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026 竹林日記 「タケノコ掘りとこらさ竹林整備」 

 2021.04.10(土)
   
 Maki、Araki、Inaoka 

 

 竹林日記  「タケノコ掘りとこらさ竹林整備」
                         2021・04・10(土) 晴

参加者: 〔計 22名〕
 A竹林 Ichiba、Kajiwara、Kubota、Kotoe、Satomi、Takeuchi、Tanaka、Taniguchi、Tsukasaki、
     Nishihara、Nomoto、Maki、Mitsuko、Mutsuko、Murayama、Motome
 明神前竹林 Inaoka、Kimiko、Shoko
 こらさ竹林 Araki、Serata、Takahashi

エコツアー:Satomiさんのご友人
訪問者:NHKエンタープライズ関係 赤地さん、柳瀬さん


 今日は、A竹林と明神前竹林のタケノコ掘りと1件のエコツアーに加え、三菱労組さんと合同のこらさ竹林整備と作業が分散されます。午後にはNHKプレミアムのTV撮影の打ち合わせがあり、大忙しです。
 今日はArakiさんの投稿(多分、日記初デビュー)もあり、Makiさん、Inaokaの3人で珍しい共作の日記となっています。


〔A竹林編〕 Maki

 八条ヶ池のキリシマツツジは今が満開。図書館前のヤエザクラも満開です。朝はちょっと冷えましたが、風もなくいいお天気。タケノコはスウィッチ・オン。出るわ、出るわ。よく育っています。生き物の不思議な世界です。一晩で何cm伸びているのでしょう。タケノコは2段ロケットで成長します。1段目のロケットは成長点。これは多くの植物に共通です。驚きは2段目ロケット、成長帯です。これは節とも関係あります。このロケットが柔らかいタケノコの秘密です。ほんまですよ。知らんけど。
 突然、畑に黒い皮の物体がニョキニョキ。赤い旗印の親竹候補が一気に伸びています。

 エコツアーはSatomiさんのご友人。Inaokaさんがこらさ竹林で作業のためSatomiさんが「たけのこ講座」を担当します。
 乙女の丘ではTanakaさんMitsukoさんが掘っています。乙女の丘下ではNomotoさんが大物タケノコの掘り方を伝授。
 集荷場はSatomiさんがエコツアーに出ている間に搬入されたタケノコの山。Satomiさん後半はTsukasakiさん Kotoeさんと出荷準備ですね。

 どの畑でもタケノコが地中深く大きくなってきているので掘るのも一苦労。
 太陽の丘ではSatomiさんのお友だちがMutsukoさんがガンガン掘っています。Ichibaさんの姿も見えます。あまりに大物すぎるタケノコはTaniguchiさんに応援を頼みました。

 今日の分配も山分けです。MotomeさんとMitsukoさんが手際よく仕分けてくれます。良品も大物もたくさん出たので、自由にお持ち帰りの品も籠いっぱいです。来週も頑張りましょう!


〔三菱労組と合同こらさ竹林西側整備編〕 Araki

 三菱労組と合同で「こらさ竹林西側(三菱労組管理区域)」を主体に枯れ竹・倒れ竹等の伐採と急斜面からの引出し・玉切り・枝付き穂先の移動と玉切り竹等の整理(後日、竹炭製造業者引取り)・焼却等々竹林整備活動を労組側17名・竹の学校3名合計20名で実施し怪我も無く無事に完了しました。

 労組側参加者の若い力により「こらさ竹林西側」バス通り面はお陰様で枯れ竹も無くなりスッキリしました。
 「竹の学校側3名」は老体にムチを打ちながら、若い方々に引っ張られての作業でしたがお陰様でスッキリ綺麗になりました。
 Serataさん・Takahashiさんお疲れさまでした、応援有難う御座いました。

 最後の「お楽しみタケノコ掘りタイム」は皆様方は慣れない作業で悪戦苦闘されていましたが、沢山の大物タケノコ・鶏冠部分が黄色タケノコ等が採掘出来てお持帰りいただき、ご賞味でご満足いただけたと想っています。
 今後も若いお力での整備活動を継続していただけることを念じながら解散しました。

 尚、こらさ竹林内西側から北側の体育館側まで「新タケノコ」が大きく顔を出していました。放置すると伐採労力が何倍もの重労働になることが懸念されますので、大きく伸びきらない約1ヶ月以内に倒しに行きましょう。


〔明神前竹林編〕 Inaoka

 タケノコさんの掘り残し(特に3人で掘り続けている明神前竹林)が出始めているので、タケノコ掘りに注力したいところですが、冒頭の通り今日は我慢です。

 そんな訳で、美人のエコツアーさんのサポートをSatomiさんとMakiさんにお任せして、今日は早々に直行組の待つ明神前竹林に移動しました。
 こちらは既に数㎝頭を出した鶏冠の緑の黒皮多恵のタケノコさんが目立ちますが、先ずは大きくて、鶏冠が黄色い美味しそうなタケノコさんを重点に掘りました。前回の様にArakiさんの先行周囲堀りのサポートが無いので、3人では中々収穫が上がりません。

 それでも中間集荷も無しで掘り続け(休憩はあり)、収穫量は本日の両竹林収穫量約190kgの半分近い90kgとなりました。山分けは5kg/人ありましたが、頒布は14箱にとどまったので良品率は50%を下回っています。

 タケノコさんは出ていますが、まだ4/10なのに何となく終わりが近づいているような・・・。不吉なことを言わないで、頑張って掘りましょう。


〔NHKプレミアム撮影隊編 4/10(土)14:00~17:00、4/11(日〕9:00~12:00〕 Inaoka

 2日前に突然アポイントの連絡があり、今日の午後、東京からNHKプレミアム撮影隊がお見えになることになりました。タケノコの写真が撮れなくなってはと、まん延防止等特別処置が12日(月)からということもあってか、慌ただしく決まったようです。
 午後からNHKプレミアム関係のお二人がお見えになり、撮影ポイントと内容を決めるため、打ち合わせと現地を案内しました。撮影隊と言ってもディレクターさんとカメラマンさんのお二人です。そういえば2019年に添田さん(ディレクター)が何度か来られた時もドローン撮影時以外は、カメラマン兼任でお一人で見えましたっけ・・・。
 今回のストーリーが決まっている訳ではないとのでしたが、タケノコさんの伸びている様子や、竹林とキツネ等の野生の動物との共存などがテーマのようです。

 A竹林を1周、B竹林のキツネの横穴、明神前竹林を観た後、園児の散歩コースの畦道を通って寂照院へ立ち寄りました。
 途中で藤下さんがタケノコを掘っていたので、その様子を見て貰おうと竹林に入れて頂きましたが、中掘りになったらいやだからと掘って貰えませんでした。ついでに「昔はシャイだったけど今はTVにはでーへん。」と撮影もやんわりお断りされました。目論見は外れましたが、竹林の歴史とタケノコについて長い間お話し頂きました。
 明神前竹林を畦道から見た風景がお気に入りの様でした。京都新聞に載ったあの写真のアングルです。寂照院では偶然にご住職とお会いすることができました。撮影は自由にということでしたが、タケノコ発祥の地の言われから、弘法大使以前に出来た宗派に属さない寺院であることやこの地区のお寺の歴史まで延々と何も見ず、お話されましたので、カメラマンさんの狙いであるキツネが巣穴に帰って来る夕方までにカメラを設置出来なくなるので、失礼してカメラ機材を車に取りに戻りました。

 明日の撮影時間と場所を打ち合わせてお別れしたあと、翌日の朝まで撮影のための調査をされた様です。


〇日記の作成が遅れているのを良いことに、ここからは翌日(4/11)の撮影の様子を追記しました。

 翌日は日曜日ですので、普段は人の少ない竹林に家族総出でタケノコ掘りをしていました。道路に失礼ながらあまりお上手でない運転で車を停めようと混雑していました。年に一度の遠方の親族が帰省してきてのタケノコ掘りなのでしょうね。

 竹林に着くと、朝早くからタケノコを探していたとのことで、「こことそちらに3ヶ所程タケノコが出ているので、掘って下さい。」と早く撮影をしたい気持ちが伝わってきます。カメラの固定位置(背景が重要とこだわられていました)を決めるためだそうです。撮影を始めてから、タケノコさんがホリで突き出されてくる方向も希望があった様ですが、私には無理なものは無理です。「そんな方向に上がるのか。」といいながらカメラの位置を修正されます。そんなわけで、1本掘るのに時間を掛けて撮影しました。
 カゴの中に山盛りに収穫タケノコを入れて撮りたいとの所望のため、Kimikoさんにも協力して掘って貰いました。こんなこともあろうかと発見名人のKimikoさんに立ち会って頂いていました。さらにカゴからはみ出すようにご所望されましたので、Azumaさんちの畳を小さく切ったのを見つけて、その畳で上げ底にしました(ナイショです)。

 番組名もサブタイトルも放映日も分かりませんので、TV放送を見てのお楽しみとなります。

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【本日の竹林風景】 ~Inaoka

 今日もMakiさんの写真がメインです。Makiギャラリーもあります。
 こらさ竹林整備はArakiさんの提供です。

・エコツアーさんの竹林講座
・エコツアーさんのタケノコ掘りです

・乙女の丘のタケノコ掘り風景です

・太陽の丘です
・集会場の休憩時間風景です



・明神前竹林の順調に伸びる親竹と記念写真
・分配名人さんの分配風景

・相変わらずの「ご自由にお持ち帰り品」と分配品の山です

・三菱労組と合同竹林整備挨拶
・三菱労組と合同竹林整備終了記念写真


〔ここからはMakiギャラリーです〕


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