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059 竹林日記   「茨木高校生の竹取り日」 

 2018.07.12(木) 稲岡利春

 

 竹林日記  「茨木高校生の竹取り日」  2018・07・12(木) 曇り

参加者:東、荒木、稲岡、梶原、きみこ、ことえ、世良田、
    下村、高橋、中村、野本、まき、みちこ 〔計 13名〕
応援者:石田ファーム 石田さん
    環境の都づくり会議 渡辺さん、湯川さん、野口さん、小倉さん
    長岡京市役所農林振興課 新井さん、中村さん 
    長岡京市役所自治振興室 鈴木さん     〔計 8名〕
茨木高校:担当教員 8名、執行部員 9名、一般生徒 72名 〔計 89名〕  〔総計 110名〕


 今日は、恒例行事となった茨木高校生の竹の伐採日です。高校は必要な竹が入手出来、竹の学校は伐採した竹の大口処理(活用)が出来、双方にメリットがあります。放置竹林という環境問題と、その竹林整備ボランティア活動に関心を持って貰い、社会人になってボランティアに参加して頂ければ、ということで、市役所さん、石田ファームさん、環境の都づくり会議さんも参加頂くことができて、今年で3回目になりました。
 高校生は毎年若返るので良いですが、竹の学校の主力メンバーは確実に3年歳を取りました。あと何年続けられるかは分りませんが、良い関係を続けて行きたいと思います。

 前日までの30℃超えの暑い日から、今日は曇り空で、風があると少しは爽やかな感じがしますが、それでも作業をすると汗びっしょりです。

 生徒さんですので、午前中の授業の後、茨木から出てこられますので、どうしても14時頃からのスタートとなります。
 竹の学校の伐採スタッフは13時に集合することになっていましたが、早出組さんは午前中に道具類をA竹林からこらさ竹林に運んで頂きました。結局、直接こらさ竹林に集合することになりました。13時過ぎには、竹の学校のスタッフ、伐採の指導応援を頂けることになった石田ファームさん、環境の都づくり会議さん、長岡京市役所農林振興課と自治振興室の皆様もお見えになり、担当と作業内容のミーティングをして、受入準備完了しました。農林振興課さんには生徒さん用のヘルメットとノコギリを準備して頂きました。

 14時前に車で移動の先生方が到着後、生徒さん達が到着、10グループに分かれて作業に入りました。
 体育祭用に直径13cm×長さ4mの竹200本と団旗用の竿9本が必要とのことで、これらを提供します。今回もせっかくの機会ですので、ノコギリの使い方の習熟のために、あらかじめ2~3本準備したおいた、伐って倒したままの竹の玉切りと枝掃いをしました。
 玉切り竹は作業道路脇に集積、穂先と枝は焼却場に運びます。
 トラック到着後、この4m玉切り竹と、竹の学校で150本程度準備していた玉切り竹と一緒に、トラックに積み込むため集積場に運びました。3年目ということで、引き継ぎが出来ているのか、自主的に多人数をバックにバケツリレー式で運んでいました。

 トラックへの積み込みはスムーズに終了したので、私のグループと石田ファームさんのグループは共同で、1本ですが竹の伐採を体験して貰いました。受け口を作って伐り、ロープコントロールで倒すセオリー通りの手順です。それでも、伐った竹が隣の竹と枝が絡んで倒れず、石田さんと2人で引きずり出してようやく倒れました。伐るだけでは倒れない竹の伐採の大変さを実感して貰えたようです。
 最後に、作業道脇に置かれた余剰の玉切り竹や伐採古竹を焼却場に運ぶ、体力のいる作業をして頂いたので、こらさ竹林の整備が随分楽になりました。ありがとうございました。


 無事16時過ぎにケガやトラブルもなく作業を終了できました。皆様、お疲れ様でした。
 石田ファームさん、環境の都づくり会議さん、長岡京市役所農林振興課・自治振興室の皆様、ご協力ありがとうございました。来年からは、茨木高校を含め学校関係の伐採ボランティア活動について、市役所さんが窓口になって頂くことになりますが、変わらぬ支援をお願いします。

 茨木高校生、応援の皆様が帰られた後、穂先や伐採竹の焼却後の消火や持ち込んだ道具類をを片付け、A竹林に戻しました。竹の学校の皆様、お疲れ様でした。特に早出組の皆様は、ゆっくり休養下さい。
 稲岡も疲れて(多分、汗を出し過ぎたせい)、HPの当日の更新が出来ませんでした。


                   稲岡利春


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【本日の竹林風景】 ~Maki、Inaoka

 今日は稲岡が作業グループに入ってしまったので、写真撮影はまきさんにお願いしました。

・広場で初めのミーティングです
・ヘルメットとノコギリの支給です

・竹の学校本部テントです
・各グループで作業が始まりました




・広場で山のように積まれた穂先の焼却です
・玉切り竹運びです


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