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005 竹林日記   「物置の屋根修理と椎茸の菌打ち」 

 2018.01.24(水) 稲岡利春

 

 竹林日記  「物置の屋根修理と椎茸の菌打ち」  2018・01・24(水) 晴

参加者:東、荒木、稲岡、梶原、ことえ、さとみ、世良田、髙橋、竹内、野本 〔計 10名〕


 今日はめっぽう冷たい朝です。100%氷点下です。手袋の上からも冷たさが伝わってきます。
 それでも、先週初出パーティで楽しんでいますが、今年初めての作業日ということもあってか、10名も登校しました。風邪が再発しなければ良いのですが。

 まずは、焚火と焼却から始まって、暖をとりました。バケツの水や物置の屋根のブルーシートに溜まった雨水など氷が張っています。竹林一面が土入れした赤土の下から数cmの霜柱です。歩いても靴が汚れません。逆に焼却場周辺が熱で霜柱が解けて、地面が滑って転びそうになるほどぐちゅぐちゅになっていました。なかなか焚火から離れたく無いですが、昨年から後回しにしていた物置の屋根の修理に掛かりました。

 野本さんとことえさんとさとみさんはホダ木に椎茸の菌打ちです。ホダ木を作業しやすい高さに固定して、ドリルで穴あけ、種を打ち込んで行きます。女性達もストレス解消になるのか、「こんなに楽しい仕事あるなんて・・・竹の学校に・・・」と300発位打ち込んだようです。

 物置は、まず屋根の腐り落ちたトユの修理とブルーシートの張り直しです。トユから貯水タンクに水を貯めていたのですが、竹内さんがタンクの清掃のために水を抜こうとすると、排水バルブ周辺が凍っていたので、焚火の火種で温めていました。今日は、特に冷たいので、余計な仕事が増えます。焚火でさえも、乾燥していると思った枯れ枝などは、凍っているので投入すると、火力が弱まってしまいます。

 荒木さんからトユ用に7.5mの竹のリクエストがありましたので、昨年から気になっていた北側の道路際の芯止め忘れの竹を2本伐りました。髙橋さんから芯止めしない竹の高さを確認したいとのリクエストに応えて、メジャーで測定しました。周辺は芯止めされた竹ばかりなので、凄く高そうでしたが、結果22.7mで、この付近の芯止めされていない竹の標準的な長さでした。

 世良田さん、梶原さんは7.5mの竹を半割りしていました。3m程度なら、鉈で少し割ってから、丸パイプか丸棒を挟み込んで一気に竹を割りますが、長いとまっすぐ割れるわけではなく、少しずつズレて半円ではなくなってしまいます。
 そのために、片側ずつ鉈で丁寧に割ってから、反対側も同様に丁寧に割り進めていました。これなら、流しソーメン用に長~いトユでも出来そうです。短い方が取扱いは楽ですが・・・。


 お昼から、地元の小学校で小学生との給食を一緒に頂く交流会(自治会・民生児童委員・登校見守り隊・食材提供者等)に参加するため、少し早めに下校させて頂きました。
 多分、物置小屋修理組(物作り組)の皆様は、12時には帰っていないと思いますが・・・。お疲れ様です。
 長岡京に大雪注意報が出ています。今夜から金曜日まで、お天気予報に雪だるまマークが付いています。お気をつけてお過ごし下さい。


                   稲岡利春


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【本日の竹林風景】 ~Inaoka

 寒いを通り越して冷た~い作業日となりました。悔しいので冷たそうな写真をお送りします。

・土入れした竹林の霜柱群です
・バケツの氷

・ブルーシートの取り出した氷

・集会場の焚火で雲隠れ中?
・物置の貯水タンクを清掃中

・楽しそうなホダ木への椎茸の菌打ち


・物置の屋根の修理風景

・トユ作り~半割り中
・トユの節取り中

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