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23 竹林日記   「出荷始まる、少しですけど・・・」 

 2015.03.28(土) 山本 律

 

竹林日記  「出荷始まる、少しですけど・・・」  2015.03.28(土) 晴

 参加者:荒木、稲岡、稲岡(喜)、梶原、窪田、小椋、世良田、高田、竹内、塚崎、
     野本、原、村山、山本。 [14名]



 先日の水曜日とは さま変りの、暖かさと穏やかさ。この暖かさで、京都では桜の開花が発表されたが、長法寺あたりは、まだ咲いていない。京都の市街区域は車の交通量が多い上に建物の暖房の影響もあって、気温が高いのかもしれない。

 竹の学校の竹林では筍の収穫と出荷がはじまった。だが掘り出す量がそれほど多くないので出荷も少ない。段ボール箱が山積みになるのは もう少し先、4月になってからである。



 心に浮ぶ よしなしごと

 いまは日本でもパン食が増えたが、それでも米飯が主体である。日本人が米を食べるようになったのは、いつごろからか、おそらく弥生時代あたりかと思われるが、そうだとすると2000年よりもっと昔のことになる。
 この歴史の長さの結果であろうか、米に関係する言葉の豊富さは驚くほどである。

 米を育てる植物を「稲」と言い、稲から育つ種子を「米」という。近世になるとさらに細かく分けられてうるち米、もち米に区分される。
 そして「うるち米」で作る食物は、ときと場合によって「ご飯」「めし」「ライス」と言い分ける。
 そういえば、茶碗に入っていると「ご飯」、丼だと「めし」、平たい洋皿だと「ライス」になる。
その証拠に、使い道によって「茶飲茶碗」と「ご飯茶碗」があり、丼に入れると「どんぶりめし」になり、レストランでは「ライス」がふつうの言い方である。

 ちがった話だが、日本語はrとℓの区別がない、というよりℓに相当する発音がない。だからrice(こめ)とlice(虱・シラミ)が言い分けられない。「ご飯をください」と言ったつもりが「シラミをください」になる可能性がある。アホな話はやめよう。


                   山 本 律


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【本日の竹林風景】 ~Inaoka

 前回の初堀りのタケノコが予想外の収穫でしたので、今日から会員への頒布を始めました。が、思ったより収穫が増えず、ご覧のとおりです。それでも3箱(3kg×3)の出荷と傷物と小物は約1kg/1人の分配となりました。

 初堀りのタケノコの味は久しぶりのせいかもしれませんが、柔らかくて余りにおいしかったので次の分配を期待してしまいます。今年のタケノコは格別です~。


・こらさ竹林の伐採竹の搬入です
・乙女の丘でホリの合間の一息
・集荷場でホリ砥ぎする世良田さん

・会員頒布用の箱詰めと出荷風景です。さすが京タケノコ、美しい~。
・会員分配用です

・春らしい日差しの美しい太陽の丘。今年もタケノコさん、お願いします~。

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