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024 竹林日記 「焚き火をするほど寒いタケノコ掘り」 

 2021.04.05(月) Maki、Inaoka 

 

 竹林日記  「焚き火をするほど寒いタケノコ掘り」
                         2021・04・05(月) 晴

参加者: 〔計 12名〕
 A竹林 Kajiwara、Kotoe、Satomi、Serata、Takahashi、Tukasaki、Nomoto、Maki、Motome
 明神前竹林 Inaoka、Kimiko、Shoko

エコツアー: Makiさんのご友人(髙橋さん)


 上着の必要な寒い朝になりました。天気予報通り雨は夜更け過ぎに上がりましたが、1週間前にも雨が降りましたが、今日の方が地面が湿っているようです。
 登校すると、かなり土が湿っていますが長靴がいるほどではないので一安心です。ところが寒いので、Satomiさん達が集会場の釜で焚き火の準備を始めました。年初めに、すっかり枯れ竹を処分してしまっているので、薪を燃やそうと頑張っていました。とは言え、非力な彼女たち、太い薪には火が着きにくいので、枯れ竹・枝を集め、薪を細くしたりタケノコさんを掘る前に大仕事です。おかげで、焚き火に当たる前に十分暖かくなりましたが・・・。

 Makiさんの友人かエコツアーで来られました。初めての参加とのことですので、最初の竹の学校の概要説明と竹林講座の話を聞いてもらって、今回はその後は前回の要領でMakiさんに付き添いをお願いして、明神前竹林に移動しました。今日は参加者が少ないので、Inaoka1人で軽トラックに道具を積んで出発しました。南方住民のKimikoさんとShokoさんは直行しています。

 今日もA竹林編はMakiさんが書いてくれています。


〔A竹林編〕 Maki

 毎週末雨が降っています。曇りスタートの月曜日です。
 北風が冷たい寒の戻りの一日でした。
 エコツアーは私の友人です。関東から引っ越してきてまだ数ヶ月。タケノコを掘るのは初めて。ここでしか出来ないことを体験してくださいね。

 Inaokaさんの「たけのこ講座」の資料は紙芝居風で、わかりやすい絵が描かれています。会員さんで、かつて看板を描いておられたTsukasakiさんが描いてくださったそうです。
 「竹の学校」の説明を受け、目で見てタケノコのこと守るべきこと、タケノコを掘る特徴のある道具、掘り方を教えてもらいます。

重要!『掘り取った穴はきれいに、平らに埋め戻す』よろしくお願いします。

 TakahashiさんNomotoさんMotomeさんサポートありがとうございます。エコツアー、太陽の丘で立派なタケノコが何本も採れご満悦です。Nomotoさんが椎茸の原木畑にも連れて行ってくれました。晴れてくると竹林の木漏れ日がキラキラときれいです。友人がふと聞こえてくる笹の葉音が波の音みたいと言っていました。そう言われると風が吹くとザザーザザーンと聞こえてきます。

 今日の配分はいいタケノコが入りました。人数も少ないので大量です。MotomeさんとKotoeさんと仕分けましたが、数が多いので分けているうちに迷路に入ってしまいました。あとはくじ引きで引いてもらいましょう。大物も多くて、最大4.5kgあるタケノコもでました。Inaokaさんが赤子を抱くようにお持ち帰り。ご近所のみなさんへ春のお裾分けが喜ばれます。

 NHK-BS「ニッポンの里山」で放映された場所、Inaokaさんに案内してもらってキツネの横穴を見学。巣穴の入り口には掘り出した土が乾いていました。子育ての最中のようです。どこからか運んできた手袋やスリッパが散乱していたそうですが、Serataさんがかき集めて片付けてくださっています。ありがとうございました。


〇エコツアー参加の髙橋さんからのメールがあり、竹の学校の会員になりたいとのことです
 水曜日からお見えになりますが、3人目の髙橋さんになりますので、下の名前でおよびすることになります。
 よろしくお願いします。


〔明神前竹林〕 Inaoka

 参加人数が少なく、M1、W2の3人だけです。もう鶏冠が地面から出てきているので手あたり次第と言いたいところですが、とても掘り切れないので、上物から掘り始めています。
 優しいお姫さんたちは、大物の周囲を掘ってくれて準備が出来ているのですが、とにかく深いので、掘りに時間が掛かります。それでも、ツルハシをつかってタケノコさんの周囲を少し深くまで掘れば、かなり成功率が上がります。
 50㎝以上ホリを入れても出てこないタケノコさんが3本もあって、雨で土が緩んでいるとはいえ、10分以上掘らないと上げられません。

 11:30にはA竹林に帰らないとと頑張りましたが、Shokoさんから「周囲を掘ったタケノコさんを残されると、土戻ししないといけないのでは」とのご指摘があり、結局最後の力をふり絞って全部掘り上げたのですが12:00になってしまいました。

 その前に丁寧に掘り上げていた4.5kgの大物も、本部に持ち込んだものの、箱に入らないから頒布候補から外され、鍋に入らないからか山分け分にも入れて貰えず、自由にお持ち帰り下さいグループに転落、何という結果!
 私の努力がタダになってしまうので、私が「100円で買う」と会計さんに申し入れたところ「タダやもん、お金いらんわ」ということで、メンツを捨てタダで持ち帰りになりました。

 男の意地より頒布の利益を考えなければなりませんね。4.5㎏の大物1本掘る間に1~1.5kgの最適品なら10本位掘れるもんね。(チョットサバかも)
 明神前竹林はピークを迎えているようなので、地面から鶏冠の出ているタケノコさんを一度上げてしまった方が良さそうです。
 次回も頑張ってみます。


 今日は両竹林で少人数に関わらず約150㎏の収穫量になりました。A竹林産:明神前竹林産=4:6ぐらいでした。良品率は50%台まで上がりました。頒布は20箱で前半の部は終了間際となっています。山分けタケノコさんも1人当たり6kgを超えていました。

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【本日の竹林風景】 ~Maki、Inaoka

 今日も、日記と写真をMakiさんに頼っています。

・朝一番の乙女の丘。どうしても上質なタケノコさんが出るここから始まります。


・エコツアーさんの竹林講座の講義
・丁寧に掘り上げました!

・鶏冠の黄色い方を狙って~

・明神前竹林第2地区です
・今日もデカい(深い)です

・3/31(水)に30㎝程度だった親竹候補。もう1mを超えました。
・4.5kgの大物は裸にしてもこの迫力

・集荷場です
・手前の大物がタダ~~~

・せっかくの大物の査定がゼロ。
 我が子の様に持って帰りました。上の写真のタケノコです。


〔ここからはMakiギャラリーです〕

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