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43 竹林日記   「穏やかな竹林」 

 2015/05/23 山本 律

 

竹林日記  「穏やかな竹林」  2015/05/23(土) 晴

 参加者:荒木、稲岡、稲岡(喜)、梶原、辻井、野本、山本。 [7名]



 空は晴れているし風はないし暑くもないし、参加者が7名という人数で人声も聞えない。しいて言うなら、混みすぎた青竹を切倒す音だけの、長閑で静かで穏やかな竹林である。 
 記録に残す記事もないので、今日の竹林日記はこれでおしまい。


 しかしこれでは、いささか素っ気ないから、心に浮ぶよしなしごとを、これもすこしだけ。
 
 竹の学校の竹林を歩いていて いつも気がつくことがる。
 この竹林にころがっている石はどれもみな角が丸い。どうやら水成岩らしい。どう見ても、火成岩あるいは、溶岩ではない。京都盆地だけでなく近畿地方には火山がないから当りまえかもしれないが、何万年かあるいは何十万年か、もしかすると何億年前は、このあたりは水底だったのではあるまいか。もちろん、海ではない。湖か沼あるいは湿地帯だったと思う。
 ヒマラヤ山脈が大昔は海の底だったというから、京都盆地が湖だったとしても不思議ではない。その証拠に京都盆地の北端の深泥ヶ池 宝ヶ池と、南端の巨椋池は もとは一続きの沼だったという。であれば乙訓地区もその沼の西端だった可能性はある。
 そうだとするとこの竹の学校の竹林で、水成岩と思われる石が、ころころ見つかっても不思議はないのかもしれない。


                   山 本 律


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【本日の竹林風景】 ~Inaoka

 芯止めが終わりましたので、親竹以外の新竹とタケノコの親分の伐採とサバエ刈りをしています。
 サバエはもう少し遅く出るのですが、今年は少し早いようです。森林整備にも参加している野本さんは「ヒコバエ」と呼んでいますが、長岡京市の公式HPでは「サバエ」と呼んでいるので、NET検索では少数派のようですがここは「サバエ」ということにしておきます。

・少人数ですが休憩風景です。
 会員勧誘について話し合いをしましたが・・・。
・集会場前の階段段差を緩やかにしています

・タケノコが終わるとサバエが出ます
・土採り場の壁から飛び出た地下茎から出たサバエです。
 地中の様子が想像できます。

・ナルコユリの花が白くなりました

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