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81 竹林日記   「城陽の藁束ねと藁運び」 

 2015/10/14(水) 稲岡利春

 

竹林日記  「城陽の藁束ねと藁運び~出張編」  2015/10/14(水) 晴

 参加者:荒木、稲岡、稲岡(喜)、梶原、窪田、小林、小椋、世良田、高橋、辻井、錦織、野本、山本 [13名]



 今日は大挙、城陽へ藁束ねと藁運びです。A竹林留守番組は山本さんと高橋さんです。
 現地で合流予定の辻井さんを除き、その他のメンバー10名は2トントラック(レンタカー)と自家用車2台に分乗して、9:00にA竹林を出発しました。
 結束バンドと麻紐とハサミと城陽のイチジク畑の藁抑え用に提供する約3mの青竹を10本程度積んで行きました。

 40分程で、城陽に到着。鼻の効く?稲岡(喜)は到着前からイチジクの甘い香りがすると言ってました。私は感じませんでしたが、さすがに田んぼの近くのイチジク畑の傍を通ると、甘い香りを感じます。誘惑を感じながら、早速藁束ねに入りました。今日の田んぼは10/11(日)のとは別の小学校南側と高校東側の2か所です。特に小学校南側の田んぼは昨年ぬかるみで泥まみれになったところで、嫌な思いがよぎりましたが、今日はほぼ乾いていて気持ちよく作業が進みました。

 前回の5名に対し今回は11名の大部隊ですので、最初の田んぼは1時間余りで藁束ねと積み込みが完了しました。ここまでは余裕です。小休止の後、次の田んぼに移動して、少し気が緩んだ状態で作業開始です。

 先ほどの結束作業は、藁を運んでいた小椋さんが「緩くて、積み込むまでにバラけてくるで」と叱られました。自分のは大丈夫と自信がありましたが、新しい藁のせいか束ねてから時間がたつと体積が減少して緩むようです。稲束を膝で押さえながら麻紐を2重にして締め上げますが、手袋をしていても小指が痛くなってきます。
 そこで、野本さんに「結束バンドを使ってみんか」と言われてました。結束バンドは1~2本しか無いと思っていたので、使用を遠慮していましたが、新たに購入したのか5本もありましたので、結束バンドなる文明の利器を使ってみることにしました。
 効果は絶大です。結束バンドは自動車の振動を与えたELRシートベルトのように、引っ張るとどんどん緩むことなく締め上がります。その状態で麻紐で縛ってから結束バンドを外すので、作業も楽です。手締めの2倍以上は締まるようで、麻紐と藁の間に指も入れません。作業時間は少し長くなりそうですが、女性でも固く縛れそうですので、来週の法隆寺の藁束ねと藁運び迄に、藁束ね人数分、結束ベルトを購入することにします。

 少しペースが落ちたようですが、昼食後一回目の稲藁搬送です。向こうで荷卸し作業があるため、トラックの運転の荒木さんと野本さん、稲岡(喜)と運搬車を動かせる梶原さんが、A竹林に向かいました。
 2回目の搬送迄に、残ったメンバー7名で最後の藁束ねですが、トラックの往復時間の半分もかからず終了。ゆったりとした休憩時間になってしまいました。
 来年は、最初の田んぼの積み込み完了時点で1回目の搬送をしたほうが、早く終えることが出来るようです。

 14:15頃にA竹林からトラックが帰って来ました。あらかじめ道路脇に積み上げていた藁束をトラックに積み込んで、2回目の搬送です。ここで、現地集合だった辻井さんが直帰されました。
 15:00過ぎA竹林に到着。すでに梶原さん達が1回目の稲藁を、乙女の丘の藁置き場に運び上げていました。早速2台の運搬車でトラックから稲藁を運び上げました。トラックの掃除と積み上げた藁にブルーシートを掛けて、すべての予定が16:00に終了しました。
 と、言いたいところでしたが、荒木さんのレンターカーの返却がまだ残っていました。最後までお疲れ様でした。

[連絡]
 皆さま、今日もお疲れ様でしたが、来週10/21(水)も法隆寺に藁束ねと藁運びをしますので、よろしくお願いします。先方のご都合(週末に稲刈り)で、来週土曜日まで伸ばすと雨のリスクが増えます」ので、水曜日を本命にします。


                   稲岡利春


 [追記]10/15(木)夜に山本さんから日記が届きましたので、以下に掲載させて頂きました。
     また、来週の法隆寺行きのために早速、結束バンドを4本購入しました。


竹林日記  「城陽市へ稲藁の受取~留守番編」  2015/10/14(水) 晴

 参加者 城陽:荒木、稲岡、稲岡(喜)、梶原、窪田、小林、小椋、世良田、辻井、錦織、野本。[11名]
     長法寺: 高橋、山本。[2名]     合計13名



 朝 新聞を取りに外に出ると 息が白く見えた。 秋もいよいよ深まった。といっても我が家の金木犀は まだ咲かないし、ご近所のすでに咲いているのも あの特有の香りがしない。秋はこれからが本番か。

 竹林に着くと、トラックが2台停っていて、5、6人が何かを積みこんでいる。そのうちに窪田さんが「これから城陽に藁を取りに行きます」と言って出て行った。あとからやってきた世良田さんに聞いて、上記のメンバーが藁運びに出かけたことを知った。後に残ったのは山本1人。
 焼却場に行ってみると、枯竹の枝が焼却窯に すでにセットされていて、そばに先日の「竹あそび」の竹灯篭の残骸が山積みになっていた。
 きょうは これを燃やしてしまおうと火をつけていると、高橋さんがやってきて、「藁運びは帰りが遅くなるといわれたので 参加しませんでした」とのことだった。ということで、きょうの長法寺竹林は、山本と高橋さんの二人。
 高橋さんは、竹林入口の花壇の手入れと除草に取りかかられたから、一人づつ それぞれ別の作業をしたので、互いに口をきくこともなく、1時間余りを過ごした。高橋さんが、除草した花壇の雑草を3度か4度 焼却窯に運んできた。気がつかなかったが、あの花壇に こんなに雑草が生えていたのか、と思うぐらいの量だった。そして11時過ぎに「これで失礼します」と言って帰られた。

 空気が乾いているので火は燃えるが、青竹は水気が多いので はかばかしく燃えない。助燃材に枯竹を加えて青竹を燃やすのだが濃い煙が上がるばかりで炎にならない。いらいら うずうずしながら青竹が燃え尽きるのを待った。
 午後1時 山積みになっていた青竹を ようやく燃やし終った。だが袋詰めのままの青竹が、これも山積みになっている。しかしこれも今日の見当ではうまくすると一日で燃やしきれそうな気もする。
 焼却場の火の始末をして現場を離れようとすると、荒木さんが竹林に戻ってきた。続いて稲岡(喜)さんが戻ってきた。二人とも疲れきった顔だった。
 私はバスの時間の都合があったので、ほかの人には挨拶せずに、13時5分に竹林を退出した。


 バスを待つ間は何ともなかったのに、バスに乗っている間に にわかに腰が痛くなってきて、バスを降りて自宅の階段を上ろうとすると、足がよろけて手すりをつかまえながら這うようにして靴を脱いで、部屋に入ってそのまま横になってしまった。結局昼飯は抜きになったが、空腹よりも足と腰の具合のわるさで、物を食べるどころではなかった。竹林日記が一日遅れになったいいわけである。
 幸いに、今日はいまのところ ふつうに動けるから、これがあさっての土曜まで続くことを願うばかりである。歳は取りたくない。


                    山本律


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【本日の竹林風景】 ~Inaoka

 前回、太ももの裏側がつったと書きましたが、今日の出発のミーティングでは皆さんも同様のようです。歳を取るほど、筋肉痛のでるのが遅いとかで、最初につった私が一番若いと自慢できるのでしょうか・・・。ただの運動不足と言われてても返す言葉がありませんが。
 今日の作業では、身体に異常はありません。皆様は如何でしょうか。週末に出るのでしょうか。

・城陽へ出発前ミーティングです
・城陽の小学校南側の藁束ねです

・藁束ねの準備中
・昼食後、1回目の搬送スタートです
・高校東側でトラック待ちです

・道路脇に積み上げた藁束
・2回目の稲藁の積み込みです
・散らばった藁の掃除です

・乙女の丘へ稲藁を運び上げています
・稲藁が積み上がりました
・稲藁にブルーシートを被せて終了!

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