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96 竹林日記   「参加者総がかりの土入れ」 

 2015.12.05(土) 山本 律

 

竹林日記  「参加者総がかりの土入れ」     2015・12・05(土) 晴

 参加者:荒木、有本、池田、市嶋、稲岡、稲岡(喜)、尾崎、川路、
              小椋、世良田、竹内、野本、原、山本。 [14名]



 土曜日は女性の参加者が多い。その上 今日は久しぶりに市嶋君が顔を見せた。珍しく眼鏡をかけていて、はじめのうちは市嶋君だとわからなかった。
 「あの眼鏡をかけた若い男性だれや」「市嶋さんよ」と聞いて彼の面影が浮んだ。「眼鏡をかけたら人相が変るなあ」と言うと、懸賞かコンテストか何かに眼鏡をかけて参加して入賞して、それ以来 眼鏡をかけることにしたという。眼鏡はともかく、若いだけあって骨惜しみをせずにマメに体を動かす。

 今日はユンボが入らないので 山本以外の全員がツルハシとスコップで土入れをした。当り前といえば当り前だが、ユンボの作業はすごい。土を崩す者、運搬車で土を運ぶ者みな くたくたになって土入れをするが崖を崩した土の減りようが目立たない。役立たずの私(山本)が こうしてボケッとしているのがわるくなる。「わるいなあ 何の役にも立たんで」と言うと、たいていの人は「ハハァ」と笑うだけだが、市嶋君は「山本さんが竹を燃やさへんかったら、誰が燃やしますねん」と言ってくれた。



 空白部分が多いので、かねてから思うことを書く。
 私は学生時分から、買った本は手離さずに書棚に並べている。古本を買うことはあっても、読んだ本を古本屋に売ることはしない。
 当然のこと 本はたまる一方だからパソコンを置いている仕事部屋はもちろん、台所(食事部屋)、来客部屋、寝室、階段のおどり場まで スペースというスペースのほとんどが本で埋っている。
 学生時代 「本は読みなさい、少なくとも月に1冊は読みなさい。1年に12冊、読書人生50年として 生涯に600冊しか読めないと思えば寸暇を惜しんで本を読みなさい」と言った先生がいた。その言葉が忘れられなくて、本を読むことを心がけた。それでも600冊には到達しそうにない。
 本の読み方の基本 というより根本は、同じ本を何度も繰り返し読むことである。年月を経てあらためて読み返してみて、いままで気づかなかったことに気づくことがよくある。そうか、著者はこれが言いたかったのか…と。逆にいえば、繰り返し読むに値する本を手にすることである。だから 手当り次第本を買うのではなく、これは、と思う本を買って、中にはほとんど印象に残らない本も当然あるが、それでも、いつなんどき読み返して、新たな見識を得ないとも限らない。本を読むことをお勧めする。テレビを見ているばかりが能ではない。


                   山 本 律


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【本日の竹林風景】 ~Inaoka

 登校すると、前回、土均しが出来ていない土入れ用に積まれた土の小山がたくさん残っていたはずなのに、すべて土均しが済んでいました。世良田さんが今日までに、済ませておいたとのことでした。お疲れ様でした。

 今日は若い市嶋さんと遠距離通学組の女性達の参加もあり、久しぶりに賑やかな作業日になりました。
 ユンボではなく人力の土採りのため、今日は土均しに土採りがついていけません。それでも、午前中に乙女の丘とその西竹林の土入れが終了することが出来ました。お疲れ様でした。
 残りは太陽の丘の西側(約1/3)です。12/9(水)はユンボが入りますのでよろしくお願いします。

 午後は稲岡が自治会の餅つき大会用のせいろの燃料用に竹割材を準備しました。世良田さんは動かないと仕事が出来ない運搬車を修理されていました。

・太陽の丘の土入れ風景です


・火があるので当然のように焼却場が集会場になっています。
 休憩時間ですが、運搬車の修理に頑張っています。
・土均し作業です

・土採りと積み込み作業です

・土入れの済んだ太陽の丘竹林です。美しい~。


・土入れの済んだ太陽の丘西竹林です
・新物置の骨組みの完成度が上がってきています



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