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094 竹林日記 「土入れ準備と久々のこらさ竹林整備」 

 2019.11.20(土)
  稲岡利春
 中井さとみ 

 

 竹林日記  「土入れ準備と久々のこらさ竹林整備」  2019・11・20(土) 晴

参加者: 〔計 13名〕
 A竹林 稲岡、窪田、竹内、野本
 こらさ竹林 荒木、ことえ、小林、さとみ、しょうこ、世良田、高橋、ちよこ、もとめ


〔A竹林土入れ対応編〕 稲岡利春

 土曜日の土入れ準備の後、日曜日の雨予報に野本さんが慌ててきみこさんを連れて、土取場の土が濡れないようにブルーシートを掛けてくれました。ありがとうございました。
 私は、自治会館の大掃除で失礼させて頂きました。今頃、大掃除?とお思いでしょうが昨年から自治会員の提案で、忙しくて寒い年末にするより、自治会行事の少ない11月にしてはと言う提案があって、採用されたものです。公共の建物ですから、年末でなくても、年に一度大掃除すれば問題ないし、何より寒くないのが嬉しいです。デメリットが年末の門松作りの竹の水洗いを、年末の大掃除のついでにやって貰っていたのですが、これを門松製作担当だけでするしか無くなったことぐらいでしょうか。

 こらさ竹林はサバエと草がえらいことになっているので、土入れ準備には少人数が残りました。
 集会場の土取場にユンボが入れるよう、土止め竹を撤去して、残っていたベンチの撤去しました。週末からの土入れ期間中はベンチ無しです。椅子持参で登校下さい(冗談です。代わりの椅子がありますので本気にしないように。)
 焼却場の所の土取場を拡張のため、太陽の丘へ行くための階段の手すりを移動、ユンボの通路妨害している竹の伐採をしていました。
 太陽の丘の東側の土取場の崖の上部に葉っぱの枯れた竹があるというので、これを伐採しましたが、どうもここでの伐採竹の焼却の熱で焼けたようで、若い竹もあって元気なのを伐ってしまいました。(涙)

 集会場の崖の上の方の土を取るため、邪魔をしているコンサート会場側の根ぶちを1人で掘りだしました。1.5H位かかりました。数年ぶりに頑張ったのか、帰ってから疲れてダウンしてしまいました。おかげで、今日も竹林日記の着手が遅れています。

 しょうこさんが、こらさ竹林に行く前にスィーツタイム用にスィーツポテトと柿を置いて行ってくれたのですが、3人分しかありません。4人で血みどろの争いを予想しましたが、大人の対応で済みました。


〇いよいよ、週末から土入れです。準備万端(のはずですよね?)、頑張りましょう。
 午後も作業をすることになると思います。都合の付く方は、よろしくお願いします。午後も参加される方は、お弁当が支給されますので、さとみさんに、第1回目の休憩時に申し込んでください。
 



〔こらさ竹林編〕 中井さとみ

 今日は久しぶりにコラサ竹林に入りました。
 休憩所前の真竹の竹林は伸びたサバエと草で覆われており、え~、汚な、春から2回は草引きとサバエ刈をしたのにとがっくりです。電柵の中を中心に高橋さんは草刈り機、荒木さんは電動ノコ、しょうこさんと私は鎌、ことえさんはのこぎりといろんな道具を駆使して草刈りを行いました。「お願い、もう生えんといて!」と思いながら・・・
 中腹では世良田さん、小林さん、ちよこさん、もとめさんには焼却作業をしていただきました。

 今日のおやつはしょうこさんのスイートポテトです。むっちゃ美味しい。きみこさん畑のお芋だったのでしょうか?秋はスイートポテトですね。
 余談ですが、ことえさん宅のおせちには栗きんとんではなくスイートポテトが入っているそうです。あら、素敵。

 世良田さんに桜の紅葉が奇麗だから竹との写真を撮っておいてと言われ、コラサ竹林の東の下の大きな桜の木が、きれいに紅葉していました。
 ここにこんな大きな桜の木があること知らんかったよね。だから咲いているのを見たことがないよね。と、ことえさんと話をしていたら、稲岡さんが、「桜の咲いてる時期は必死で筍掘ってるから、桜どころじゃないからでしょ。」ということでした。はい。納得でした。


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【本日の竹林風景】 ~Inaoka、Satomi、Syouko

 A竹林はInaoka、こらさ竹林はSatomiさんとSyoukoさんの撮影です。

・A竹林の集会場の寂しいスィーツタイム?です


・太陽の丘の根ぶちです。周りを掘って掘って、崩していきます。

・掘り起こして取り去ったところ
・整地後です
・掘り出された根ぶちです


・太陽の丘東側土取場付近です
・太陽の丘西側への階段です
・集会場の土止め竹を外したところ

・集会場の土取場の崖のブルーシート、左側が根ぶちのあったところ


・こらさ竹林の休憩所前付近の草刈り風景

・草刈り機の達人の雄姿
・ひっつきむしでサボテンになった手袋

・サバエ・草刈りアフター?


・こらさ裏道路のもみじの絨毯の二人
・桜の紅葉です





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【11/18(月)10:00~12:00 京大院生 青塚さんの訪問】 ~Inaoka

 西山地域において竹林整備をされているボランティア団体について研究を行っておられる、京大院生の青塚さんの訪問がありました。昨年12月に、竹林にお伺いして土入れ作業を体験していただいた方です。こらさの事務所で世良田さんと応対しました。

 修士研究で、ボランティア団体の方々にお話を伺うことで、放置竹林を整備・管理する可能性を調査し、団体の方と竹林所有者の方がつながる可能性を探っているということで、ヒアリングによる本調査に来られました。

 放置竹林を増やさないために、タケノコ栽培から竹の有効利用に切り替えるとしても、原料の竹の供給をボランティアや農家に頼って、原価ゼロでもなかなかビジネスモデルを構築できないのが実情だし、有効活用用の竹の供給が出来るくらいの人出が確保できるなら、竹林放置問題は発生しないでしょう。
 タケノコ畑を維持するには、専業化できるほどタケノコ農家の採算が良くならないといけません。
 竹材の提供の仕事をするなら、タケノコ栽培を上回る収入を得なければなりません。

 と、言う訳で、限られた農家さんとの助け合いや、限られた面積の竹林しか管理できない竹林整備ボランティア団体では微力ですので、無償の人手としては期待できません。
 本当に放置竹林を減らすには、今のままではダメだとは分かっているのですが・・・。

 「人手の問題をどう解決するかがとても難しいですし、ネックなのだと感じました。伺ったお話を整理して、解決の糸口を探っていきたい。」とのこと。新しい切り口での取り組みに期待します。

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