624.読売新聞オンライン 2024年6月5日
吉野川河川敷の竹林、切って持ち帰って
…日曜大工やチップ加工に活用可能と国交省募集
6/5(水) 0:39配信
伐採対象の吉野川沿いの竹林。うっそうと茂り、中は真っ暗
(五條市で)(読売新聞)
国土交通省は、奈良県五條市の吉野川(紀の川)河川敷に生い茂る竹林を伐採して持ち帰る人や団体を募集している。増水時に流れを妨げたり、ゴミの不法投棄を招いたりする恐れがあるためで、伐採期間は7月31日~9月30日。伐採整備には多額の処分費用が必要で、節約と有効活用の一石二鳥を狙う。
対象地は五條市野原西の1・7ヘクタール。ほとんどがマダケの放置林で、対岸が見通せないほどうっそうと茂っている。竹材は日曜大工やチップ加工などで需要があると見込み、採取は1本でもかまわない。
吉野川沿いの河川敷では、五條市から下流を管理する和歌山河川国道事務所が、繁茂した雑木や竹林などを伐採している。放っておくと、増水時に流されて被害を拡大させるほか、視界が悪くなるためゴミが捨てられやすくなるという。
昨年、同事務所が和歌山県紀の川市の3000平方メートルで竹林を切った際は、処分や運搬などで約900万円かかった。
担当者は「暮らしに欠かせない川を守るためにもたくさん切り出してほしい。どんなニーズがあるかも調査したい」と話している。
6月17日までに、同事務所のホームページにある所定の用紙で申し込む。近くまで車で乗り付けられ、堤防の進入路にある車止めの鍵は事前に貸す。問い合わせは同事務所(073・402・0267)。
最終更新:6/5(水) 0:39 読売新聞オンライン