879.伊勢新聞 2025年05月04日
タケノコ掘りに汗 春の味覚を求め家族連れ 三重
5/4(日) 8:02配信
【くわを使ってタケノコを収穫する参加者=紀北町大原の竹林で】
【北牟婁郡】三重県紀北町の米農家谷芳示さん(49)が3日、同町大原に所有する竹林でタケノコ掘りの催しを開いた。町内外から訪れた家族連れら約15人が、春の味覚を求めて収穫に汗を流した。
タケノコ掘りは竹林整備の一環で、初開催。谷さんが掘り方やおいしいタケノコの見分け方を説明した後、参加者らは地面から少し出たタケノコを探し回り、くわで丁寧に土を掘り起こした。
町内から家族5人で参加した三浦小1年の中津畑朝丸さん(6つ)は「顔より大きいタケノコを収穫できた」と笑顔。約30分で6本を収穫し、持ち帰ったタケノコは炊き込みご飯にするという。
谷さんは「例年は4月下旬までに知人と一緒に収穫してしまう。収穫作業を通じて自給自足を体験し、作物のありがたみを感じてもらえたらうれしい」と話していた。
5/4(日) 8:02配信 伊勢新聞