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54 竹林日記   「ムダ話だけ」 

 2015.07.08(水) 山本 律

 

竹林日記  「ムダ話だけ」  2015・07・08(水) 曇→小雨 作業はせず

 参加者:小椋、竹内、野本、山本。 [4名]



 道も木の葉も濡れているが、空は明るいし雨も降っていないので、ちょっとヤバイなと思いながら家を出た。
 竹林に着いてみると果たして倉庫は鍵がかかっているし誰も来ていなかった。それでも雨が降っていないから、枯竹を燃やすくらいはできると思って準備をしているうちに、人の声がして上記の3人が竹林に入ってきた。
 と思ううちに ポツポツと雨が落ちてきた。竹内さんが「雨が降ってきたから、今日は作業はやめにしよ」と知らせに来てくれた。
 野本さんは作業小屋で鉈や鎌を研いでいるし、小椋さんは倉庫のガラクタの整理をしているが、私(山本)は一足先に竹林を出て家に帰った。作業は何もせず雑談ばかりしていたが、竹林には1時間半ほどいた。



 ということで、今日は文字どおりのムダ話──

 昨日(7月7日)は 七夕だった。ただし新暦の。本当の七夕は旧暦の七月七日、今年は8月20日。
 彦星(牽牛星)と織姫(織女星)が、年に一度相逢う日(夜)だとされる。
 8月の後半といえば秋のはじめ、その季節なら空が澄んで星がきれいだから、「たなばた」も意味があるが、梅雨の最中の7月上旬では、何で星の祭りなのかわからない。古い祭りを単純に新暦に移すから、こういうことになる。「桃の節句」も同じである。新暦の3月の初めは、雪が降ることはあっても桃は咲いていない。

 「たなばた」というのは、古い日本語では「たなばたつめ(機を織る女)」を意味した。つまり女性の芸事、技術の上達を願う日だったとされる。それに、中国の、技術向上を願う「乞巧奠」が重なったらしい。

 では、牽牛星はどこから出てきたのか。私の手では調べようがないが、牛飼男と機織娘の出会い、と言ってしまえば、情緒も趣きもない、味も素っ気もない話になってしまう。
 「たなばた」は、やはり「七夕」で、そっとしておいたほうがよい。



                   山 本 律


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【本日の竹林風景】 ~Inaoka

 前回に続き、今日も私用(同窓会)で、稲岡はお休みしました。と、言っても昨夜箕面の某温泉で一泊して、長岡京まで帰ってきてから、竹林に行きました。到着は11時過ぎでしたが、すでに皆さんがお帰りになった後だったようです。
 雨の中、花壇の中の鮮やかな花が目に付きましたので、カメラを向けてみました。

 世良田さんには今年の環境フェアの参加者説明会(市役所の会議室)に出席頂いています。お疲れ様でした。

 夜は、週末の総会の資料の仕上げと印刷ですが、お休みなのはずなのに竹林日記が届きました。結局このHPの更新と合わせてもうAM4:00を回ります。お休みなさい。

・花壇の花達です。


・ナルコユリの実です
・6月の初旬に大胆カットされたタラの木ですが、ご覧のとおり!


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