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35 竹林日記   「静けさの中のタケノコ掘り」 

 2016.04.25 (土) 世良田芳弘

 

 竹林日記  「静けさの中のタケノコ掘り」  2016・04・25(土) 晴

参加者 :窪田、小椋、世良田、塚崎、高橋、野本、 6名
エコツアー  天野ファミリー 7名
見学者 山口ファミリー  3名 プラス孫1名          〔合計 17名〕


 今日はいつも通り参加しましたが、先週の土曜日に沢山掘り起こし満足したせいか参加者が少なく、静かな竹林になりました。。タケノコはピークを過ぎて、量は激減しています。今月でたけのこ堀も終わりになってしまいそうです。

 タケノコ畑も堀残しと親竹が目立ち始めています。しかし放置竹林のB竹林、C竹林、こらさ竹林のたけのこが異常に多く、早く処理をしないと元の放置竹林になってしまう状態です。次回からこれらの竹林の作業もしないと大変なことになってしまいます。

 エコツアーは天野ファミリーがお見えになりましたが、昨年も来られており、要領がわかっているので黙々と作業にかかり、相当の量の大物のタケノコを上手に掘り出していました。
 タケノコを竹林で湯がいて持ち帰りしたいということで3回もゆでて持ち帰られました。

 例年タケノコを送っている山口夫妻、娘さんとお孫さんが東京からお見えになり、タケノコの出ている姿、竹林の美しさに感激されて帰られました。来年も来たいとおっしゃっていましたので、よかったら是非ボランティアに参加してくださいとお願いしました。

〔連絡〕
 1.ツバキE&Mに納入する200本の竹ですが、お客様の事情で今年は中止になりました。
 2.茨木高校への200本の竹の納入ですが、高校生が作業に参加されますので引き受ける方向で検討しています。
 3.竹炭提供依頼分がありますので、作業の協力お願いします。
 4、鹿除け柵用の竹枝の提供依頼があります。こちらも作業応援に来られますので、協力お願いします。


                   世良田芳弘


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【本日の竹林風景】 ~Inaoka

 今日は世良田さんの撮影です。久しぶりにタケノコに奇形がでましたネ。

・エコツアーのお客様です
・アンモナイト!

・採れたてタケノコを竹林で湯がいています。
 湯がいたのをお持ち帰りのお客様は初めてです。


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【南阿蘇村状況】~4/26 Inaoka より

 今日は南阿蘇村です。昨夜遅く、世良田さんに竹林の状況をお送り頂きました。ありがとうございました。

 私の方は昨日、熊本側から南阿蘇村に入れないため四国から、九四フェリーで愛媛の三崎から大分の佐賀関に入り、197号、10号、57号線で竹田を経由、57号、214号、265号線で高森を経由して325号、28号線で南阿蘇村に順調に入ることができました。
 三崎港の観光案内所のお兄さんとお姉さんに熊本の道路情報を詳しく調べて頂けたので、思い切って上記ルートで決行できました。

 蛇足ながら今回の経路はgoogle mapを使い決めました。google mapのナビ機能は優秀です。適切な経路指示と到着予想時間、地図が最新であること等、○lpineの専用ナビより優秀です。PCのgoogle mapの方が細かい変更ができ、その経路をモバイルPC(タブレット)やスマートフォンにメール送信できますので、最近はカーナビをサブにして、タブレットのgoogle mapをメインにして使っています。両者で経路指示が違うことがありますが、○lpineに裏切られたことがあっても、google mapに裏切られたことはありませんので、google mapの方の言うことを聞いています。
 ただ私のタブレットのgoogle mapのナビ機能を使用時は電力消費量が多く、充電しながら使っても、電池残量が減少していきます。今回のような長距離移動の場合は、一時的にお休みモードにするなど、電力消費量を抑えないと不安です。肝心のPCとして使用したいときダウンしては元も子もありませんので・・・。

 南阿蘇村に入り北上すると、久木野付近から地震の爪跡(土砂崩れした山肌や壊れた家屋の瓦礫やブルーシートで覆われた屋根等)が目立ちます。ボランティアのテント群、警察の人員輸送車、自衛隊の高機動車などが目に付きます。物資輸送か報道関係ヘリコプターの爆音も絶えず聞こえています。

 自衛隊からの物資支援が始まり、米軍のオスプレイも飛来したとのことで、狭い村に降りてくるのを見て嬉しかったとのことでした。同機の派遣に伺った見方をする新聞がありましたが、ひねくれ記事に感じます。
 数日前からようやくライフラインも復活しており、水道と電気が使えますので、準備したサバイバルギアの出番は少なくて済みそうです。私の車でも、南阿蘇村に入れるくらいなので、物流も復帰しつつあります。家屋に戻れる人は一安心です。

 私の弟の家ですが、支援物資は足りてきたようですが、壊れた家屋・家財の修理・復元、足の踏み場も無いほど散乱した室内の片づけ、瓦礫の処理、段差の付いた庭や植え込みや花壇の復元等が必要です。次の地震に備え、油火事を防ぐため天ぷら・フライ等の料理を控えていますし、すぐに外に避難出来るように靴下を履いて、全員1階の玄関に近い部屋に寝ています。これから元の生活に戻れるまで、応援していきたいと思います。

 昨夜は2度の余震(体感)がありましたが、それなりに寝られました。目が覚めましたから・・・。

・庭に出来た地割れ!
・阿蘇大橋崩落場所(中央の山崩れ)が見えます

・このような自衛隊の車両基地が数か所にあります


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