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64 竹林日記   「ようやく酷暑も終りに近づいたか」 

 2015.08.15(土) 山本 律

 

竹林日記  「ようやく酷暑も終りに近づいたか」  2015・08・15(土) 晴


 さしもの酷暑も8月の半ばになると、風が涼しくなって凌ぎやすくなりました。それにしても 猛烈な暑さでした。皆さん お変りないここと存じます。
 こう暑くては外に出る気にもならず、といって 昼間からクーラーをいれるのはもったいなくて、ステテコとシャツ一枚で ぐたっ としていました。しかし幸いに食欲だけは旺盛で、ブタの生姜焼で飲むビールのうまいこと。早く上着を着て街を歩ける季節になってほしいです。



 またしても 愚にもつかない よしなしごとを書く

 この歳になっても、私は幸いに入れ歯や虫歯が1本もない。それと関係はないと思うが、新聞を読みながら歯ブラシを使うくせがあって、短くて15分、長いときは30分近く 口の中で歯ブラシを動かしている。
 それと もう一つ、歯をみがいたあと必ず 舌についた白い苔、医療用語で「舌苔(ぜつたい) ベラーグ」という、をブラシでこすり落す。これをしないと口の中がすっきりしなくて、歯をみがいた気がしない。昔 病院で仕事をしていたころ、医師が「口臭はベラーグが犯人や」と言ったのを印象深く覚えている。それ以来 歯をみがくとき舌苔をこすり落すのが習慣というか くせになった。


 ついでにもう一つ よしなしごとを

 今日 8月15日は終戦記念日。
 当時、まだ高校生だったころだが「なんで終戦いうて敗戦て言わんのや、なんで進駐軍いうて占領軍て言わんのや」と言った生徒がいた。
 いまにして思う。8月15日の、いわゆる「玉音放送」は戦争の終結と言って、戦争に敗けた、と言わなかった。当時 日本の最高権威者だった天皇として「敗戦」とは言えなかったから、終戦になったのだと思う。その日から、防空頭巾もゲートルも着けなくてよいことになって、明るい電灯の下で食事をするのがためらわれたほどだった。
 それを思うにつけて、いまの政治家も官僚も、だれ一人として戦争のむごさ 悲惨さを知らない。戦争を経験しろとは言わない。必要なのは理性であり知性である。


                   山 本 律


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【ゴーヤカーテン】 ~戦争を知らない子供達だった団塊世代のInaoka

 終戦の話とは全く関係の無いゴーヤカーテンです。8月1日の本欄にノートPCのキーボードに載せた大きなゴーヤの写真を掲載しました。ベランダのプランターで育てたゴーヤのご褒美でしたが、今日はそのゴーヤのグリーンカーテンコンクール用の写真を撮りましたのでお見せします。平和っていいですね。

・外からベランダを見ました
・ベランダからです。
 物干し竿用ステーを使ってフレームを
 組んで、ネットを張っています。





・室内からです。
 涼しそうでしょう。照り返しを防げます。



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