816.KKB鹿児島放送 2025年04月02日
異変!タケノコの不作 3つの理由とは 鹿児島県
4/2(水) 20:18配信
日置市にある道の駅「チェスト館」。旬のものが揃うこの物産館である異変が起きています。
●記者
「春を告げる野菜、タケノコですが、店頭にその姿はありません。仕入れ自体も減ってきていると言います」
例年ならこの時期棚に山積みになるはずのタケノコですが、4月になってもほとんど入っていません
(買い物客)
「きょうも見に来たんだけど全然ないから。タケノコの代わりになるものあるっけ?」
(買い物客)
「きょうも求めて回った。1本だけ売っていましたけど、(値段が)高いので」
チェスト館では先月のタケノコの出荷量が去年の1割程度だったといいます。
●チェスト館富永正弘・店長
「桜の花が咲くころは、一日40~50本あるんですけども、(今は)あっても10本ぐらいというような状況。数が出てきていないものですから、値段的には例年より高いですね」
この時期に収穫がピークを迎えるタケノコ、現場で一体何が起きているのでしょう。
●生産者 田中勇一さん
「ここはおととい掘って、中一日空けた所で、時期になったのか朝来てみたらあちこちにタケノコが出てきているのがわかりますので」
阿久根市鶴川内、春先になるとタケノコ農家は収穫作業で朝から大忙しです。ここ数日、雨が降ったこともあって地面のあちこちからタケノコが顔を出しています。まさに「雨後のタケノコ」。
●生産者 田中勇一さん
「(タケノコに鍬を下ろして)あ、よかったかなぁ。これが今の時期の一番おいしそうな。黄色い黄金色で、実を見る限り柔らかそうないいタケノコ」
先週末ごろようやく収穫のピークを迎えたものの、例年よりもだいぶ生育が遅いといいます。理由のひとつは「裏年」。
タケノコには収穫量の多い「表年」と少ない「裏年」があり、今年は「裏年」にあたります。ただ今年は通常の裏年よりさらに4割ほど収穫が減っています。そのわけはー
●生産者 田中勇一さん
「去年の12月以降、非常に寒かったことと、雨が少なかった。地面の中の温度・地温とか、雨によってタケノコは成長しますので、タケノコの生育環境としては良くなかった」
相次ぐ寒波とさらに雨が少なかった影響が考えられ、収穫量だけでなくサイズも小ぶりなものが目立つそうです。
ただ、JA鹿児島いずみによりますと今後は収穫が進み、徐々に価格は落ち着いてくる見込みだということです。
最終更新:4/2(水) 20:18 KKB鹿児島放送