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47 竹林日記   「物音ひとつしない竹林」 

 2015.06.10(水) 山本 律

 

竹林日記  「物音ひとつしない竹林」  2015・06・10(水) 晴

 参加者:荒木、稲岡、小林、小椋、世良田、高橋、野本、山本。 [8名]



 気温はそれほど高くないが、むしあつくて、体を動かさなくてもじっとり汗ばむ。梅雨の晴れ間によくある天気だ。

 キーボードを叩いていて ふと気がついた。むしあつい、じっとり、汗ばむ、これをどこの国でもよいから外国語ではどう表現するのか。それを言うと肌寒い、すきま風、うだるような暑さ、そよ風、木枯らし、秋風時雨、俄雨、氷雨…日本語には外国語では表現のしようのない言葉がいくつもある。日本語というのは語彙の豊かな、従って微妙な言い回しができる言葉だと思う。


 いきなり 心に浮かぶよしなしごとに入ってしまったが、本来の竹林日記に戻る。
 今日は参加者が8名と少ない上に、ぜひともしておかないと という作業がないこともあって、竹林が静かである。といって、しなくてもよいことをしているわけでは、もちろんない。
 竹の学校の入口にある花壇から自転車置き場にかけて、名前が思い出せないが、茎をかじると酸っぱい汁が出る草 というより、木といったほうがよいほど太く硬くなったのが一面に生い茂っているのを刈り取る人、ついでに、ガタガタになっていた花壇の手すりというか柵を作り替える人、Aの上段 太陽の丘を整備する人、かと思うと、水琴窟の小石が見えないほど溜った竹の落ち葉を拾い集める人、それぞれがさまざまの作業をしている。

 タラの木のトゲは、小さいけれども硬くて鋭くて、うっかり手でつかむと痛みがいつまでも消えない。
 前回の作業日に野本さんが枝を切り落として、これはこのまま置いとくからと言って積み上げておいたのを、何かに使うのかと思って手をつけずにいたのを、今日 野本さんが焼却炉でぜんぶ燃やした。不用意につかむと痛いから燃やすのは俺がする、の意味だったと、あとで気がついた。焼却係の私(山本)への配慮だったのだ。
 ありがとうございます。


                   山 本 律


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【本日の竹林風景】 ~Inaoka

 梅雨の合間に日が差して暑い日になりました。鳥の鳴き声と共に、緩やかに作業が進んでいます。

 追肥が多いのではと珍しく話題になりました。結果は、以下の通りとなりました。
①タケノコ掘り中のお礼肥えが多すぎるので、会員・エコツアー客に少なくすることを徹底する。
②タケノコ終了後のお礼肥え(6月)は予定通り実施、次は台風シーズンが終わってからということで、藁敷き前。

 今週末(土)のこらさ竹林整備を金ヶ原竹林整備に変更することになりました。基本的には、竹の学校に集合してから出発します。月末に竹炭業者がこらさ竹林に伐採竹の引き取りに来るために順番を入れ替えします。

 7月11日の総会・親睦会の正式の案内状と委任状を、明日往復葉書でお送りしますので、速やかに返信頂くようお願いします。親睦会のみの参加も歓迎ですので、OBの方にもお送りさせて頂きます。

・枯れ葉の掃除です
・枯竹焼却です
・階段の手摺りを改良しています

・サバエがあちこちに出ています

・ナルコユリの花が実(種)になりました
・物置横の花壇を清掃中です





・竹林周囲の風景~無防備の番いの鴨と見頃を迎えたスイレン

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