づいて土を掘り出している。見ていてはらはらする作業だった。

 これが限界だと見たのかユンボは穴を掘るのをやめて、集会所のほうに降りて行ったと思うと集会所の後ろのいままで人力で掘り崩していた崖を崩しにかかった。人力ではとても掘起せない竹の根株を無造作に掘起しては脇のほうに寄せていく。見る見るうちに四つばかり根株が掘起されて赤土の山ができた。
 というわけで、午後4時に作業終了。年に一度あるかどうかの、まれな作業日だった。お疲れさま。

 今日は”心に浮ぶよしなしごと”を休みます。 おやすみなさい。

                   山 本 律


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【本日の竹林風景】 ~Inaoka

 今日は待望のユンボが竹林に入りました。昨年までは、ユンボは土採りだけで、土の山を積み上げるだけでしたが、今年は初めてユンボに運搬車と一輪車に直接土を積み込む方法を実施しました。ユンボの運転時間は増えますが、人の土の積み込み作業が不要になるので、老人には優しい作業となりました。
 反面、土の運送量が数倍にもなりましたので、藁の上に撒かれた土を均すのが大変でした。マイペースでやればよいのですが、こんなに早く土が運び込まれれたことが無かったので、ついあせってしまうようです。特に午後は、土均しメンバーが少なくなったため、太陽の丘の土入れが半分くらい済んだところで、無理をせず、人の作業を2時30分頃に終了しました。
 人の作業終了後、ユンボに土採りと根ブチ処理をして頂きました。特に根ブチ落としのスピードは凄まじく、あっという間に2か所の人力土採り場の風景が一変しました。重機の力に改めて感心しました。

 作業のスピードアップの効果は大きく、2時間程で、乙女の丘の土入れが完了しました。また、3時間で太陽の丘の半分の土入れが済みました。この分だと、年内には殆ど完了出来そうです。

 午後の作業延長に対応して頂いた会員の皆様、長時間の作業、お疲れ様でした。


・第1回目の休憩です。ユンボの運転手さんもご一緒です。
・ユンボの運搬車に土の積込です

・乙女の丘の土入れ(土均し)風景です


・乙女の丘の小型運搬車と一輪車の土運びです
・昼食休憩です

・土入れが済んだ乙女の丘
・土入れの済んだコンサート会場下
・通路以外の土入れが済んだ太陽の丘

・ユンボの活躍風景です。3か所の土採り場の根ブチ処理中です



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