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049 竹林日記   「茨木高校の竹準備」 

 2018.06.09(水) 世良田芳弘

 

 竹林日記  「茨木高校の竹準備」  2018・06・09(土) 晴

参加者:
 A竹林  梶原、竹内、野本
 こらさ竹林 荒木、きみこ、ことえ、さとみ、世良田、高橋、塚崎 〔計 10名〕


 梅雨入りして6月6日は雨で休校となりました。今日から茨木高校へ竹200本(4mもの)の準備作業開始となりました。

 こらさ竹林には6名入りましたが、しばらく作業を実施してなかったため、雑草が生え、孟宗竹のタケノコが伸び切っているもの、真竹のタケノコが伸び放題になっていました。しかし 真竹の太いタケノコはすべてイノシシに食われていました。真竹竹林には電柵を取り付けて保護をする等の対策をしないとすべて孟宗竹になってしまうかも。
 高橋さんはタケノコの処理と草刈り機で広場をきれいにしてくれました。草刈り機を使える方は応援してくださいね。
 荒木さんは高校生が作業しやすいように、竹林内の枯れ竹を整理されていました。
 塚崎さんは老体に鞭を打ってサバエの処理をしてくださいました。
 中井さんと中矢さんは枯れ竹焼却に専念して頂き、中ほどの竹林がきれいになりました。
 明神前竹林はサバエが伸び放題になっており、放置竹林になっています。景観が良くないので整備作業に入りますので、ご参加お願いします。
 今後、雨で休校になる日が多くなりますので、皆様のご参加をお願いします。


 連絡事項
1. 6月16日頃、倉庫を引き取りに行きますので、6名お手伝いをお願いします。
2. 明神前竹林の整備作業に、草刈り機を使える方の応援お願いします。
3. こらさ竹林ですが、竹の倒伐をしますので玉切、枝打ちに参加ください。


                   世良田芳弘


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【さとみの竹林風景】 ~Satomi

 今日はこらさ竹林に入りました。門を通った直後、え~!草いっぱいで伸びてるやん!そして少し上に上がると、至るところに竹の皮が散乱していて、あっちもこっちも茶色で汚な~。
 前回こらさ竹林に入ったのはホームページをみると5月16日で、あの時は下の広場で草刈りと焼却をして、すご~くきれいになったのに・・・
 あれから1か月も経っていないのですが、えらく汚くなるものです。あ~あ。ため息!ガックリ!
 草刈り、枯れ竹集め、伐採、焼却と仕事はいっぱいあります。軽トラ2杯分くらいは燃やしました。ありがたいことです。とほほほほ。
 竹の皮がたくさん散乱していましたので、こらさ竹林で今年生まれた孟宗竹は相当あるようです。数百本はあるのでしょうか?太いのもたくさんありました。

 ここの土は肥えているんだそうです。茨木高校生にがんばって伐採してもらいましょう。
 真竹のタケノコがあるかなと期待しましたが、もう立派な竹になっていました。真竹の濃い緑色はとても美しいです。
 今年は竹林の真竹のタケノコを食べることができず残念でした。去年はたくさん収穫できたのですが、世良田さんの話ではイノシシがかなり食べちゃったようです。悔しい!

・下の広場から焼却用に運ばれて
 来ました
・作業道中程で焼却しました
・おやつ休憩(*^_^*)

・緑が美しい真竹です

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【まいづる竹林整備・竹活用ネットワーク協議会 第5回総会】 ~Inaoka

 今日は、24年度~25年度に長岡京市農林業振興課に出向されていた有川様(京都府中丹広域振興局森づくり推進室)からのご依頼で、題記の総会後の講演に招かれていましたので、出発前に竹林にはちょっとだけ顔をだしただけでした。
 世良田さんの日記とさとみさんの風景と私の報告と3部作、贅沢~。

・総会の様子です
 舞鶴市西総合会館というところで、ただの長岡京市シニアの私に控室迄準備頂き、恐縮しました。
 総会を聞かせて頂き、広い舞鶴市(長岡岡京市の17、8倍、人口は長岡京市の8万人より10%位多いだけ)で、意欲的に活動されているようです。
 講演の方は、いつものパワーポイントの資料に明神前竹林を加え、美しい竹林を守るための竹との共存を目指す他の地区とは違う長岡京市の竹林整備ボランティア活動の思いを追加しました。

 舞鶴市の竹林は元々タケノコ畑では無く、里山の一部で、生活道具等を作る材料として、育てられていたものとのことです。会館の窓から、若い緑の竹が森林の山の上を目指して拡張している様子が見えます。ここでは、「竹が憎くてしようがない。」ということでした。竹の伐採後の竹の処理について、燃やしたり積み上げて朽ちさせるだけではもったいないので、何か利用できないかというのが、こちらの会の目的の様です。だから協議会が竹林整備・竹活用と並列に扱われた名前に出ている理由が理解出来ました。
 タケノコを採らないのなら、3年間春から夏の間に全伐をする方が良いのでしょうね。
 竹のメンマを作ったり、乾燥竹などの食材としての活用や、チップの活用、剣道の防具メーカーとの協業などにも取り組まれていますが、価値を生み出しビジネスモデルになると良いですね。

 竹の学校でもタケノコ栽培に半分くらい人手をかけていますが、これは竹林の侵食の抑制になっています。しかし、間伐竹林の整備はもぐらたたきゲームなので、手間を掛けながら終わりがありません。新しい放置竹林の伐採開始がもぐらたたきゲームの始まりとは悲しいですが・・・。無償ボランティならではです。

 最後は愚痴っぽくなってしまいましたが、竹の学校のメンバーは楽しそうに活動していますし、行動には意識の高さを感じます。健康の維持を一番に、頑張っていきましょう。

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