851.南信州新聞 2025年04月19日
   タケノコ狩りの受け入れ開始 竹林2園で収穫体験提供【長野県豊丘村】

4/19(土) 7:50配信 

タケノコ狩りを楽しむ来園者(南信州新聞)
 長野県豊丘村の「タケノコ狩り」の受け入れが18日に始まった。初日は県内外から3組11人が訪れ、竹林での収穫体験を楽しんだ。河野地区の「経竹園」と「天井山」の2園で時間を分けて受け入れ、村観光協会が5月2日分まで予約を受け付けている。協会によると、土、日、祝日の午前中分は予約が埋まっている。

 「経竹園」は約100アールの竹林で、荒廃した梅畑を整備して2005年に観光農園として開園した。園主の久保田弘司さん(79)によると、ことしの生育状況は例年並みで、この日の園内ではあちこちにタケノコが頭を出していた。「まだ小さな物が多い。もう数日もたてば、どんどん大きくなると思う」とした。
 山梨県から家族ら4人で訪れた女性(59)は、同村でのタケノコ狩りは3回目という。慣れた手つきでクワを使って収穫し、「静かな竹林の中、日常から離れて気分転換ができる。タケノコは柔らかくてとてもおいしい」と魅力を語り、「ことしも食べるのが楽しみ」と笑顔を見せた。
 入園料は中学生以上1人300円。収穫代金は1キロあたり500円。実施日の3日前までに予約が必要。問い合わせ、申し込みは同協会(電話0265・49・3395)へ。
4/19(土) 7:50配信 南信州新聞